2012-04-19 10:34:34
ニース世界選手権観戦記(2)
テーマ:海外観戦レポ
※国別前にUPした後、追記したいことが出てきたので、加筆・修正しました。
赤文字が追加部分です。良ければ再読下さい。
ひ~、もう今日から国別じゃないですか!
というわけで、出かける前にUPしていきます。
2日目(男子予選組練習、男子ダイレクト組練習、アイスダンス予選)

朝からファンサービス旺盛なミーシャ君
この日は朝からプラクティスリンクの男子予選組の公式練習を見に行ってきました。
といっても、観たのは第4グループのみで
その後はシャガール美術館に行ってしまったんですが…。
プラクティスリンクはメイン会場と道路1本隔てたすぐ側にあり
非常に便利でした。

この一見すると複合商業施設かパーキングのような建物の5階にあります。
そして狭くてボロくて数が少ないエレベーターは、選手兼用で
たまに練習帰り(往き)の選手とかち合いました。
この日はコーチとなにやらお喋り中のカルーザ君とスレ違った気がします。

内観
プラクティスの方も、メインリンク同様、わりとボロ…
味わい深き雰囲気のある施設です。
建物自体は古いですが、割合立派な客席がロングジャッジ逆側のみ設けられています。

リンクの3方が全面ガラス張りになっていて、ニースの美しい建物や
柔らかな日差しが覗いて、客にとってはとてもいい雰囲気のリンクなんですが
選手にとってはどうだったか…。
客席前方はメインリンクと違い、かなり冷え冷えでしたが
選手からしたら日差しが眩しかったり暑かったりしたのかも?
客席上段から観た風景

この日はガラガラでしたが、本戦が近くなると見物客の数もかなり増え
あえて上の席でまったり見物する方も結構いました。
これくらいの距離の方が動き自体は良く見えますよね。
手作り感満載のチラシ (とっくに終わってるし)

客席を上がりきった所にも細い通路があって、そこで軽い走り込みやストレッチ
をしてる選手も結構いました。(主にジュベールとかジュベールとか)
ちなみにその最上段の通路から軽食スペースを挟んだ向こう側を覗くと

室内プールがあります。
アイスリンクとまったく同じスペース・大きさで、まるで対のように存在してました。
しかし、すぐ側にはタオルケットなしでは堪えるくらい冷えたリンクがあるのに
その隣は温かい温水プールとか…なんかシュールでした…。
この時の公式練習は主にナン・ソン君(中国)とミーシャ・G君ぐらいしか
記憶に残ってません。
ナン・ソン君は調子を徐々に上げてきて、この日は4-3コンビネーションも
1~2回決めてました。あとは3Aを重点的に。
曲がけはSPをほぼフル。ほぼパーフェクト。4-3が多分4-2だったような…。

しかし、ナン・ソン君、昨日は客席とリンクに距離があったので
気付きませんでしたが、こうして見ると随分痩せた気が…。
頬もコケたし、白いウェアなのに細くみえるし。
1月から続く体調不良から、まだ復調しきってないのかもしれません。

ファンレターには「世锦赛什么都不要考虑,请为自己而滑吧
(ワールドは(枠取りとか考えず)自分のために滑って下さい!)」
と書きましたが、実際どうにかしないと、来季困るのは彼自身なので
難しいとこです。

加油!二哥 (と、中国のスケオタの間では呼ばれているナン・ソン君)
難しいといえばミーシャ・G君も。

彼も直前までビザ問題でバタバタしていた上に
予選組のため、実質3回も滑らなければならず
ピーキングが大変だったんじゃないかと思います。
どうせ来たなら最後のグループまで観ておきたかったんですが
今日を逃すと今後シャガール美術館に行ってるヒマがなさそうだったので
あきらめて、そちらに向かうことに。
そしてトラム乗り場に向かう途中、またもやカルーザ君と遭遇してしまったのですが
(私のニース滞在期間・選手遭遇率(上半期)No.1は間違いなく彼です)
思い切って「私、4大陸行きました。あなたのステップすごかったです!」
と話しかけたところ、とても好意的な笑顔、かつクレバーな口調の
返事を返してくれました。
ウワサでは親日で日本語勉強中と聞いていたカルーザ君ですが
「SPはちょっと失敗あったけど(ここで、タハー!という笑顔)FSは本当に完璧でしたよ!」
と言う私に
「ありがとう!(日本語) sdhj¥fgodh;fdlふkl;(英語) そうですね(日本語)
fgsdkl:hぐだ;sg:7sddfhて(英語) がんばります!(日本語)」
と、やたらナチュラルに日本語を織り交ぜてくるあたり
彼の親日っぷりは本物だと思いました。(そして多分本当に頭が良い…)
カルーザ君と別れた後はトラムで5駅先のマセナ駅まで行き
その近くにあったバス停から22番線でシャガール美術館へ向かいました。
地図を見ると、ニースの主な観光地より少し離れた場所にあるようですが
マセナ駅からも5駅程度だったので、そんなに掛からないだろうと
高をくくってたんですが…。
乗る路線はあってたんですが、バスの進行方向を間違えました…。(あるある!)
間違えたら間違えたで、さっさと気付いて降りれば良かったんですが
方向音痴の私は、まだかな?まだかな?と思いつつも、30分も乗り続けてしまいました…。
そして高台のいかにも高級住宅街といった風情のどこだか解らない場所で
ようやく間違えことに気付き、また30分かけて戻るハメになったのでした…。
(超絶快晴で、高台ゆえ見晴らし抜群だったのがせめてもの救いです…)
というワケで辿り着くまでに無駄に時間がかかったシャガール美術館

