東日本大震災で被災した農家を支援するため育てられ、去年、初めて収穫された綿がタオルなどの商品となって23日から大阪で販売されています。
「東北コットン」のタグが縫いつけられたタオルやストールが高島屋大阪店の店頭に並びました。
東北コットンプロジェクトは塩分を含んだ土地でも育つ綿を使い被災地の農家と産業を復興させようというもので、大阪の紡績会社などが中心となって商品化を進めてきました。
去年は、綿畑が台風で浸水するなどの影響で、わずか80キログラムの収穫量でしたが、海外の綿と混合することで商品化にこぎつけました。
「すごくやわらかくていい感じです」(来店者)
今年は栽培面積を6倍に広げ、いずれは100%東北の綿で商品が作れるようにしていくということです。 (06/23 12:20)
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