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2009年4月

2009年4月30日 (木)

反対ばかりしているわけではありません その1

 「庭山さんは議会で反対ばかりしてるんだって?」たまーに市民の方から聞かれます。
 
 とんでもない。賛成している数のがずっと多いです。議案が出てきたときに反対するのは、(たまに他の会派の方も反対するけれど)だいたい共産党か私ぐらいだから、目立つだけです。地元紙の記者だって、討論もなく賛成だけされるだけでは、記事書けないでしょ。しかも、ひとりでそんなたくさん反対できません。

 1回の議会でだいたい30以上の議案が出てきますが、私が質疑や討論するのは、少なくて、3~4つ。多くて10議案くらいです。議案に反対するには、反対する理由を言うべきでしょうし、できれば賛成の理由も明らかにすることが議員の仕事と考えます。しかし、出てきた議案全てについてやるのは、現状のシステムの中では無理です(日程の制限、時間制限があるので)。仕方がないので、『野生のカン』をもって、当局の説明を聞きながら「おや?!」と思うものをチェックしていきます。そしてその後、条例や規約・要項を調べ、時には国や県に問い合わせ情報を集めます。そして情報を咀嚼しながら、いろいろな方に私の咀嚼中の考えを聞いてもらい、ご意見を伺いながらまとめていきます。

 議案が出されて1~2週間は頭がいっぱいです。この間に、「質問要旨」を提出し、何を質疑するかをさらに担当課に説明する、「聞き取り」というものがあり、本会議で質疑します。ここでも議会のルールがあり、質疑は3回までしかできません。(こんなルールは誰のため?)

 本会議が終わると、賛成するか、反対するかの「討論」の準備に入ります。残念ながら、ここでどんな討論をしようと、賛否が変ることはありません。議会前に会派ごとに賛否は決まっていますから。空虚と言えば空虚なものですが、言いたいことは言わせていただいています。職員や市民が、どこかで聞いてくれているかも知れませんから。

反対ばかりしているわけではありません その2

 そして採決です。

 以前、田中真紀子さんがテレビで、「国会議員の賛否は党で前もって決まっていて、賛否は一気に行われるので、採決の際には「立って(賛成)、立って、座って(反対)、立って・・・」って決まっているのよ~。時々間違える議員がいるけどね~。あっはっは。」と笑っていたが、きっとそれはホントのことでしょう。ウチの議会でも会派ごとに賛否は一致していますし(たまーに、ちがうところもある)、この前の3月議会の中では、採決の際、目をつぶって腕を組んだまま動かなくなった方がいましたしね。

 さて、議員の最も重要な仕事は、本会議での採決です。桐生のケーブルテレビは、一般質問しか放映していませんが、一番重要な討論・採決を放映して市民の皆さまに、誰がどの議案にどのような理由で賛成したり、反対したりしているのか伝えていただきたいものです。・・・が、これも議会が決めることですから、ねぇ。

 議会改革かぁ・・・。「桐生市議会も議会改革しています」って、『議会だより』に書いてあります。やってますよ。議会改革。・・・「やってない」なんて言ってないですよ。

2009年4月29日 (水)

市民メール:視察本来の目的を訴えるのは稚拙で悲しい

 日記を遡って読んだ。本来あの二人(幾井俊雄副議長と福島賢一議員)は、議会改革の為に視察に行くと言っていた。(3/31ブログ)福島議員は反問権について、勉強してきたとのことだが、それは、今の桐生市議会に役立っているか?確かに「当面の行政課題に直接結びついていなければならないものではない。(平成7年10月9日の大津地裁)というように、すぐに結果を出せないことも理解できる。しかしながら、税金を使っての視察である事を忘れてはいけない。ブログでこれだけテーマとして挙げられているのは、市民の関心が集まっているからだ。発言を訂正したりすることが、議員としての名誉を保つのではない。議員は自らを律し、桐生市議会議員としての名に恥じぬ公務をすべきだ。今や、桐生市は財政破綻に向かって歯止めの利かない状況だ。市民の血税であることを顧みて、視察本来の目的を議長ともども考えないければならない。しかし、市民が議員にこれを訴えるのはあまりに稚拙で悲しい。
-------------(以上メール)-------------------------

