トップページ社会ニュース一覧横浜 妻が病死後 夫が餓死か
ニュース詳細

横浜 妻が病死後 夫が餓死か
6月23日 1時44分

横浜市戸塚区の県営住宅の1室で61歳の男性と57歳の妻の2人が死亡しているのが見つかり、警察は妻が病気で死亡したあと、夫が餓死したものとみて詳しく調べています。

今月18日、横浜市戸塚区原宿の県営団地の1室でこの部屋に住む61歳の男性と57歳の妻が死亡しているのを、近所の人から通報を受けて訪れた警察官と県の職員が見つけました。
警察などによりますと男性は電気がついたままの和室で倒れていて、妻は寝室の布団の上にあおむけになって横たわっていて、いずれも目立った外傷などはなかったということです。
警察が死因などを詳しく調べた結果、妻は先月上旬ころ消化管の出血による病気で死亡し夫は今月上旬ころ餓死したものとみられるということです。
警察や横浜市によりますと、夫婦は2人暮らしで夫は去年12月に介護保険制度で要支援の認定を受けましたがヘルパーの支援を受けた実績はなかったということです。
このため警察は妻が病死したあと、夫がひとりで食事をとれなくなり、死亡したものとみて詳しく調べています。
部屋には現金およそ15万円が封筒に入ったまま置かれ冷蔵庫に食べ物はなかったということです。

[関連ニュース]
このページの先頭へ