武藤&天コジ早くも空中分解?
2012年06月23日 12時00分
新日本プロレスと全日本プロレスの創立40周年記念合同興行(7月1日、東京・両国国技館)の全対戦カードが発表された。だが、新日プロの天山広吉(41)、小島聡(41)とトリオを結成する全日会長・武藤敬司(49)が早くも空中分解を示唆。様々な思惑が交錯した。
天コジと12年半ぶりにタッグを組む武藤は矢野通、飯塚高史、石井智宏組と激突する。
昨年8月の「ALL TOGETHER」で矢野、飯塚組とは東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞のベストバウトを獲得(パートナーは小橋建太)。鉄人との月面水爆競演で魅了した武藤は「小島も昔、ムーンサルトやってたんだよな。ちょっとハッパをかけて3競演をかけたい」と底意地悪く超難題を突きつけた。
小島は2010年5月に当時武藤が社長だった全日プロを退団。のちに新日プロへ再入団した。武藤は「こっちは気にしてない」としながらも「向こうは分からない。全日本にいたら、俺に勝てないと思って新日本に行ったんだから。そもそも今日だって小島もここに来ると思ったらいない。これ、ボイコットだろ!? なんで俺一人だけなんだよ」と、かつての弟分を裏切り者扱いする始末だった。
こんな状況でチームの意思疎通が図れるかは、甚だ疑問だ。「小島にジェラシーはあるだろうけど、俺にとってはそんなもんハナクソみてえなもんだ。最終的に新日本に戻って、かけてきた部分はあるだろうから、俺には負けたくないだろうな。アイツ次第だよ」。両団体にとって特別な一日となる両国決戦。トリプルメーンを飾る豪華6人タッグ戦は波乱含みだ。
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