朝鮮半島の有事想定し米韓が合同訓練 過去最大規模、一般公開も
朝鮮半島の有事を想定した韓国軍とアメリカ軍の合同訓練が、過去最大の規模で行われた。
米韓両軍が合同で行った訓練は、北朝鮮軍から攻撃された際に、敵の拠点に反撃を行うことを想定したもの。
上空から攻撃の指示を出すことから「空の指揮所」と呼ばれる警報統制機「ピースアイ」が初めて参加するなど、過去最大規模で行われた訓練は、韓国では珍しく一般にも公開された。
訓練を一般の人たちにも公開することで、北朝鮮に対する強い姿勢を韓国国内にアピールする狙いもあるとみられる。
観覧した人は、「自分の国をもっと信頼できるようになりました。訓練を見られたのは、珍しい経験でした」、「最初は怖かったけど、ずっと見ていたら、面白かった」などと話した。
また、この訓練とは別に、日米韓の3カ国は、韓国南方の沖合で、21日から22日まで訓練を行っていて、北朝鮮のメディアは反発している。