22日午前9時20分頃、静岡市葵区追手町の静岡銀行呉服町支店の現金自動預け払い機(ATM)コーナーで爆発物のような不審物が見つかり、客や行員、通行人らが避難する騒ぎになった。
県警爆発物処理班が回収して調べたところ、爆発の危険性はないとみられるが、県警は威力業務妨害の疑いもあるとみて捜査している。
発表によると、不審物は、液体入りの缶2本を粘着テープで束ね、赤と黄色のリード線のようなものが付き、袋に入っていた。
同行によると、同行本部に午前9時40分頃、男の声で「市内の支店に爆発物を仕掛けた」という電話があり、その約20分前には、同支店の行員がATM近くに物を置く不審者を目撃していたという。