美術館もだけど、併設の庭園もなかなか素敵です。
若いグループが何人かピクニックよろしく寛いでました。
オープンテラスのカフェもあります(行けば良かった)
エントランスの年表パネル

そう広い施設ではないのですが、自然光を意識した作りの美術館なので
晴れた日に行くと尚更気持ちいいです。

「人類創造」
館内はノーフラッシュなら撮影OK。
おまけに日本語音声ガイドも無料で貸し出してくれるし
客の入りもストレスにならない程度の入りで、ゆっくり鑑賞することができました。

コンサートホールに描かれた「天地創造」のステンドグラス
感想としては、子供の頃はガチャガチャした楽しげな絵だと思っていた
シャガールの絵が、実はかなり宗教色が強い物だと知って
無宗教者の自分的にはそれがちょっと、重く感じました。
宗教画と言っても、聖書の1シーンを切り取った物やキリストの周りを
天使が舞ってるようなありがちな物なら逆に気にならないんですが
基本的には受難のユダヤ人目線で描かれてますからね…。
しかし細かい音声ガイドには助かりました。
思ったより早く見終ってしまったので、時間的には微妙だったのですが
せっかくなので、近場のマティス美術館にも足を伸ばしてみることにしました。
マティス美術館はシャガール美術館最寄のバス停より、同じ路線で
更に5駅ほど先(つまり更に高台)の場所にあります。
時間のある方は、是非そちらも併せて足を運ぶことをお勧めします。
緑がいっぱいで、地元の中高年がゲートボールをしてるような
のどかな公園(メリーゴーランドまである)の一角にありました。

マティス美術館

小洒落た雰囲気の洋館です。
シャガール美術館と違い、こちらは完全無料ですが、なかなかの充実度でした。
さすがは観光地ニース。太っ腹…。

いかにも「マティス」な静物画

実際絵画で描かれた椅子。
お客さんも平日の昼にかかわらず、そこそこいました。
落書きのようなデッサン画が味があって好きでした。

美術館の裏は古代の浴場の遺跡なんて物がさりげなく存在しており
ライダーが日向ぼっこしてました(笑)
さすがはニース…。
ここでもう少しゆっくり鑑賞しても良かったのですが
実はこの日、初めて去年の中国杯で買ったPUDARAのパンプス(12/28日記参照)
を下ろしたんですが、旅先で新しい靴を下ろすという愚行を犯したため
2つの美術館をハシゴしてるうちに、足が…!足が!結構ツラい状態に…。
また、往きに何十分もロスしたせいで、16時10分からの男子公式練習(ダイレクト組)
まで以外と余裕がなくなってきたので、帰ることにしました。
とはいえ、バスもすぐ来たし、降りる場所も解ってるし
この時点では公式練習にも十分間に合うはずだったのですが…
降りる場所を間違えました。
しかも同じ路線のバス停をどうしても見つけられず
やむ負えず、遠回りになるものの、一旦ニース鉄道駅まで戻ることに。
そして昨日と同じように鉄道駅からトラムに乗り換え、そこから
7~8駅(10分強)も乗ってれば、無事会場最寄駅に着くハズだったんですが…
ピー!ピー!はい、ここから立ち入り禁止!
ほら、どいたどいた!ダメダメ!通り抜け禁止!あっち行った!
(By警官)
問答無用に貼られたバーケード、有無を言わさず、無愛想に歩行者を追いかえす警官達。
そして遠くに見えるあきらかに無人で動く気配もないトラム。
…ま、まさかコレは…。
システム故障で、トラム上下全線不通に…
ちなみにこの時点ですぐトラムに乗っても、公式練習にはギリギリ
間に合うかどうか…。よりによってなんでこんな時に?と思いつつ
仕方ないので、鉄道駅から会場まで、延々歩きました…。
道なりは単純なので、迷うことはありませんでしたが
たっぷり30分強かかりました。汗もびっしょり。そして血豆ができました。
(PUDARAが!PUDARAのせいで!)
そんなワケで、今朝来たばかりのプラクティスリンクに
ヘロヘロになりながら戻ってきたのですが、既に最初のグループは
半分以上終わってました。
とはいえ、朝とは比べ物にならないくらい増えた客席とはうらはらに
リンクにいるのはミハル(チェコ)とウクライナの下位選手のみという状況…。

