関西電力など福井県内に原子力発電所を持つ電力事業者3社は21日、天正地震(1586年)で大津波が若狭湾を襲った痕跡が追加調査によっても見つからなかったとする評価結果を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。
追加調査には関電のほか、日本原子力発電、日本原子力研究開発機構が参加。2月17日から美浜町や敦賀市の沿岸部14カ所で実施した。
14カ所のうち、天正年間(1573~92年)の津波堆積(たいせき)物の有無が判別できる11カ所について、津波の痕跡となる砂の層やウニなどの化石があるかどうか調べた。
砂の層や津波で運ばれる有孔虫、貝形虫、ウニの化石はいずれの地点からも発見されなかった。一部の地点からは海水性のけい藻が見つかったが、淡水性のものが9割以上を占めた。関電の担当者によると、津波に襲われた場所では海水性のけい藻が優勢になるという。
過去約1万年前までさかのぼった調査結果は10月ごろに公表する。
関西電力、天正地震、日本原子力発電
日経平均(円) | 8,795.70 | -28.37 | 22日 14:34 |
---|---|---|---|
NYダウ(ドル) | 12,573.57 | -250.82 | 21日 16:30 |
英FTSE100 | 5,566.36 | -55.93 | 21日 16:35 |
ドル/円 | 80.38 - .40 | +0.77円安 | 22日 14:14 |
ユーロ/円 | 100.92 - .96 | +0.22円安 | 22日 14:14 |
長期金利(%) | 0.820 | ±0.000 | 22日 13:47 |
NY原油(ドル) | 78.20 | -3.60 | 21日 終値 |
各種サービスの説明をご覧ください。