民主党:小沢系「離党」に温度差…新党、展望開けず

毎日新聞 2012年06月22日 01時24分(最終更新 06月22日 03時00分)

採決をめぐる民主党執行部と小沢グループの攻防
採決をめぐる民主党執行部と小沢グループの攻防

 21日に集まった49人のうち30人が衆院当選1回、9人が同2回。選挙基盤が弱く、世論の追い風を受けて次期衆院選に臨みたいのが本音だ。若手の一人は「新党はできた時が絶頂で、日がたつにつれて鮮度が落ちる。今、新党をつくってどうするのかと個人的には思っている」と不安を漏らす。衆院解散・総選挙の時期がまだ見通せない中、新党結成はできるだけ遅い方が選挙には有利だとの見方がグループ内からは出ている。一方で、「反対して党を除籍(除名)になれば、筋を通したということで、有権者の受けもいい」と期待する声もある。

 「反対」では一致する出席者も、即座の新党結成では溝がある。執行部側が造反を理由に除籍(除名)処分に踏み切るかを見極めたい心情もありそうだ。党分裂の回避を最優先する輿石東幹事長は21日の記者会見で「元代表はこの党をつくった最高責任者。今後も一緒にやっていく」と述べ、元代表が造反しても党内にとどまれる方法を模索する考えを示した。

 小沢グループの会合に集まった議員は次の通り。(敬称略、数字は当選回数、カッコ内は選挙区)

 ◇衆院小選挙区

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