ミハル・ブレジナ
ベルネルもケビン(ベルギー)もジュベールもアモディオも
(そういえば全員ユーロ)いませんでした。
まぁ、初日の公式練習なんてそんなもんですが
必死に歩いてきた分、ちょっと拍子抜けでした。

そのミハルも曲がけ自体はとっくに終わってたようで、練習も軽く流す感じ。
正味10分ほどしか観れませんでしたが、まぁ、観れただけでも良しとしましょう…。
第2グループは北米勢+コンテスティ、ガチンスキーという組み合わせだったのですが
ここでも来たのはカナダのチャンのみ。
アメリカ勢とコンテはそもそも来仏自体がまだだったみたいですが
えー?ケヴィン(カナダ)もいないの?
とテンションを下げる私。
しかし他の客が唯一の選手、チャンに視線を向ける中
そのチャンの練習を、出入口近くのリンク端でコーチと仲良く立ち見してる
ケヴィンを光の速さで発見。

同国選手の練習をほほえみながら見物中のケヴィン
2人共、チャンの練習を正味5分ほど眺めていましたが
「来てるなら滑ってよ~!」という私の心の叫びもむなしく
曲がけが始まったあたりで引き上げてしまいました…。
で、ケヴィンが出ていって気が抜けたせいか、寒さのせいか
唐突に足の痛みが復活…。
あああ、血豆!痛い!痛いよ~!これ絶対皮剥けてるよ!
というワケで、とりあえず足の様子をみたくてトイレを探しに行くも
このプラクティス、狭いくせにトイレが非常に解りにくい場所にあり
(後日、スタッフに聞いてようやく発見。自力でみつけられない方多数でした)
結局見つけられず、席に戻ろうとしたら、売店で普通に軽食を買ってる
小塚&佐藤夫妻とバッティング。
狭くて古いプラクティスですが、一応売店とオープンテラスの飲食スペースがあります。
私が見た限り、ここで食事までしてた選手は、チーム小塚とフェルナンデス君ぐらいでしたが。
ウォーミングアップ中、チームスペインのおじさんの胡散臭すぎる帽子
(むしろおっさん自体が胡散臭い)に注目するフェルナンデス君。

おっさんの帽子を奪い去り、自分の頭へ。
しっかり客の笑いを取りながら、去って行くフェルナンデス君。

第3グループはその小塚とフェルナンデス君も登場。
というか、このチームもこの2人以外(羽生、高橋、デニス・テン君
ドイツのリーベルス)全員欠席でした。

チーム小塚も全体的にリラックスした表情でした。
この時点では、特に不調とか靴問題で悩んでるような様子は感じられませんでした。

信夫もこの笑顔!
同じ初日練習でも、昨日の予選組はここまでリラックスした雰囲気はなく
全体的に好対照的でした。
当たり前ですが、むしろ初日からは飛ばし過ぎず…なダイレクト組と
もう明日にも予選FSの出番が控えている予選組とは、気持ちの面でも
ピーキングの面でも違ってきますものね。

それにしても陽気なフェルナンデス君…。
(左にいるのはオーサー)

しかし、決める時は妙に決まってるフェルナンデス君。

ちなみにこの男子第3グループの練習中も、次に始まるペアチームの
選手達がバンバン陸トレしまくってて
そちらも気になって仕方ありませんでした。
たまたま私の席のすぐ目の前で待機しだしたロシアのベラユリ

ベラユリFanとしてはラッキーでした。
しかも

陸上リフトを、こんな真近で観られるなんて!!
何度も入念に練習してました。近いからすごい迫力。
こういうのが観れるのも、公式練習の魅力ですね。
というわけで、男子練習が終わると、帰ってしまう客(主に日本人)も多かったですが
私はそのままペアも見学しました。
ペア第1グループは北米勢の4組。

デュベ・ウル(カナダ)
なんか格好良い練習着…。

デュア・ラド(カナダ)
四大陸ではあまり点が出ませんでしたが、やはり北米勢一番手は
彼らだと私は思ってます。
第2グループはロシア勢+イタリア。
しかしロシア勢で来てたのは、ベラユリのみでした。

本番衣装を思わせるような練習着にレッグウォーマーという
組み合わせが新鮮だったベラたん。
なんか女子高生のようでしたσ(^_^;)

国別での応援団長ぶり(特にホターレクさん)が好印象だったベルホタ組
さりげなくイタリア仕様な練習着。
その脇で待機中の高トラ。
しかしトラン君、いくら練習とはいえ、ラフ過ぎませんか…?(汗)

どこの土方かと…。
こちらはパン・トン(中国)

この時は珍しくトン兄が明るいというか、終始リラックスした様子で
ちょっと新鮮でした。
(いつもはトン兄がピリピリ、パンちゃんが普通かフォロー役が多い気がするので)

