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2012年6月21日
大丸東京店が1.4倍拡大、約60mのお弁当ストリートなど食品やミセスファッションのほか専門店フロアを充実
大丸松坂屋百貨店が運営する大丸東京店は、売場面積を3万6000m2から4万6000m2へと1.4倍拡大し、食品やファッションのほか専門店フロアを充実させ、10月5日にグランドオープンする。新しく生まれ変わる大丸東京店のコンセプトやフロア紹介から、トランスメーションハブ"東京駅"における商業施設としての方向性を指し示した。
「大丸東京店は、面積を1.4倍に拡大し4万6000m2の新店舗として第II期オープンする。東京駅の進化に呼応して新しく進化する大丸東京店は、駅に立地するポテンシャルを最大限生かすとともに、従来の百貨店発想にとらわれることのない店舗づくりを目指した」と、大丸松坂屋百貨店 執行役員 本社大丸東京新店II期計画室長の藤野晴由大丸東京店長。「東京駅を利用する幅広い層をターゲットに設定し、今、東京で最も人気があり、支持されている商品・ブランド、サービスを取りそろえた店舗を実現した」と、東京の"今"がそろった百貨店であると強調。「多種多様なニーズに応えるべく、"百貨店ならでは!"と"百貨店なのに!?"が融合したこれまでに類を見ない店舗となる。具体的には、百貨店ならではのファッション性や高級感あふれる品揃えの充実を図るとともに、従来の百貨店の枠にとどまらない人気のセレクトショップ、専門店やサービスを新たに加える」と、百貨店の枠を超えた売場を構築することによって、新たな顧客層の開拓を行うと意気込む。
「大丸東京店は、他店と比べて"近隣に勤めている・通勤途中"や"出張・旅行"という消費者の利用が多い。この強みをさらに強固とすべく、"ギフト""トラベル""おみやげ"に関連する売場を強化・拡大し、日本一・都内随一のレベルの品揃えを実現する」と、日本の玄関口東京駅に立地する強みを最大限利用した品揃えで、他店との差別化を図る。「このグランドオープンによって、既存の顧客を大切にしながらも、顧客の幅を拡げることで、集客力の飛躍的向上を目指し、年間入店客数3700万人を見込む」と、入店客数は現状の30%増を計画しているという。「大丸東京店であれば、渋谷や銀座に行かなくても、東京のものがコンパクトにそろっている、そんなブランドや商品をチョイスした」と、地方から東京駅を訪れる人の利便性も考慮した店舗が大丸東京店であると藤野店長は力説した。
「フロア構成については、"百貨店ならでは!"として、インターナショナルブランドを導入する。人気の9ブランドを導入することによって、百貨店らしいエントランスフロアになる」と、世界の一流品を自分用やギフト用に購入する人を想定した商品構成になっているという。「第I期では、40~50代を中心としたシニアまでのミセスを対象とした商品展開をおろそかにしていた。この点を反省点ととらえ、洋服だけでなく美と健康への関心にも応える売場を新たに構築する。フロア内にエステティックサロンや美容矯正サロンなどを配し、ファッションと美容の融合を目指す」と、百貨店の中心顧客層であるミセスを呼び込む商品やサービスの充実も特長であると藤野店長は語っていた。
「大丸東京店の強みであるビジネスマンのためのバッグ・トラベル売場を戦略的に配置する。百貨店初登場のブランドや既存売場で人気のあるインポートバッグをショップ導入し、圧倒的な品揃えで日本一のメンズバッグ・旅行用品売場を目指す」と、メンズグッズの充実も大丸東京店の売場には欠かせないと強調していた。「大丸東京店の売上の45%を占める食品フロア。その中でもお弁当売場は面積を1.5倍に拡大し、盤石の体制を整える。話題のショップや百貨店出店初のブランドを導入し、お弁当取扱い売場で合計55ブランドという圧倒的な品揃えを実現した。毎日、大丸東京店で違うお弁当を食べても、全種類食べきることはできない」と、豊富な品揃えで旅行者や近隣のビジネスマンをバックアップする。「また、全長60mの"お弁当ストリート"に"お肉の細道"と、エンターテイメントな要素も盛り込んだ日本一のお弁当売場になっている」と、選ぶ楽しさも提供していくと藤野店長は話していた。
「スイーツ売場は東京駅ならではの"東京みやげNo.1"売場を目指す。百貨店ならではの名店から日本初登場のブランドまで幅広く展開する。既存部1階とあわせて合計74ショップは、都内屈指のショップ数であると自負している。売場内に設けた厨房から提供する出来たてスイーツは、その美味しさもさることながらライブ感を演出してくれる」と、毎日来ても飽きない売場になっているとのこと。「東京駅ということもあり、下町で愛されている老舗名物和菓子店も多数出店する」と、話題の和菓子も充実。「新幹線乗降客や近隣オフィスに勤務する顧客に向けて、通行者数の多いJR東京駅八重洲北口地下通路に面した場所にスペシャリティショップを展開。ワンハンドで手軽に食べられる大人のファーストフーズを提供する」と、食品売場の拡充が大丸東京店のキーポイントのひとつであると藤野店長は説明していた。
「一方、"百貨店なのに!?"という部分に関しては、知名度の高いセレクトショップをはじめ、東京で人気のショップ合計21ブランドを集積したゾーンを構築した。近隣で働くOLに加え、出張・旅行で東京駅を訪れた人々が、新幹線の待ち時間など短時間でも買い回れる売場となっている」と、ファッションゾーンを設けることでこれまでになかった魅力を提案するという。「また、いままで東京駅周辺にはなかった専門性のある大型ショップとして、東急ハンズと石井スポーツの2店を新たに導入する。これによって集客力を高めると同時に、従来百貨店を利用しなかった消費者層の利用を見込んでいる」と、集客力の高い専門店を導入することで、これまでとは違った百貨店をアピールしていく考えのようだ。「商品の提供のみならず、サービスの拡充も第II期のポイントだ。リラクシング・美容サービスを3ブランドから9ブランドに増やす。今まで百貨店では取扱いのなかったカイロプラクティックや気軽に利用できるエステバイキングなどを新規導入する」と、リラクシングや美容サービスの強化を行うことで、サービス目的に来店する機会を増やしたい考えだ。
「グランドオープンまで、段階的に増床部を営業開始する。まず8月22日から地下1階の食品フロアをオープン、その後9月にファッションフロアや大型専門店をオープンする。そして、10月5日にグランドオープンを迎える予定だ」と、順次拡大していくとのこと。「今年は大丸東京店として560億円の売上を見込み、初年度は640億円を達成したい。そして、売上700億円達成を早い段階で実現させたい」と、藤野店長は意欲を見せた。
[店舗概要]
所在地:東京都千代田区丸の内1-9-1
アクセス:JR東京駅八重洲北口改札出てすぐ
営業フロア:B1階~13階/増床部:B1階~12階
営業面積:現在3万4000m2+増床部1万2000m2=4万6000m2
営業時間:10:00~20:00※木・金曜日(祝日を除く)の全館および平日の地階・1階は21時まで
レストラン12階 11:00~23:00/13階 11:00~24:00
大丸松坂屋百貨店=http://www.daimaru-matsuzakaya.com/
大丸東京店=http://www.daimaru.co.jp/tokyo/
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