大阪市北区の関西電力本店前に22日夕、原発再稼働反対を訴えようと、ツイッターの呼びかけで1580人(主催者発表)が集まった。若者や、子どもを抱えた母親らが「原発いらない」と声を上げた。
4月からほぼ毎週金曜日に続いている抗議活動。ツイッターで知り合った有志5人で始まり、この日の参加者は最多となった。
大阪府茨木市の山本由子(よしこ)さん(58)は「事故が起きなくても原発はなくすべきだ。声を上げるのが私たちの世代の責任だと思って毎週来ている」。京都市上京区のパン屋経営、香取明希さん(40)は5歳と2歳の子どもと参加し、「関心を持って、1人でもここに来て、声を上げることが大切だと思う」と話した。