- 今月3日、酒気帯び運転の現行犯で逮捕された多良木警察署の警察官を県警はきょう、懲戒免職処分としました。処分を受けたのは多良木警察署の地域交通課の係長、坂田博警部補です。県警の発表などによりますと、坂田元警部補は今月3日午前8時すぎ車で出勤途中に信号待ちのタクシーに追突、呼気1リットルから0.63ミリグラムのアルコールを検出したため酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。そして今月13日、裁判所に罰金30万円の略式命令を受け即日納付したということです。坂田元警部補は「前日の午後2時ごろから明け方まで断続的にワインなどを飲んだ。朝から酒が残っている認識はあった」などと話しているということで、木庭強首席監察官は「再発防止対策を徹底する」などとコメント。また、県警は監督責任があったとして、多良木署長など上司3人を本部長注意などとしました。