株売買話で現金詐取を図った振り込め詐欺グループの男ら逮捕
「医療会社の株を購入すれば、高値で買い取る」などとうそをつき、高齢者から現金をだまし取ろうとした振り込め詐欺グループの男らが逮捕された。
詐欺未遂の疑いで逮捕された、無職・佐々木 健悟容疑者(37)ら4人は、佐賀県の73歳の男性に電話をかけ、「医療会社の株を、2口 = 50万円で購入すれば、85万円で買い取る。絶対に損はさせない」などとうそをつき、株の購入代金をだまし取ろうとした疑いが持たれている。
調べに対し、佐々木容疑者らは「実態のない会社の株券を売りつけようとした」などと容疑を認めていて、警視庁は、同様の手口でこれまでに56人から5億円余りをだまし取ったとみて、余罪を追及している。