 市民の方を悲しませてしまって、申し訳ありません。でも、問題を共有できて嬉しいです。ほんと、ブログを始めて良かったです。ありがとうございます。
 「反問権」はまだ議会運営委員会でも議題にもあがっていないような気がします。明日確認します。

市民メール:報酬は能力に対する対価

市民の方からのメール紹介です。

 教育委員会の問題について、予算決算審議会が機能していなかったから起きたのではないでしょうか?現状の委員には見抜けない。会派代表だけでは、やりきれていないなら、全員で審議すれば良い。決まってからいくら騒いでも行政の勝ち。そもそも、今回のような幼稚園園長問題の他に、いろいろな問題が今まで恒常的に行われていて、ブログが無ければ問題視もされず、たんたんと物事が進み、赤字が増える。これだけのことだった訳です。赤字が増えても行政は責任を負わず、結局予算決算審議を通過していることだからそのまま。これの繰り返し。議長は何も疑問を持たないのでしょうか?市民は不条理であると思っているのに。一般的には、収入に見合った生活をするものです。桐生市は収入に見合った支出をしていますか?31人もの議員がいながら、桐生の身の丈にあった財政チェックしていますか?なんの為の、予算決算審議会なのでしょう!見抜けないような議員に報酬は出せません。報酬は、能力に対する対価ですから。
-------------(以上メール)-------------------------

 今まで桐生市議会では、予算審議は一度も否決も修正もされたことがありません。決算審議では一度か二度、問題とされましたが、決算は終わってしまったことなのでそのまま・・・。
 予算決算審議も当局への質問ではじまり、答弁で終わる。予算決算審議は二日間で終わらせると議会運営委委員会で決定し、二日間で終わらせます。二日目の最後の方は、皆さんの疲れが感じられ、スピード感があります。
 私は予算決算審議は議員全員ですべきと考えます(当たり前のことだと思います)が、これと同時に予算決算審議のあり方も再考すべきと考えます。

市民メール:会派の離合集散とビジョンは?

 市民の方からのメールが続いています。ありがとうございます。以下は田畑豊作(仮名)さんからのメールです(一部抜粋)。

素朴な疑問と質問です。4月25日(土)の桐生タイムス一面トップには、≪最大会派「新政会」が誕生、桐生市議会・会派再編、人事めぐる動き加速へ≫という見出しが踊っています。要するに、それまでの最大会派が分裂し、新たなる最大会派が結成されたようです。それまでの最大会派って、たしか「市長を支える応援団」を自認していたのですよね。こうした会派の離合集散が、どういうメカニズムで進行するのか、肝心の理念とか政策とかビジョンとか、そうした大事なことが市民にはまったく見えてきません。会派の方針、ひとり一人の議員のビジョンと信念がどういうものであるのか、はっきりしてもらいたいものです。そうでないと、何だか桐生が岡動物園の「○○山」のボス争いと変わらないように見えてしまいます。
-------------(以上メール)-------------------------

 議会の中にいる私も、「会派の離合集散が、どういうメカニズムで進行するのか」「肝心の理念とか政策やビジョン」については分かりません。もうすぐ議長選挙とか、委員会再編に伴う役職取り(委員長とか副委員長)があるので(5月7日に議会運営委員会、14日に議会)、この辺を意識しての動きに見えなくもない。何を目指しているのか分からないし、何が変わるのかも見えません。正直、関心をもてずにいます。

 議員をやらせていただき2年になります。選挙当時はいろいろ楽しいビジョンを描いていましたが、2年間勉強して、現在目指しているのは、以下3つです。
(1)財政の健全化:かわいい子どもや孫の世代に負債を残さない。
(2)教育の充実:桐生や日本が地域として自立できる人材を育成することを目的とし、桐生の教育環境を活かし、独自性ある教育活動を展開する。
(3)議会改革:本来の二元代表制を実現すべく、市民に開かれた議会にする。

 この3つを目指しています。この3つを実現させるためには、徹底した情報公開が必要と考えます。

 楽しいビジョンは、次世代で出来るようにしたいです。

2009年4月28日 (火)

