福島沖の魚介36種出荷停止 再開後押し、他は規制せず東京電力福島第1原発事故後、福島県で全面的に自粛されていた漁業に一部再開の動きがあることを受け、政府は22日、今年1月以降の検査で国の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された36種の魚介類の出荷停止を福島県に指示した。 厚生労働省の担当者は「36種以外は現時点で出荷を規制する必要はないと考えており、漁業再開に向けた環境整備の一つ」と説明している。 厚労省によると、出荷停止の対象はマダラやマガレイ、ヒラメ、キタムラサキウニなど。 福島県と関係漁協は昨年3月15日以降、漁獲を全面自粛している。 【共同通信】
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