会場のBGMに合わせ、おどけてみせるトン兄(ほんとに珍しい…)
今季、一度も国際大会に出てない彼ら。
はたしてどの程度まで調子を合わせてきてるのか…すごく楽しみです。
高トラやパントンの練習も気になったのですが
メインリンクで開催されているアイスダンス予選のイリカツが観たかったので
(逆に言えば予選組ではイリカツ以外興味ないのですが)
Hさんと共に泣く泣くプラクティスを後にしました。
アイスダンス予選
というワケで、まだ本大会前とはいえ、この日からメイン会場は試合モード。
入場にもチケットの提示が必要になります。
私達が来た時はちょうど最終グループのイリカツの直前でした。

ジャッジ側ロングの客入りの様子
ショートサイドは2~3割、ロング裏側は4割くらいの人の入りでしたが
ジャッジ側ロングは7割以上埋まっていました。
そして熱気もすごい。
正直、アイスダンス予選でこの入りと盛り上がりは予想外でした。
日本人ですら高いと思うチケット料金(しかも競技別)で
ど平日の夜に「アイスダンス予選」でここまで客が埋まるなんて、さすが欧州。
日本ではこうはいかないと思います。
イリカツ(ロシア)

イリカツの今季FD「アヴェ・マリア」が大好きな私。
モロゾフの手の内で転がされてるようで癪ですが(苦笑)
これで盛り上がらないわけないだろうという感じ。
ところどころ足りない部分はあるとはいえ、伸び盛りの2人にぴったりの情熱的なプロですね。

エレーナちゃん、すっかり大人っぽくなったけど、顔立ちのせいか
一歩間違うと少しはすっぱな雰囲気になってしまうところを
プロと衣装がうまく軌道修正していたと思います。
アイスダンスに「情熱的な色香」は必要不可欠とはいえ
かつてのテサモエがそうだったように、今の彼らにしか出来ない
清廉な演技というのがあると思うので、それをうまく引き出してくれた
今季FDに感謝です。
あ、でもニキータ君は是非「お馴染みの若い恋人を金持ちのおっさんに
寝取られた若者風」な今のままの君でいて下さい(笑)
結局アイスダンス予選は、他とはレベルの違いを見せつけた
イリカツが断トツ1位でした。
本戦も非常に楽しみです。
そしてこの日、ジャッジ逆側ロングど真ん中という、ある意味
最高の場所にお馴染みの真央Smileバナーが貼られてるのを発見!↓

中国の真央ファンフォーラムのバナー。
私はフォーラムの会員ではないし、誰が貼ったのか知りませんが、今回も
中国Fanのどなたかが来て、頑張って貼ってくれたのだと思うとほっこりした
気持ちになってたのですが…。
実はこのバナーを見かけたのはこのアイスダンス予選の時のみで
それ以降は一切見かけませんでした。
今大会は、バナーは完全にスタッフに委託する形だったようで、他の選手の
バナーも結構日によって移動させられてましたが、全く見当たらないというのが
少し不可解で、帰国後、フォーラム管理人のLさんに聞いてみたのですが…
なんとフランスのスタッフサイドが紛失してしまったそうです。
スタッフ自身が紛失したのか、保管がいい加減のため盗難にあったのか解りませんが
とにかくフォーラムの方が現地で必死に問い合わせ&捜索したにも関わらず
見つからなかったそうです…。
せっかく中国のFanの方が心を込めてニースまで持ってきたのに
そして日程的に真央がこのバナーを会場で見る機会があったかどうか
微妙なのが残念ですね…。
ちなみに試合が終ったのが夜の9時15分。
夜が早いニースでは店という店はもう閉店している時間でしたが
ガイドブックによると、ニース1と評判のアイスクリーム屋さんが
夜の12時までやってるらしいので、Hさんと一緒に行ってみることに。

夜の旧市街
会場からはトラムで3駅、ペロリエール通りを下り、サントレパラト大聖堂
の少し手前にある「フェノッキオ」という店だったんですが…
誘った側のくせに、ガイドブック片手に迷いまくる私を見てHさんが一言。
「シロさんてひょっとして方向音痴ですか?」
…はい。
今日1日で一体何度迷ったやら…。
それでもなんとか辿りついたアイスクリーム屋。

100種類以上あるというアイスクリーム

ちなみに1個で2ユーロ、3個で3.5ユーロ、5個で8ユーロと
どんどんお徳になっていきますが、そもそもアイスってそんなに
シェアできるんでしょうか…?
ちなみに私はピスタチオとレモンにしましたが
個人的にはトリノで食べたピスタチオに軍配でした…。

しかし3月末の夜だというのに、春ジャケット1枚で余裕のニース。
今回の旅行は本当に気候に恵まれました。
アイスを食べたら、ディナーはあきらめホテルへ戻りましたが
ホテルの側は交通の量も多いし、別に広場らしい広場もありませんでしたが
イルミネーションが市街地同様施されていて、そこそこ綺麗でした。