「視察を途中で帰った議員」はなぜ動揺するのか

先ほど、各派代表者会議がありました。主な協議事項は、会派が分裂したり新しくできたりしたので、これら会派の部屋決めと、議場の席をどうするかということ。今日は90分近く協議がありましたが、ほとんどがこの二つでした。

 また、その他のところで幾井俊雄副議長さんが発言訂正をしました。それは過日の各派で「視察を途中で帰った件」について、幾井俊雄副議長さんと福島賢一議員さんが事実確認について述べたところです。庭山は実情を知らずにブログを書いたと言ったくだりの中で、『政務調査費じゃなく、打ち切りで行った』と言った部分。『政務調査費で行きました』と訂正。副議長という重責にある方がこのような基本的な間違いをするとは、どうしたのでしょうか。冷静でいられない何かがあるのでしょうか?不思議です。

 そういえば、過日の各派代表者会議の中で、お二人の事実説明の中でよく分からないことがいくつかありました。(そのうちひとつは、今日訂正しましたけど。)例えば、
(1) K町へ視察へ行く前日は、A市に宿泊ではなかったかしら?翌日、S市からK町に向かったったようですが、なぜでしょう?
(2) 天候が悪くてI駅からタクシーでK町へ向かい、タクシーを待たせたということ。なぜ、待たせたのでしょうか。また、天候が悪かったので帰れなくなると思ったとのことですが、この視察には他にも他市からたくさんの方が勉強会に参加していらしていたようで、他の方々もタクシーを待たせていたのでしょうか?
(3) 視察受け入れ条件は、日時の指定しかないような発言でしたが、そうでしたでしょうか?

 「庭山こんなことブログに書きやがって。名誉毀損にならないわけがない。東京の弁護士に相談している。しかるべき措置をとる・・・」とおっしゃっているようですが、私が書いたことでなにか事実と異なる部分があるなら教えてください。議員として、政務調査費という公費を使って視察に行ったのですから、事実説明をする責任があるように思います。

 視察を途中で帰らなくてはならない正当な理由があるなら、それはそれで受け止めるくらいの心の広さは持ち合わせているつもりです。でも、なんで弁護士に「視察を途中で帰った」ことを繰り返して言うほど、ムキになるのかな?不思議です。

民間の経済状況も鑑みて・・と言ったら鼻で笑った職員

もともと、基準財政需要額とか自主財源について調べ始めた目的は、桐生市という自治体の身の丈にあった財政規模を知りたいということと、適正な人件費を考えたかったらです。

 そこで、もうひとつの方法で人件費を考えてみました。ちょっと資料は古いけれど平成18年度の「桐生市一人当たり市町村民所得」と職員給与の比較。
「桐生市一人当たりの所得」 2、928、000円   (平成18年度)
「職員給与年間平均金額」  6、615、000円  (平成20年度)

 なるほど。倍以上であることが分かりました。しかも、経済状況は、平成18年より良くなっているとは思えません。

 そして、人件費を調べていたときの職員との会話(一部)。

職員A:でも、われわれの給料は国に準じていますから。
庭山:国が給与を払ってくれるわけでもないのに、準じる意味が分からない。地方自治法によると、民間事業者の経済状況も鑑みるように書いてあります。議員もそうだけど、職員も市民に雇用されているのだから、報酬や給与もそれに準じたほうがいいと思う。
職員A:庭山議員さんの言うようにすると、まちの経済状態がよくなったら、私たちの給料も上がるってことですか?
庭山:そうです。

 ・・・と言ったら、鼻で笑われた。人って、ほんとに鼻でも笑えるんですね。

参考までに・・・。
『地方自治法』第24条
(給与、勤務時間その他の勤務条件の根本基準)
1 職員の給与は、その職務と責任に応ずるものでなければならない。
2 前項の規定の趣旨は、できるだけすみやかに達成されなければならない。
3 職員の給与は、生計費並びに国及び他の地方公共団体の職員並びに民間事業の従事者の給与その他の事情を考慮して定められなければならない。
4 職員は、他の職員の職を兼ねる場合においても、これに対して給与を受けてはならない。
5 職員の勤務時間その他職員の給与以外の勤務条件を定めるに当つては、国及び他の地方公共団体の職員との間に権衡を失しないように適当な考慮が払われなければならない。
6 職員の給与、勤務時間その他の勤務条件は、条例で定める。

