山川は引退まで他力本願
2012年06月23日 12時00分
大日本プロレスの山川竜司(42)が、他力本願での終焉を予告した。
大日本7・15札幌大会での引退試合を控える山川はWNC6月シリーズ(23日大阪ミナミムーブ・オンアリーナ、24日山梨・石和温泉)に出場。22日、新宿大会では大日本時代の同期・TAJIRIとタッグを組み、伊東竜二、石川晋也組と対戦した。
19日、TAJIRIと久々に顔を合わせ、そのままWNCの会見に出席。TAJIRIから「引退理由が分からない」と尋ねられた。TAJIRIとは気心が知れた仲だけに、山川は「野心がなくなった。野心がなくなると気力も。体力も下がるし…」と正直に告白した。孤軍奮闘を強いられそうなTAJIRIは「頼むよ~」と嘆き節。すると山川は「TAJIRIさんにオンブに抱っこ」と、人ごとのように全責任を親友に背負わせた。
まるで抜け殻の山川だが、かつては「ミスター大日本」と呼ばれ、海外の総合格闘技にまで参戦した武闘派だ。ところが、伊東に「勘弁してくれという技で送り出す」と告げられると「土下座します。そして丸め込めれば」と姑息な戦術まで明かした。人を食った態度も山川流といえるが、果たしてこの男はどんな花道を歩くのか…。
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