明日が早朝から男子公式練習、メイン会場では女子予選、男子予選と
いよいよ忙しくなってきます。
赤文字が追加部分です。良ければ再読下さい。
ひ~、もう今日から国別じゃないですか!
というわけで、出かける前にUPしていきます。
2日目(男子予選組練習、男子ダイレクト組練習、アイスダンス予選)
朝からファンサービス旺盛なミーシャ君
この日は朝からプラクティスリンクの男子予選組の公式練習を見に行ってきました。
といっても、観たのは第4グループのみで
その後はシャガール美術館に行ってしまったんですが…。
プラクティスリンクはメイン会場と道路1本隔てたすぐ側にあり
非常に便利でした。
この一見すると複合商業施設かパーキングのような建物の5階にあります。
そして狭くてボロくて数が少ないエレベーターは、選手兼用で
たまに練習帰り(往き)の選手とかち合いました。
この日はコーチとなにやらお喋り中のカルーザ君とスレ違った気がします。
内観
プラクティスの方も、メインリンク同様、わりとボロ…
味わい深き雰囲気のある施設です。
建物自体は古いですが、割合立派な客席がロングジャッジ逆側のみ設けられています。
リンクの3方が全面ガラス張りになっていて、ニースの美しい建物や
柔らかな日差しが覗いて、客にとってはとてもいい雰囲気のリンクなんですが
選手にとってはどうだったか…。
客席前方はメインリンクと違い、かなり冷え冷えでしたが
選手からしたら日差しが眩しかったり暑かったりしたのかも?
客席上段から観た風景
この日はガラガラでしたが、本戦が近くなると見物客の数もかなり増え
あえて上の席でまったり見物する方も結構いました。
これくらいの距離の方が動き自体は良く見えますよね。
手作り感満載のチラシ (とっくに終わってるし)
客席を上がりきった所にも細い通路があって、そこで軽い走り込みやストレッチ
をしてる選手も結構いました。(主にジュベールとかジュベールとか)
ちなみにその最上段の通路から軽食スペースを挟んだ向こう側を覗くと
室内プールがあります。
アイスリンクとまったく同じスペース・大きさで、まるで対のように存在してました。
しかし、すぐ側にはタオルケットなしでは堪えるくらい冷えたリンクがあるのに
その隣は温かい温水プールとか…なんかシュールでした…。
この時の公式練習は主にナン・ソン君(中国)とミーシャ・G君ぐらいしか
記憶に残ってません。
ナン・ソン君は調子を徐々に上げてきて、この日は4-3コンビネーションも
1~2回決めてました。あとは3Aを重点的に。
曲がけはSPをほぼフル。ほぼパーフェクト。4-3が多分4-2だったような…。
しかし、ナン・ソン君、昨日は客席とリンクに距離があったので
気付きませんでしたが、こうして見ると随分痩せた気が…。
頬もコケたし、白いウェアなのに細くみえるし。
1月から続く体調不良から、まだ復調しきってないのかもしれません。
ファンレターには「世锦赛什么都不要考虑,请为自己而滑吧
(ワールドは(枠取りとか考えず)自分のために滑って下さい!)」
と書きましたが、実際どうにかしないと、来季困るのは彼自身なので
難しいとこです。
加油!二哥 (と、中国のスケオタの間では呼ばれているナン・ソン君)
難しいといえばミーシャ・G君も。
彼も直前までビザ問題でバタバタしていた上に
予選組のため、実質3回も滑らなければならず
ピーキングが大変だったんじゃないかと思います。
どうせ来たなら最後のグループまで観ておきたかったんですが
今日を逃すと今後シャガール美術館に行ってるヒマがなさそうだったので
あきらめて、そちらに向かうことに。
そしてトラム乗り場に向かう途中、またもやカルーザ君と遭遇してしまったのですが
(私のニース滞在期間・選手遭遇率(上半期)No.1は間違いなく彼です)
思い切って「私、4大陸行きました。あなたのステップすごかったです!」
と話しかけたところ、とても好意的な笑顔、かつクレバーな口調の
返事を返してくれました。
ウワサでは親日で日本語勉強中と聞いていたカルーザ君ですが
「SPはちょっと失敗あったけど(ここで、タハー!という笑顔)FSは本当に完璧でしたよ!」
と言う私に
「ありがとう!(日本語) sdhj¥fgodh;fdlふkl;(英語) そうですね(日本語)
fgsdkl:hぐだ;sg:7sddfhて(英語) がんばります!(日本語)」
と、やたらナチュラルに日本語を織り交ぜてくるあたり
彼の親日っぷりは本物だと思いました。(そして多分本当に頭が良い…)
カルーザ君と別れた後はトラムで5駅先のマセナ駅まで行き
その近くにあったバス停から22番線でシャガール美術館へ向かいました。
地図を見ると、ニースの主な観光地より少し離れた場所にあるようですが