桐生市天下り先一覧表

本当は、金額もあわせて揃ったところで公表したかったのですが、個人情報を理由になかなか資料が出ません。悩んでいたらあるお方から、
 「税金使っているのに、資料を出さないなら、出さないことを書けばいい。」とアドバイスをいただき、それもそうですね・・・。ということで、今回公表します。金額が揃ったらその時また出せばいいですし・・・。

 桐生市の天下り先は以下の表の通りです。本当は、それぞれの人件費も記入したいのですが「個人が特定される」ということを理由になかなか情報を公開していただけません。

 市役所内に天下ったOB17人にに支払われている年間総額は『32,342,121円』(平成20年度)でだいたい、3千2百万円です。17人で割ると、一人当たりの年間平均総額は、約190万円です。月額約12万円から約17万円の間で4段階に金額が設定されています。
 「そう高い金額ではない」と職員さんは申していますが、仕事内容と金額と公平性を見合わせて判断するのは、納税者であり雇用主である市民です。・・・そもそもね、雇用主に報告さえできないお金の使途って、あっていいものなのでしょうか?しかも、借金してるし。

 また、桐生市市民文化事業団、桐生市体育協会、桐生市施設管理協会、桐生市社会福祉協議会は指定管理者であり、指定管理料と補助金を桐生市から貰っていますが、「給与実体につきましては、それぞれの団体の規定に従い金額が定められており、人事課で把握していない」「個人情報に関わる」と言うことなので、明日からひとつづつ訪問して、『それぞれの団体の規定』を教えていただこうと思っています。

 個人が特定されることをそれほど拒むなら、天下らなければいいのに・・・と思いますが。

<img src=http://www.geocities.jp/satage12345/amakudari.bmp>

2009年4月27日 (月)

基準財政需要額から人件費をみてみたら・・・その1

 桐生市は、資料要求する時点から、スッタモンダします。そして資料が出てくるのに時間がかかることが多い。4月23日の話ではないが、手作業で仕事をしているせいだろうか?コンピュータ、入っているはずなんですけど・・・。

 さて、阿久根市に習って、桐生市でも基準財政需要額から人件費を考えてみました。
 細かい数字を挙げると分かりにくいので、本当にざっくりした数字で見てみると、桐生市の一般会計総額は460億円。基準財政需要額は210億円。現在一般会計で支払われている人件費は100億円。つまり、だいたい4分の1が人件費。では、基準財政需要額で見ると、人件費は65億円。そして、平成21年度の起債残高見込みは410億円です(減るかもしれないが、増えるかもしれない)。

 基準財政需要額は、「各自治体が標準的な行政を合理的水準で実施したと考えたときに必要と想定される一般財源の額」(財政用語小辞典)ということ。

 とすると、桐生市は現在460億円で1年間動いているけれど、国が標準的というレベルにするなら、210億円ですむということなのか。人件費も100億円かかっているけれど、国の合理的水準で考えると、65億円でいいということなんでしょうか?ええっ!?ざっくり1年間で35億円も余計に支払っていたということ?12年なら、起債残高410億円は全部返せるってこと?

基準財政需要額から人件費をみてみたら・・・その2

 と一瞬そのまま驚き、喜び・・・。しかし、では460億円の基準財政需要額210億円以外の250億円は、なんなのよ・・・。基準財政額以上のこの250億円は・・・。これは桐生市の単独事業なんですって。国から補助金をもらって事業をやってるとのこと。そもそも、交付税を算出するために基準財政需要額はあり、基準財政需要額を計算する計算式の項目だけでは十分でない・・・と職員さんに教えてもらいました。

 ということは、交付税算出方法からして問題なんじゃ・・・?この基準財政需要額に含まれない250億の項目をひとつづつ必要かどうか検討しなくちゃいけないのか・・・・とドツボにはまりました。

 また、国は交付税や補助金を減らす方向で考えているけれど、そうすると地方で行政サービスを受けるにあたり、自治体格差が出るので困るんだよね。もっと交付金とか補助金の部分がもらえないと困るんだよね・・・と職員さんに言われました。

 が!国だって、いくらの借金抱えているのよ!800兆?900兆?そんな天文学的な数字を言われたって分かりません。そもそも、国から交付金や補助金をもっと出してもらえないと・・・と言うけれど、国が出すと言うお金だって、モトをただせば私たちの税金!桐生の財政が厳しいからって、桐生のお金を使わないで国からもらえば良いって?誰がその借金を返すのよ?

