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搭乗券なしで乗り込み騒ぎに6月23日 5時23分
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成田空港で搭乗券を持っていない外国人客が搭乗口などをすり抜けて出発前の旅客機に乗り込んでいるのが見つかり、乗客全員が安全確認のため、いったん降ろされる騒ぎがあったことが分かりました。
騒ぎがあったのは、今月13日、成田空港を出発して台北へ向かう予定だったデルタ航空の便で、機内に乗り込んできた女性客が搭乗券を持っていないことに客室乗務員が気付きました。
このためデルタ航空は、不審な人物だと判断し、乗客全員をいったん降ろしたうえで機内に危険物がないか検査を行ったということです。
検査の結果、異常は確認されず、3時間遅れて出発しました。
成田空港会社などによりますと、女性客はシンガポール人で、韓国のインチョン空港から大韓航空の便で成田空港に来ていたということです。
警察などは女性客が搭乗券を示すことなく、どうやって乗り継ぎの保安検査場とデルタ航空の搭乗口をすり抜けたのか、事情を聞きましたが、つじつまの合わないことを話し続けたため、翌日、家族とともに出国させる措置がとられたということです。
デルタ航空は「出発が遅れたのは安全確認のため仕方がなかったが、乗客に迷惑をかけてしまった。今後は搭乗口でのチェックを徹底したい」と話しています。
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