マセナ駅からも5駅程度だったので、そんなに掛からないだろうと
高をくくってたんですが…。
乗る路線はあってたんですが、バスの進行方向を間違えました…。(あるある!)
間違えたら間違えたで、さっさと気付いて降りれば良かったんですが
方向音痴の私は、まだかな?まだかな?と思いつつも、30分も乗り続けてしまいました…。
そして高台のいかにも高級住宅街といった風情のどこだか解らない場所で
ようやく間違えことに気付き、また30分かけて戻るハメになったのでした…。
(超絶快晴で、高台ゆえ見晴らし抜群だったのがせめてもの救いです…)
というワケで辿り着くまでに無駄に時間がかかったシャガール美術館
美術館もだけど、併設の庭園もなかなか素敵です。
若いグループが何人かピクニックよろしく寛いでました。
オープンテラスのカフェもあります(行けば良かった)
エントランスの年表パネル
そう広い施設ではないのですが、自然光を意識した作りの美術館なので
晴れた日に行くと尚更気持ちいいです。
「人類創造」
館内はノーフラッシュなら撮影OK。
おまけに日本語音声ガイドも無料で貸し出してくれるし
客の入りもストレスにならない程度の入りで、ゆっくり鑑賞することができました。
コンサートホールに描かれた「天地創造」のステンドグラス
感想としては、子供の頃はガチャガチャした楽しげな絵だと思っていた
シャガールの絵が、実はかなり宗教色が強い物だと知って
無宗教者の自分的にはそれがちょっと、重く感じました。
宗教画と言っても、聖書の1シーンを切り取った物やキリストの周りを
天使が舞ってるようなありがちな物なら逆に気にならないんですが
基本的には受難のユダヤ人目線で描かれてますからね…。
しかし細かい音声ガイドには助かりました。
思ったより早く見終ってしまったので、時間的には微妙だったのですが
せっかくなので、近場のマティス美術館にも足を伸ばしてみることにしました。
マティス美術館はシャガール美術館最寄のバス停より、同じ路線で
更に5駅ほど先(つまり更に高台)の場所にあります。
時間のある方は、是非そちらも併せて足を運ぶことをお勧めします。
緑がいっぱいで、地元の中高年がゲートボールをしてるような
のどかな公園(メリーゴーランドまである)の一角にありました。
マティス美術館
小洒落た雰囲気の洋館です。
シャガール美術館と違い、こちらは完全無料ですが、なかなかの充実度でした。
さすがは観光地ニース。太っ腹…。
いかにも「マティス」な静物画
実際絵画で描かれた椅子。
お客さんも平日の昼にかかわらず、そこそこいました。
落書きのようなデッサン画が味があって好きでした。
美術館の裏は古代の浴場の遺跡なんて物がさりげなく存在しており
ライダーが日向ぼっこしてました(笑)
さすがはニース…。
ここでもう少しゆっくり鑑賞しても良かったのですが
実はこの日、初めて去年の中国杯で買ったPUDARAのパンプス(12/28日記参照)
を下ろしたんですが、旅先で新しい靴を下ろすという愚行を犯したため
2つの美術館をハシゴしてるうちに、足が…!足が!結構ツラい状態に…。
また、往きに何十分もロスしたせいで、16時10分からの男子公式練習(ダイレクト組)
まで以外と余裕がなくなってきたので、帰ることにしました。
とはいえ、バスもすぐ来たし、降りる場所も解ってるし
この時点では公式練習にも十分間に合うはずだったのですが…
降りる場所を間違えました。
しかも同じ路線のバス停をどうしても見つけられず
やむ負えず、遠回りになるものの、一旦ニース鉄道駅まで戻ることに。
そして昨日と同じように鉄道駅からトラムに乗り換え、そこから
7~8駅(10分強)も乗ってれば、無事会場最寄駅に着くハズだったんですが…
ピー!ピー!はい、ここから立ち入り禁止!
ほら、どいたどいた!ダメダメ!通り抜け禁止!あっち行った!
(By警官)
問答無用に貼られたバーケード、有無を言わさず、無愛想に歩行者を追いかえす警官達。
そして遠くに見えるあきらかに無人で動く気配もないトラム。
…ま、まさかコレは…。
システム故障で、トラム上下全線不通に…
ちなみにこの時点ですぐトラムに乗っても、公式練習にはギリギリ
間に合うかどうか…。よりによってなんでこんな時に?と思いつつ
仕方ないので、鉄道駅から会場まで、延々歩きました…。
道なりは単純なので、迷うことはありませんでしたが
たっぷり30分強かかりました。汗もびっしょり。そして血豆ができました。
(PUDARAが!PUDARAのせいで!)
そんなワケで、今朝来たばかりのプラクティスリンクに
ヘロヘロになりながら戻ってきたのですが、既に最初のグループは
半分以上終わってました。