 基準財政需要額から人件費を考えるのは合理的でないとか、そのほかにもいろいろ難しいことを言われ、さらに深みにはまった私。

基準財政需要額から人件費をみてみたら・・・その3

 そんな私に「喝!」を入れてくれたお方が・・・

「庭山さん。あんたがそんな役人のトリックにはまってどうするんだ。要は、身の丈にあった財政を考えればいいんだよ」

 そうですね。ということで「自治体の身の丈」を何から考えたら良いのか・・・と資料とにらめっこ。そうすると「自主財源」と「依存財源」がでてきました。

 自主財源とは、「自らの権能に基づいて自主的に収入化できるもの」(『習うより慣れろの市町村の財政分析』)で、市町村税や使用料、手数料、分担金、負担金を指します。依存財源とは、「国や都道府県などから調達される財源」(同上)で、要は国や県から「やるよ」って言われていただくお金。そうすると、自主財源を目指せば「自治体の身の丈」が分かるかな・・・と思って調べてみると、

自主財源 220億円
依存財源 240億円

・・・自主財源の金額は、・・・基準財政需要額とほとんど変わりないんですけど・・・。

と、いうことは、現在の桐生市460億は身の丈の倍以上!借金も身の丈の倍以上!

どうすんのよ?!

 と職員さんに言ったら、大丈夫です。と、ご自分のパソコンでパチパチと近隣市町村の事例を調べて、
「ほらね。一般の歳出予算より起債額が同等、もしくはそれ以上のところがこんなにあるから。桐生だけじゃないから大丈夫。」

って!全部危ないってことじゃないんですかーーーーーーっ???!!!!!!!!!

どうするのよ、桐生市。誰か、私を安心させて・・・。

2009年4月26日 (日)

うらやましい「美人すぎる市議」

 八戸市議会議員の藤川ゆりさんは「美人すぎる市議」でも有名ですし、最近は世界ランキング1位の美人市議と評されたようで、非常に嬉しいです。

 時々私の写真を見て励ますつもりなのか「議員に容姿は関係ない」というようなメールが迷い込んできます。藤川さんのホームページを見ると議員としての仕事もしている方じゃありませんか?世界ランキング1位に対して、なぜ素直に「すごい!」と言えないのでしょうか?だいたい世界でい1位になれる事って・・・そうそうないですよね。

 八戸市は彼女のおかげで日本でも有名なまちになりましたし、世界でも有名になりました。彼女がカレンダーやビデオを撮った場所は観光名所になるだろうし、八戸に行けばみんな藤川ゆりさんのような美人さんがうようよしているのではないかとか、いろいろ夢心地の想像はふくらんで、とにかくイメージが良いです。

 私のところにこんなメールが来るくらいだから、本人のところにも行っているかもしれません。藤川さん!容姿も才能のひとつ。大いに利用されたら良いと思います。気にせず頑張ってくださいね。

2009年4月25日 (土)

周藤雅彦議員さん!一緒にやりませんか?

 庭山さんのブログでも、幼稚園園長問題が取り上げられていますが、桐生タイムスにも意見が載せられています。それだけ、市民の関心?疑問?怒り?が、あるということですね。桐生タイムスの意見の中で、みどり市の方の意見は、真をとらえていると思います。何の為に園長という仕事が有るのかを見極め、そしてどのような人が適正なのかを説き、本来の道に戻るように訴えています。教育は小手先で丸めてはいけないのですね。また、今日のタイムスには、それを支持した意見が載っていました。まさに、税金を湯水の如く使う行政を抑えるのは桐生市議会です。先日の周藤議員の活躍も素晴らしいです。ぜひ、その時だけでなく、あの怒りをそのままにしないで行政を抑えて下さい。このままでは引き下がれませんよ。断固!やって下さい。市民は、議員の活躍を信頼して投票したのですから。

・・・という、市民のアッツイ・メールが届きました。周藤雅彦議員さん!断固!一緒に手を携えてやりませんか?議員の活躍を信頼して投票してくださった市民のアツイ期待があります!いかがでしょう?

