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【プロ野球】

マー君 郡山球場初見参 年1回の試合楽しみにして

2012年6月22日 紙面から

ロッテ戦の先発に向けて調整する楽天・田中=Kスタ宮城で(川越亮太撮影)

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 楽天・田中将大投手(23)が21日、リーグ戦再開初戦(22日・ロッテ戦=郡山)での必勝を宣言した。「初戦を取れるよう頑張ります。3連勝するには自分が勝たないといけないので」と田中。チームはソフトバンクと同率の3位。自らの快投で「借金3」のチームを上昇カーブに乗せる。

 この日は郡山へ移動する前に、Kスタ宮城で行われた全体練習に参加。短距離ダッシュなどで汗を流し「やるべき準備は進めてきた」とやる気をみなぎらせた。自責の念がある。前回登板のヤクルト戦(13日・Kスタ宮城)では自己ワーストタイの13安打を浴び、交流戦終盤に勢いをつけることができなかった。「僕でズッコケているんで」と反省を口にした田中。エースとして、ふがいない投球を続けるわけにはいかないのだ。

 さらに、心を燃やす材料がある。郡山での試合は昨年、東日本大震災のため取りやめになった。今も震災や福島第一原発事故の影響に苦しむ福島での試合は2年ぶり。被災地支援への気持ちは人一倍持っているだけに、郡山初登板への気持ちも高ぶる。「年に1回の試合を楽しみにしてくれている方がいるならうれしい」。勝てば今後への勢いがつく一戦。不動のエースは力で首位のロッテをねじ伏せる。 (川越亮太)

 

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