エンタメ前代未聞!長澤まさみショック 主演ドラマ、撮影直前白紙に+(2/2ページ)(2012.6.22 11:19

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前代未聞!長澤まさみショック 主演ドラマ、撮影直前白紙に

2012.6.22 11:19 (2/2ページ)TV・ラジオ番組
主演ドラマが白紙となった長澤まさみ

主演ドラマが白紙となった長澤まさみ

 脚本は当初、原作と違い、確執のある母と娘を早い段階で実際に会わせるほか、母親が虐待を自覚していた手紙を娘が見つける場面をカット。このため、NHKと講談社の担当者間で修正に向けた話し合いが何度も続けられた。しかし、講談社は今年2月、「辻村氏が脚本に納得していない」として、クランクイン予定の当日にドラマ化許諾の撤回をNHKに伝えたという。

 両者間で契約書は作成されていなかったが、NHKは「担当者間の口頭の了承があり、契約は成立している」と主張。すでに支出した制作費や出演者のキャンセル料などのほか「撮影開始直前の制作中止は過去になく、NHKのドラマ制作の信用は確実に低下した」として賠償を求めている。

 5月の同枠穴埋めとして、4月8日放送の「これでいいのだ! 赤塚不二夫と二人の妻」などが再放送された。日本初のテレビドラマは59年前の1953年に同局が放送したが、撮入直前の制作中止は前代未聞の出来事だ。

 これに対し、講談社広報室は「原作の改変が著者の意向に大きく反し、話し合いを続けたが合意に至らなかった。このような事態になり、大変残念」とコメント。一方、長澤ら出演者の周辺は当惑しきりで、関係者は「素晴らしい原作で、ドラマ化を楽しみにしていたが…。本人も含め制作が白紙になったことが大変ショックです」と話している。

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