ちなみに、「桐生タイムス」とは、桐生にある情報紙です。

2009年4月24日 (金)

教育委員時給の調査方法

 教育委員会の仕事内容や報酬・時給にいろいろな方が関心を寄せてくれています。「自分のまちの教育委員会がどうなっているか知りたい」方がいらっしゃいますので、私がどのような資料で考えたか、参考までにメモしておきます。

(1) 特別職の非常勤職員の報酬費用弁償に関する条例
 この中には、各自治体で定めた条例による報酬金額が載っています。条例はインターネットで見られると思います。桐生市はこれが基本となって期末手当のようなものはありませんが、「これが1年間すべての総額ですか?」と直接あるいは電話で一言尋ねると良いかもしれません。
 また、この条例を見るとその自治体の非常勤職員にどんなものがあるか、またそれぞれどのように報酬が支払われているか(年額、月額、日額)が分かります。

(2) 教育委員の公務について
 いただいた資料には、公務の日付、行事名、拘束された時間(何時から何時まで)、全委員の参加か、委員長だけの参加かが記されています(なければ作成してもらう)。これを情報公開で資料請求します。万が一にも情報公開請求で資料を出していただけない場合は、議員に資料請求してもらえれば出ると思います。それでも出なかったら、かなり重症な自治体です(そんなところあるかしら?)。年度途中だから資料がまだ出せないとか言われたら、「前年度の」資料を請求してください。

 また、教育委員会定例会の傍聴をお勧めします。どんな状況で委員会が進められているか、是非傍聴してみてください。

税金は慎重に使われているか?

 毎日、昼休みに読んでます。他の市議会議員も間違いなく読んでいる。・・・(中略)・・・結果的には、議会改革になっていると思います。さてさて、天下りの件、凄い!怖いくらい!夜道には気をつけようね。教育長の今後の動向が見物です。いままでは、公表されてこなかったから、もっと凄い事してきたのでしょうね。議会決議より市民の声が反映されているかも!教育長達に一言いいたい!立場を考えて決めて下さい。税金は自分のお金より慎重に使える人間でなければ、資格がない。税金とは、なんであるか!子供に聞いてくれ!

 と言うメールが来ました。『税金は自分のお金より慎重に使える人間でなければ、資格がない』とは、まさにその通りですね。

 「市民の皆様からいただいた大切な・・・」という枕詞は聞いたことがありますが、その結果が歴代の『決算書』に現れていますし、今年度の『予算書』にまとめられ、『現状の問題』につながっています。

 「慎重に使っているよ!」という声も聞こえてきそうですが、私には、そうには見えません。

2009年4月23日 (木)

全協「内緒で作った天下り先」について その1

 昨日、全員協議会(以下、全協と略す)があり、教育委員会が例の「内緒で天下り先を作っちゃった件」(正式には、「専任園長配置の件」とでも言うのかな)について説明がありました。

市長挨拶:子育て日本一を目指しているので、幼児教育を充実させたい。その中で専任園長を配置したいと考えた。
教育長挨拶:予算の中で説明すべきだった。配慮が足りず申し訳い。・・・その後経緯、趣旨、目的を説明・・・ご賢察を賜り、市民に説明していただき、教育環境を整えることにご支援ご尽力ください。
指導部長説明:14園の幼稚園を7園に統合することによって、幼児教育の充実を図りたい。統合と専任園長はセットで考えていた。

