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| 前年度の活動内容 |
当団体には12月中旬の現在までにこの一年間で191件の人身売買やそれに関わる相談があり、このうち30件のケースで直接的支援を提供することができました。
また、人身売買という非人道的な事件が明らかになるには、被害者への正しい情報提供が必須です。当団体は本年度も引き続き3言語で終日対応できるホットライン(相談電話)を設け、ホットライン情報だけでなく、性感染症・ドメスティックバイオレンス・法律相談など、人身売買に深く結びつく情報提供をし、幅広く広報を進めてきました:12月中旬までに8種類、4700枚以上のホットライン情報グッズを関東圏の繁華街やエスニック街に配布しました。また、インターネットのコミュニティや外国語新聞などでの広報を毎週続け、双方から効果を得ました。
最後に、これらの現場での経験を社会に広め、予防と取り締まりにつなげるためのアドボカシー活動として:当団体は国内外で大学や公的機関を含む16箇所で講演やワークショップを行い、学生・研究者・一般市民のほか、警察や福祉支援者もふくめた計1770人への啓発をすることができました。
詳しい活動実績は当ホームページから、2007年活動報告をご覧ください。 |
| 前年度収入内訳 |
| 内訳 | 主な収入相手先 | 金額 | | 行政助成金 | 米国NGOから委託金(米国国務省出資) | 1430912円 | | 民間助成金 | ボディショップジャパン・オラクル有志の会等 | 1700000円 | | 寄付収入 | 米国商工会議所等 | 4111813円 |
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前年度収入内訳
「その他」内容 |
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| 前年度支出内訳 |
| 内訳 | 主な支出相手先 | 金額 | | 活動事業費 | 当事者・一般市民等 | 3843990円 | | 事務管理費 | スタッフなど | 3398736円 |
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前年度支出内訳
「その他」内容 |
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| 前年度の募金の使途（実績） |
事業費(相談・支援活動、啓発・政策提言活動、情報発信活動
)
及び
管理費(給与手当、通信運搬費、光熱水費、旅費交通費、消耗品費、什器備品費
、印刷製本費、家賃、法定福利費、会費、雑費(支払い手数料など) |
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| 今年度の活動予定 |
個別事業計画
1. 被害者層への働きかけ
(1) 多言語による広報
英語・韓国語・日本語でフリーペーパー・情報誌などに広告。ネットコミュニティにも広告。無料で使えるものには継続して、有料のものは割引の要請をして、低価格で効果的なメッセージを伝える。それぞれの言語で紙面・ネット双方で常に3媒体以上のメディアに広報。
(2) ネット相談とドロップインセンター
ネット相談はJOLIEを4月中に公開し、携帯版とウェブ版で日本人向けに発信していく。韓国語版は6月中に。ネット相談はJOLIEアウトリーチ事業を参照。
ドロップインセンターはこの秋、週に一回港区の施設を借り実施予定。時間帯は午後3時から午後8時を予定(未成年の放課後時にあわせる)だが、効果を見て変更していく可能性もある。4月からのネットアウトリーチの効果を見て、ドロップインセンターの開設は前後する可能性がある。
(3) 三言語でのホットライン活動を前年度に引き続き行う。メールでの相談も受け付けるよう、また当事者が相談しやすい環境を会うとリーチウェブと連携して作り上げる(現在はなかなか当事者がネットから相談しやすい環境ではない)。ホットラインスタッフの増強と転送機能の改善
○データ集計の完備:現在もすでに電子管理の相談データだが、セールスフォース上で相談・ケース状況を把握できるようなシステムを構築予定。(以降は来年度予定)
○相談見込み:約250件
(4) ケースワーク提供
