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【プロ野球】筒香が逆転三塁打 キヨシ甲子園初采配初勝利2012年6月23日 紙面から
◇DeNA2−1阪神DeNAが競り勝った。1点を追う6回2死一、二塁から筒香の2点適時三塁打で逆転。高崎は粘り強く投げ、6イニングを1失点で3勝目。その後は小刻みな継投で逃げ切った。阪神は打線が3安打に終わり、力投のメッセンジャーを援護できなかった。 ◇ 会心の一打が甲子園の右翼線を抜けていった。1点を追う6回2死一、二塁。DeNA・筒香がフルカウントから阪神・メッセンジャーのカーブをとらえた。2者がかえり、一気に逆転した。 「1点はかえしたかった。前の打席でストレートにやられていたので、ストレートのタイミングで待っていましたが、うまくカーブに反応できました」 横浜高時代、通算69本塁打を放ち超高校級と騒がれた筒香。やはり甲子園は特別の舞台だった。2年生だった2008年に春夏連続出場。夏は初戦の浦和学院戦で本塁打。準々決勝の聖光学院戦では満塁弾を含む2本塁打、大会最多タイの1試合8打点を挙げ暴れ回った。出身地は和歌山。中学3年ではボーイズ関西選抜の4番として世界大会に出場した。 「甲子園は独特の雰囲気がありますね。甲子園に帰ってきた? うーん、もう横浜が長いんで」と照れた筒香。昨年も甲子園では16打数3安打であったが、今季は主軸として、思い出の舞台に戻ってきた。そして、一皮むけたところを見せた。 甲子園初采配初勝利となった中畑監督は「失投だと思う。でもそれを一振りで仕留めるのがバッターの喜び。チームの信頼を得られる」と褒めた。1点差の逆転勝ちに「甲子園は野球人の聖地。強いチームの勝ち方になったんじゃない!?」と大満足だった。 (後藤慎一) PR情報
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