NHK長崎県のニュース　長崎放送局

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トルーマン元大統領孫が長崎へ

広島・長崎に原爆が投下された当時のアメリカのトルーマン大統領の孫にあたる男性が、ことしの原爆の日にあわせて、初めて日本を訪れ、広島と長崎のそれぞれの式典に参列することになりました。来日するのは、広島・長崎に原爆が投下された当時のアメリカのトルーマン大統領の孫で、元新聞記者のクリフトン・トルーマン・ダニエルさん（５５）です。
ダニエルさんは、広島市の平和公園にある「原爆の子の像」のモデルで、被爆後、病床で鶴を折り続けながら亡くなった佐々木禎子さんの遺族と平成２２年に面会したことをきっかけに今回、来日を決断しました。
２１日、ダニエルさんに来日をすすめた禎子さんの兄の佐々木雅弘さんらが広島市役所で記者会見し、ダニエルさん来日の概要を説明しました。
それによりますと、ダニエルさんは、８月２日から１１日まで１０日間の日程で日本に滞在し、このうち、長崎では、爆心地公園での献花や、被爆者との面談を行うほか、９日の平和祈念式典に参列する予定です。
会見で、雅弘さんは、「ダニエルさんは、次の世代に戦争のない平和な世の中を作るため、日米の心のわだかまりを取り除く先鞭にしたいという思いが強く来日を決めた」と説明しました。

06月21日　18時01分

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