電話での相談に関しては、その場の対応・または必要な情報を調べたあとの電話対応が昨年度までは主であったが、当事者によっては警察・入管・医療機関・行政機関への付き添いを要請する者、またはワーカーが付き添いを必要と判断する場合もある。本年度から、電話相談外のケースワーク提供について1時間1000円のケースワーク費を当事者からいただくことにする。緊急の場合など、これに該当しない場合もある。(ケースワーク提供のガイドラインについては、ホットラインマニュアルを参照)
(5) 他機関の協力による支援提供
都内・神奈川の支援先には詳しくなったが、その他の地方で他機関への連携先の知識が少ない。それぞれのケースが入るごとに、当事者の方に待っていただかなくてはいけないが、短期間でくまなく調査、連携しつなげるようにしていく。そして支援先機関をひとつひとつ増やしていく。
(6) 人身売買対策の問題点をさまざまな場で発信
現在継続してやってるものとして、�．ΕД屮汽ぅ�/ブログ�▲縫紂璽好譽拭爾撚餔�向けへの定期的な啓蒙活動である
サイトに関しては本年度中にPHP言語を使用した新サイトへの以降を目指している。そのためのボランティアウェブデザイナーも募集している。新サイトでは更新が容易なため更新度が上がり、アクセス数をいまよりも増やしていく。
ニュースレターはこれまでの通り、隔月で2言語で発信していくが、登録者の要望もあり毎月にすること、また紙面での発行も考えていく。ポラリスサポーター制度の開始と共にニュースレターの役割を変えていく可能性がある。
また、月に数件メディアからの問い合わせもあるため、メディアを通しての提言や発言を通して現場の声を伝えていく。
当団体のイベントなども、インターネットメディアはじめ大手メディアへプレスリリースを発信する。
(7) セミナー・会議などで支援団体の立場から現状問題を共有
本年度は団体が主催するセミナーや会議は計画していない。しかしながら、毎月大学・ほか団体・航行などからの要請による講演を実施する予定。目標としては、月に一回の講演。
首都圏以外の講演・セミナーは、5月の米国ウィスコンシン州立大学での講義と7月の北海道でのG8女性の人権フォーラムがある。
(8) キャンペーンチームによるイベント・講演会
当団体のボランティアの有志が集まり作り上げたキャンペーンチームは、社会人が多く参加しており、参加しやすい月一回の定例会でさまざまなイベントの企画を行う予定である。
(9) 講師派遣(大学・高校・市区町村講座・研究会等)
(7)でも触れたが、講師の派遣として、ポラリスがワークショップ・セミナー・講演会の講師を務めることで啓発をしていく。謝礼はすべて団体の事業に100%還元される。
(10) フェローシップ事業
前年度も多くのフェローが関わってくれたが、今年からはいちフェローシップ事業を長期にし、より長くコミットしていただける活動家・社会起業家を募る。6ヶ月以上を最短期間とし、その代わりコミット時間を軽減し(16時間以上)、学生や社会人でも参加しやすいようにする。 |
| 今年度の収入内訳 |
| 内訳 | 主な収入相手先 | 金額 | | 民間助成金 | 中央ろうきん、エイズ予防財団等 | 1200000円 | | 寄付収入 | サポーター寄付金、キャピタルサービスグループ、在日米国商工会議所 | 5200000円 |
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今年度収入内訳
「その他」内容 |
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| 今年度支出内訳（予定） |
| 内訳 | 主な支出相手先 | 金額 | | 活動事業費 | 当事者 | 2850000円 | | 事務管理費 | 人件費含む・家賃等 | 3380450円 |
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今年度支出内訳
「その他」内容 |
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| 今年度の募金の使途（予定） |
以下の10の事業に使われる
1. 被害者層への働きかけ
1) 多言語による広報
2) ネット相談・ドロップインセンター
2. サバイバー支援
3) ホットライン相談
4)ケースワーク提供
5)他機関の協力による支援提供
3. アドボカシー
6)人身売買対策の問題点をさまざまな場で発信
7)セミナー・会議などで支援団体の立場から現状問題を共有
4. 情報発信とムーブメントビルディング
8)キャンペーンチームによるイベント・勉強会
9)講師派遣(大学・高校・市区町村講座・研究会等)
10)フェローシップ事業 |
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