コンビニも自動車も無い時代、人々はどんな旅を楽しんでいたのでしょうか。お笑いコンビ・江戸むらさきの二人が「弥次さん・喜多さん」になりきって日本橋を出発、静岡、愛知、三重と巡り伊勢神宮を目指します。険しい峠道や関所の取り調べを経て西へ向かった二人は、芭蕉も泊まった宿で秘蔵の逸品を拝見、さらに艶やかな着物に身を包んだ美女たちに出会います。そのほか、桑名伝統の刀鍛冶、大歓楽街・古市など見所盛りだくさん。
江戸むらさき
野村浩二さん・磯山良司さん
(お笑いタレント)
【ナレーション】
黒崎めぐみ(NHK名古屋放送局アナウンサー)
静岡県 苦あれば楽あり
●東海道の『どまん中』 袋井
東海道にあった宿場の順序で、ちょうど真ん中にあった袋井。茶屋で街道歩き 『たまごふわふわ』を食べる。
★出演者
高橋信夫さん (たまごふわふわを作ってくれたお店のご主人)
★居酒屋 どまん中
番組では特別に日中おうかがいしましたが、普段は居酒屋さんとして夕方以降営業しています。住所 |
静岡県袋井市袋井314-6 |
電話番号 |
TEL 0538-43-8858 |
備考 |
営業時間 17:00〜24:00 定休日 月曜日 |
●いざ関所越え 新居関所
新居にやってきた二人は、『新居関所』で役人からの取り調べを体験する。
★出演者名
杉浦政雄さん(新居宿史跡案内人の会)
新居宿史跡案内人の会の皆様
★新居関所
住所 |
静岡県湖西市新居町新居1227 |
電話番号 |
TEL 053-594-3615 |
アクセス |
JR新居町駅より徒歩10分 |
備考 |
営業時間 09:00〜16:30 |
愛知県 街道で見つけた江戸の宝
●かつて東海道有数の歓楽街として賑わった「赤坂」では、松尾芭蕉も泊まったという旅館を紹介。
350年前の創業以来、天井のはりに載せられているという米俵の中身は?
★出演者
案内役:青木一洋さん(あおき・かずひろ 大橋屋主人)
★取材先
住所 |
愛知県豊川市赤坂町紅里127番地 |
電話番号 |
TEL 0533-87-2450 |
●知立宿と鳴海宿の間にある「有松」では、400年の伝統を誇る「有松絞り」の着物をご紹介します。
★出演者
竹田嘉兵衛さん(たけだ・かへい 有松絞店 店主)
有松絞り小町の皆さん
★有松・鳴海絞会館
住所 |
名古屋市緑区有松3008番地 |
電話番号 |
TEL 052-621-0111 |
三重県 受け継がれる江戸の「うまし」
●桑名の「うまし」を求めて、かつて有名な日本刀「村正」を生み、現在日用品に活かされているという刃物づくりの技を体験しました。
★日本刀「村正」の所蔵先 「多度大社」
住所 |
三重県桑名市多度町多度1681 |
電話番号 |
TEL 0594-48-2037 |
備考 |
5/4・5、1/1〜1/4の期間のみ 宝物殿にて展示(その他の日は閉館) |
★江戸むらさきが訪れた刃物店 「廣房打(ひろふさうち)刃物店」
住所 |
三重県桑名市鍛冶町54 |
電話番号 |
TEL 0594-22-1623 |
備考 |
営業時間AM7:30〜PM7:30 月曜定休 |
●弥次さん喜多さんが伊勢神宮より先に訪れたという、かつての大歓楽街・古市の町へ。
伊勢参りの旅人のために利益を還元していたという、古市のおもてなしのの心を知った後、各地の音頭の原型になったという「伊勢音頭」を堪能しました。
★古市の歴史案内をしてくれた 皇學館大学 岡田芳幸(よしゆき)教授(神道博物館学芸員も兼任)
★江戸むらさきが訪れた、古市の旅館 「麻吉旅館」(あさきちりょかん)
住所 |
三重県伊勢市中之町109 |
電話番号 |
TEL 0596-22-4101 |
備考 |
※旅館として営業しています。詳しくはお電話でお問い合わせください。 |
★江戸むらさきが出会った、伊勢音頭を披露してくださった皆さん 「伊勢音頭の会」
住所 |
三重県伊勢市宮後1-8-7(畑肛門医院 内) |
電話番号 |
TEL 0596-28-2260 |
備考 |
※稽古日 毎週水曜19:30〜21:00 見学希望の方は事前にお電話のこと。 |
Q:古市は現在も歓楽街(妓楼(ぎろう)の集まる町)なのですか?
A:現在は当時の妓楼はなくなり、唯一残った「麻吉旅館」も純粋な旅館として営業されています。
番組では、当時の風情を体験するため、「伊勢音頭の会」のご協力を得て、当時の宴会の再現を演出しました。
★江戸むらさきが番組最後に訪れた 「伊勢神宮内宮」(宇治橋前)
住所 |
三重県伊勢市宇治館1 |
電話番号 |
TEL 0596-24-1111
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