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岡田副総理“国民に理解不能”
6月22日 23時43分

岡田副総理“国民に理解不能”
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岡田副総理は記者会見で、民主党の小沢元代表らが消費税率引き上げ法案の衆議院での採決で反対したうえで離党することも検討する考えを示したことについて、「国民からみると理解不能だ」と述べ、小沢氏らの対応を批判しました。

この中で岡田副総理は、小沢元代表の動きについて、「国民からみると理解不能だ。党内で選んだトップが『政治生命をかける』と言ってるわけだから、それを懸命に支えるのが本来の組織のあるべき姿だ」と述べました。
そして「小沢氏は『マニフェストを何も実現していない』と言うが、マニフェストの大きな項目だったガソリン税などの暫定税率の廃止を『国民の声だ』と言ってやめたのは、当時の小沢幹事長だ」と批判しました。
さらに岡田副総理は、平成5年に小沢氏らと自民党を離党した際の経緯に触れ、「政治改革を何としても成し遂げたいという思いがあり、国民もその大義を受け止めていた。今回は何のための離党かということを、1人1人考えてほしい」と述べ、小沢氏に同調する議員の動きをけん制しました。

樽床氏“まとまる方向に努力”

民主党の樽床幹事長代行は記者会見で、「消費税率引き上げ法案などは、来週26日に採決を行うという方向であらかた調っていると報告を受けている。それまで週末もあるので、党がまとまって歩んでいくことができる方向に向けて、全力で努力していきたい」と述べました。

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