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マートン イライラまた暴挙…カメラマン席に「暴投」2球

セ・リーグ  阪神1−2DeNA (6月22日  甲子園)

7回2死一、二塁、マートンは空振り三振に倒れる
<神・D>7回2死一、二塁、マートンは空振り三振に倒れる
Photo By スポニチ

 阪神・マートンがまたもご乱心だ。7回終了後のインターバル。右翼の守備に就いた助っ人は、大和相手のキャッチボールで「暴投」を4球続けた。1球目は高めへ抜け、2球目は難しいショートバウンド。2球が一塁側カメラマン席へ飛び込んだ。レンズを向けていたあるカメラマンが「さすがに怖かった」と漏らすほど。一塁側観客席はざわつき、ヤジも飛んだ。

 明らかに普通の精神状態ではなかった。7回2死二塁で、DeNAバッテリーは代打・桧山を敬遠し、マートンとの勝負を選択した。右打席からは気迫が感じられたが、結果は加賀の前に空振り三振。屈辱の敬遠策、そして自身への怒り…。ある球団幹部は「あす(23日)事情を聴いてみます」と語った。

 打撃不振から来るフラストレーション。9日のオリックス戦(甲子園)では緩慢な守備について報道陣に聞かれ、「アイ・ドント・ライク・能見さん」と暴言を吐き、物議を醸した。2年連続リーグ最多安打男が、ここまで打率・218。球団は05〜07年に阪神でプレーしたアンディ・シーツ駐米スカウトを16日から相談役として同行させ、和田監督もキーマンとして期待しているからこそ、4月30日の巨人戦(東京ドーム)以来の1番に起用した。しかし、そんな親心も届かなかった。

 逆転負けで勝率5割復帰ならず。心身ともにリフレッシュさせるためにマートンを2軍で再調整させる選択肢もある。和田監督は「再スタートを切ったところ。それは今後のこと」と即座の抹消を否定したが、度重なる助っ人の乱心はチームに悪影響を及ぼしかねない。

 ▼阪神・メッセンジャー(6回に筒香に逆転三塁打を浴び、今季甲子園で登板した5試合は全敗)失投してはいけない場面で失投し、勝敗が決まってしまった。 試合結果

[ 2012年6月23日 06:00 ]

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