なでしこ米国戦惨敗は〝想定内〟
2012年06月23日 12時00分
なでしこジャパンは3か国対抗「スウェーデン招待」の米国戦(18日)で1―4の惨敗を喫した。五輪前哨戦で大きな不安を露呈したが、なでしこリーグ関係者は意外にも楽観的だ。
あるクラブの監督は「佐々木さんはどう見てもテストに徹しているとしか思えなかった。ズタズタにされた守備陣も想定内だろうし、沢(穂希、33=INAC神戸)の起用もそう。いきなり4―1―4―1をやると言っているくらいだし、今回は勝負は度外視なんじゃないかな」と佐々木則夫監督(54)の胸の内を推測。
それを踏まえたうえで「まだマジックはあるはず。ポイントは大野だろう」。FW大野忍(28=INAC神戸)をキープレーヤーにして、立て直しを図ると見ている。
大野はなでしこジャパンで主に右サイドを任されているが、今回は4―1―4―1にシステム変更した時も含め、中での起用が増えてきた。
INACと同じ起用法となったことで大野も「阪口(夢穂、24=日テレ)や(宮間)あや(27=岡山)にも『新しいシステムはハマると絶対面白いから』って言っている」と攻撃面の再編に意欲的だ。
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