とはいえ、朝とは比べ物にならないくらい増えた客席とはうらはらに
リンクにいるのはミハル(チェコ)とウクライナの下位選手のみという状況…。
ミハル・ブレジナ
ベルネルもケビン(ベルギー)もジュベールもアモディオも
(そういえば全員ユーロ)いませんでした。
まぁ、初日の公式練習なんてそんなもんですが
必死に歩いてきた分、ちょっと拍子抜けでした。
そのミハルも曲がけ自体はとっくに終わってたようで、練習も軽く流す感じ。
正味10分ほどしか観れませんでしたが、まぁ、観れただけでも良しとしましょう…。
第2グループは北米勢+コンテスティ、ガチンスキーという組み合わせだったのですが
ここでも来たのはカナダのチャンのみ。
アメリカ勢とコンテはそもそも来仏自体がまだだったみたいですが
えー?ケヴィン(カナダ)もいないの?
しかし他の客が唯一の選手、チャンに視線を向ける中
そのチャンの練習を、出入口近くのリンク端でコーチと仲良く立ち見してる
ケヴィンを光の速さで発見。
同国選手の練習をほほえみながら見物中のケヴィン
2人共、チャンの練習を正味5分ほど眺めていましたが
「来てるなら滑ってよ~!」という私の心の叫びもむなしく
曲がけが始まったあたりで引き上げてしまいました…。
で、ケヴィンが出ていって気が抜けたせいか、寒さのせいか
唐突に足の痛みが復活…。
あああ、血豆!痛い!痛いよ~!これ絶対皮剥けてるよ!
というワケで、とりあえず足の様子をみたくてトイレを探しに行くも
このプラクティス、狭いくせにトイレが非常に解りにくい場所にあり
(後日、スタッフに聞いてようやく発見。自力でみつけられない方多数でした)
結局見つけられず、席に戻ろうとしたら、売店で普通に軽食を買ってる
小塚&佐藤夫妻とバッティング。
狭くて古いプラクティスですが、一応売店とオープンテラスの飲食スペースがあります。
私が見た限り、ここで食事までしてた選手は、チーム小塚とフェルナンデス君ぐらいでしたが。
ウォーミングアップ中、チームスペインのおじさんの胡散臭すぎる帽子
(むしろおっさん自体が胡散臭い)に注目するフェルナンデス君。
おっさんの帽子を奪い去り、自分の頭へ。
しっかり客の笑いを取りながら、去って行くフェルナンデス君。
第3グループはその小塚とフェルナンデス君も登場。
というか、このチームもこの2人以外(羽生、高橋、デニス・テン君
ドイツのリーベルス)全員欠席でした。
チーム小塚も全体的にリラックスした表情でした。
この時点では、特に不調とか靴問題で悩んでるような様子は感じられませんでした。
信夫もこの笑顔!
同じ初日練習でも、昨日の予選組はここまでリラックスした雰囲気はなく
全体的に好対照的でした。
当たり前ですが、むしろ初日からは飛ばし過ぎず…なダイレクト組と
もう明日にも予選FSの出番が控えている予選組とは、気持ちの面でも
ピーキングの面でも違ってきますものね。
それにしても陽気なフェルナンデス君…。
(左にいるのはオーサー)
しかし、決める時は妙に決まってるフェルナンデス君。
ちなみにこの男子第3グループの練習中も、次に始まるペアチームの
選手達がバンバン陸トレしまくってて
そちらも気になって仕方ありませんでした。
たまたま私の席のすぐ目の前で待機しだしたロシアのベラユリ
ベラユリFanとしてはラッキーでした。
しかも
陸上リフトを、こんな真近で観られるなんて!!
何度も入念に練習してました。近いからすごい迫力。
こういうのが観れるのも、公式練習の魅力ですね。
というわけで、男子練習が終わると、帰ってしまう客(主に日本人)も多かったですが
私はそのままペアも見学しました。
ペア第1グループは北米勢の4組。
デュベ・ウル(カナダ)
なんか格好良い練習着…。
デュア・ラド(カナダ)
四大陸ではあまり点が出ませんでしたが、やはり北米勢一番手は
彼らだと私は思ってます。
第2グループはロシア勢+イタリア。
しかしロシア勢で来てたのは、ベラユリのみでした。
本番衣装を思わせるような練習着にレッグウォーマーという
組み合わせが新鮮だったベラたん。
なんか女子高生のようでしたσ(^_^;)
国別での応援団長ぶり(特にホターレクさん)が好印象だったベルホタ組
さりげなくイタリア仕様な練習着。
その脇で待機中の高トラ。
しかしトラン君、いくら練習とはいえ、ラフ過ぎませんか…?(汗)
どこの土方かと…。
こちらはパン・トン(中国)
この時は珍しくトン兄が明るいというか、終始リラックスした様子で
ちょっと新鮮でした。
(いつもはトン兄がピリピリ、パンちゃんが普通かフォロー役が多い気がするので)
会場のBGMに合わせ、おどけてみせるトン兄(ほんとに珍しい…)
今季、一度も国際大会に出てない彼ら。
