広島市中心部で22日、家電量販店最大手のヤマダ電機と、現在2位のエディオン傘下で広島を拠点とするデオデオの大型店舗が同時に開店した。約700メートルの至近距離にあり、両社の競争が激化しそうだ。
ヤマダの新店舗は中国地方初となる都市型店舗「LABI(ラビ)広島」。近くにあった従来の店舗は3月に閉鎖。路面電車の通りに面し、百貨店が今春閉店した商業ビルに入る。
エディオンは同じ通り沿いにビルを新築し「デオデオ本店新館」としてオープン。隣接する従来の本店も改装工事を始めており、今秋には2館で営業する予定だ。
広島では、近くコジマを買収して業界2位に浮上するビックカメラも2016年にJR広島駅前に進出する予定。