<池田満寿夫さん>遺作「天使の門」設置−−熱海の記念館
|
熱海市下多賀の池田満寿夫記念館庭園入り口に池田さんの遺作のオブジェ「天使の門」が設置された。パートナーのバイオリニスト、佐藤陽子さんが寄贈した。
池田さんは97年3月8日に63歳で急死した。作品は57歳の時の制作で、高さ114センチ、幅205センチ、奥行き80センチのFRP(繊維強化プラスチック)製。翼がイメージされ、黒御影(みかげ)石の台座(高さ120センチ)に乗せられた。
佐藤さんは「池田満寿夫は天使のイメージを大切にし、天使の名がついた作品も多い」と話した。
「動と静」「天使の翼」「アポロンの水瓶」などの作品が配置されている庭園は、記念館開館日の土、日、月曜日に無料開放。問い合わせは熱海市文化交流課(0557・86・6232)へ。【鈴木道弘】
06月22日 12時37分 |
|
|
|