はたしてどの程度まで調子を合わせてきてるのか…すごく楽しみです。
高トラやパントンの練習も気になったのですが
メインリンクで開催されているアイスダンス予選のイリカツが観たかったので
(逆に言えば予選組ではイリカツ以外興味ないのですが)
Hさんと共に泣く泣くプラクティスを後にしました。
アイスダンス予選
というワケで、まだ本大会前とはいえ、この日からメイン会場は試合モード。
入場にもチケットの提示が必要になります。
私達が来た時はちょうど最終グループのイリカツの直前でした。
ジャッジ側ロングの客入りの様子
ショートサイドは2~3割、ロング裏側は4割くらいの人の入りでしたが
ジャッジ側ロングは7割以上埋まっていました。
そして熱気もすごい。
正直、アイスダンス予選でこの入りと盛り上がりは予想外でした。
日本人ですら高いと思うチケット料金(しかも競技別)で
ど平日の夜に「アイスダンス予選」でここまで客が埋まるなんて、さすが欧州。
日本ではこうはいかないと思います。
イリカツ(ロシア)
イリカツの今季FD「アヴェ・マリア」が大好きな私。
モロゾフの手の内で転がされてるようで癪ですが(苦笑)
これで盛り上がらないわけないだろうという感じ。
ところどころ足りない部分はあるとはいえ、伸び盛りの2人にぴったりの情熱的なプロですね。
エレーナちゃん、すっかり大人っぽくなったけど、顔立ちのせいか
一歩間違うと少しはすっぱな雰囲気になってしまうところを
プロと衣装がうまく軌道修正していたと思います。
アイスダンスに「情熱的な色香」は必要不可欠とはいえ
かつてのテサモエがそうだったように、今の彼らにしか出来ない
清廉な演技というのがあると思うので、それをうまく引き出してくれた
今季FDに感謝です。
あ、でもニキータ君は是非「お馴染みの若い恋人を金持ちのおっさんに
寝取られた若者風」な今のままの君でいて下さい(笑)
結局アイスダンス予選は、他とはレベルの違いを見せつけた
イリカツが断トツ1位でした。
本戦も非常に楽しみです。
そしてこの日、ジャッジ逆側ロングど真ん中という、ある意味
最高の場所にお馴染みの真央Smileバナーが貼られてるのを発見!↓
中国の真央ファンフォーラムのバナー。
私はフォーラムの会員ではないし、誰が貼ったのか知りませんが、今回も
中国Fanのどなたかが来て、頑張って貼ってくれたのだと思うとほっこりした
気持ちになってたのですが…。
実はこのバナーを見かけたのはこのアイスダンス予選の時のみで
それ以降は一切見かけませんでした。
今大会は、バナーは完全にスタッフに委託する形だったようで、他の選手の
バナーも結構日によって移動させられてましたが、全く見当たらないというのが
少し不可解で、帰国後、フォーラム管理人のLさんに聞いてみたのですが…
なんとフランスのスタッフサイドが紛失してしまったそうです。
スタッフ自身が紛失したのか、保管がいい加減のため盗難にあったのか解りませんが
とにかくフォーラムの方が現地で必死に問い合わせ&捜索したにも関わらず
見つからなかったそうです…。
せっかく中国のFanの方が心を込めてニースまで持ってきたのに
そして日程的に真央がこのバナーを会場で見る機会があったかどうか
微妙なのが残念ですね…。
ちなみに試合が終ったのが夜の9時15分。
夜が早いニースでは店という店はもう閉店している時間でしたが
ガイドブックによると、ニース1と評判のアイスクリーム屋さんが
夜の12時までやってるらしいので、Hさんと一緒に行ってみることに。
夜の旧市街
会場からはトラムで3駅、ペロリエール通りを下り、サントレパラト大聖堂
の少し手前にある「フェノッキオ」という店だったんですが…
誘った側のくせに、ガイドブック片手に迷いまくる私を見てHさんが一言。
「シロさんてひょっとして方向音痴ですか?」
…はい。
今日1日で一体何度迷ったやら…。
それでもなんとか辿りついたアイスクリーム屋。
100種類以上あるというアイスクリーム
ちなみに1個で2ユーロ、3個で3.5ユーロ、5個で8ユーロと
どんどんお徳になっていきますが、そもそもアイスってそんなに
シェアできるんでしょうか…?
ちなみに私はピスタチオとレモンにしましたが
個人的にはトリノで食べたピスタチオに軍配でした…。
しかし3月末の夜だというのに、春ジャケット1枚で余裕のニース。
今回の旅行は本当に気候に恵まれました。
アイスを食べたら、ディナーはあきらめホテルへ戻りましたが
ホテルの側は交通の量も多いし、別に広場らしい広場もありませんでしたが
イルミネーションが市街地同様施されていて、そこそこ綺麗でした。
明日が早朝から男子公式練習、メイン会場では女子予選、男子予選と
いよいよ忙しくなってきます。