「巨人2-5ヤクルト」(22日、長野)
投打に完敗だった。交流戦で見せた圧倒的な強さはなく、4月21‐22日以来となる連敗。巨人・原監督は「(5点は)ちょっと重かったね。だいぶ、粘りに粘ったけど…」と消沈。表情はさえず、言葉に切れもなかった。
原監督の女性問題に絡んだ大スキャンダル発覚から、初めての試合。騒動のショックを和らげるためにも、是が非でも白星が必要だった。だが、交流戦MVPの内海、2番手の福田がバレンティンに痛恨の2被弾。試合の主導権を握ることができなかった。
打線も赤川のペースにはまった。一回、1死三塁の絶好機を逃すと、その後は凡打の山。七回、2本の内野ゴロの間に2点を返すのがやっとだった。4月21日の対戦で完封負けを喫した21歳左腕に、またもひねられてしまった。
年に一度の長野開催。試合前のメンバー交換で原監督が姿を現すと、客席がざわついた。きついヤジが飛んでも不思議ではない状況だったが、大多数は「原さん、がんばれ」の声。指揮官は小さくうなずきながら、ベンチへと引き揚げた。
苦手のヤクルトに屈し、リーグ戦再開の初戦で黒星。交流戦優勝の勢いを、つなげることはできなかった。「まだ戦いは続くわけですから。これをステップの材料にしたい」と指揮官。すべての流れを変えるためにも、一日でも早く白星が欲しいはずだ。
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