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和歌山“水田で溺れそうに”6月22日 17時51分
浸水の被害を受けた和歌山市吉礼地区では、22日午前4時半ごろ、水かさが増した水田で溺れそうになった40代の男性がパトロール中の消防隊員に救助されました。
和歌山市消防局によりますと、男性は知人の家を訪ねようと道路を歩いていたところ、足を滑らせたということで、およそ10分後に救助され、大きなけがなどはなかったということです。
現場近くの自宅の2階から救助の様子を目撃した女性は、「助けてくれという声がしたので、外を見ると増水した田んぼで男性が溺れていた。こんな所で人が溺れるのは初めてなのでびっくりした」と話していました。
また、別の男性は溺れた男性が救助された直後の現場の様子を写真に撮っていました。
水田の水かさは、通常よりも2メートルほど増えていたため、消防隊員たちがロープやはしごなどを使い、男性を救助していたということです。
写真を撮影した21歳の男性は、「田んぼの水を飲んだのか、救助された男性は苦しそうにしていた。田んぼの水かさがここまで増えるとは思っていなかったので、びっくりした」と話していました。
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