 これに続いて、それぞれ質疑が行われました。

以下、私の部分の質疑・答弁の様子です。

庭山:小学校の校長先生が幼稚園の園長を兼務してた時の月額報酬金額と、年間の予算額。それとすでに始まっている退職校長先生が専任園長になったことで支払われている月額報酬金額と年間予算額について伺います。
指導部長:兼務の時は、月額12900円で、年間予算は216万7200円。専任になった現在は、月額15万600円で、年間予算は1265万400円です。
庭山:園長の仕事の内容が変化したのか。議員も教育委員も知らないで決定されているが、この責任者は誰ですか?
教育長:申し訳なく思っている。議会では今日の全員協議会で、教育委員には一昨日の定例会で話しました(注:定例会でなく「非公開の協議会」と思いますけど)。
指導部長:社会環境の変化によって幼児や子どもの育ち方が問題となって職務内容が増えている。幼児教育をしっかりやっていきたい。
庭山:内容を充実させたいのは理解できるが、10倍以上の報酬を支払わないとできないことなのか?あと、責任者は誰なのか、応えてもらっていませんが。
議長:お答えはどちらですか?
再度、
議長:お答えできませんか?
教育長:月額報酬金額を15万600円に決めたのは、他の嘱託任用とのバランスを考えてのこと。
議長:もうひとつ。
指導部長:兼務の場合、計画から評価するPDCAサイクルがあり、園長のリーダーシップが重要。兼務では難しい。
教育長:庭山議員さんの質問が理解できなかった。最終的に専任園長にする決定は私がしました。

全協「内緒で作った天下り先」について その2

庭山:教育長に責任があることが分かりました。それと、10倍以上の報酬を支払うのは疑問が残る。他の嘱託とのバランスを考えたというが、桐生市の財政から考えてほしい。退職校長が適任と考えるなら、それでもいい。が、前と同じ金額の中でやってほしい。
教育長:金額の多寡については、市長部局と相談していく。
指導部長:今年度幼稚園を統合するので、退職校長は適任と考える。今年度で実績・成果を残してもらえると思っている。
議長:最後にしてもらえますか?他の方もいますので。
庭山:はい。他の嘱託とのバランスと言うけれど、財政状況を見てほしい。前の金額の範囲の中でやってほしい。全く納得できない。市民に説明してほしいと発言があったけれど、説明もできません。教育委員にも議員にも説明なく実行されている。責任を取ってほしい。責任の取り方については、どう考えているのか?
教育長:予算が確定したら専任園長を配置したことを報告するつもりでした。人件費や天下りだと批判を想定していれば予算前に説明すべきだった。
指導部長:1年間の実績・成果を必ず出したい。

 本会議では質問は3回までしかできません(なぜ?)が、全協だと質問は何回もできます。が、質疑答弁の様子は、いつもこんな感じです。・・・いつもよりは、いいかな。次回の「桐生市議会だより」では、質問にきちんと答えない答弁を記述してもらいました。こんなふうにはぐらかされます・・・。

 私の質疑では、責任の取り方について答弁もらえませんでした。が、協議会の最後に周藤雅彦議員さんが、市長、副市長、教育長それぞれに、「責任を取るべきだ」と伺ってくれました。

以下、その答弁
教育長:私の進退については、市長と教育委員に委ねている。
市長:責任と言うことであるが、幼児教育を充実させることが私の責任と果たして行きたい。
副市長:皆様に、理解してもらえるように幼児教育を充実させて、責任を全うしたい。

全協「内緒で作った天下り先」について その3

 午前10時から行われた全協は「時間の都合」で12時でおしまいになってしまいました。
 
 全協は採決を取りません。納得できようとできまいと、質疑答弁で終わりです。本会議と同じで、議員同士の議論もありません。

 本当は、質疑答弁間でささやかれたドナタカの「つぶやき」も書きたいくらいですが、空耳かもしれないので、控えましょう。

 どうにもならない現実に、むかむかしてお昼食べられなかった・・・。悔しい。

今日は、ガッツリ食べよー。

生データを出してくれれば・・・

 阿久根の山田勝議員さんの「正規職員の年収グラフ」が非常に分かりやすいので、桐生でも見習ってグラフを作って人件費を考える資料としたい・・・と思って、200万以下、300万以下400万以下・・・・1200万以上それぞれが何%かという資料をください・・・と昨日お願いに行きました。

 すると今朝、
 「これはひとつひとつ拾って、『正』の字で数えていかないとできないので、時間がかかります」だって。『1ヶ月』!!えーっ?!データで入力されているんじゃないの?ちょちょいのちょいでできないの?どういう状態で管理されているの?とびっくり!・・・そして謎です・・・

 私もアナログ派ですから、あまり人のことは言えませんが・・・。

 日常業務で忙しい職員さんに、ひとつひとつ『正』の字で数えてもらうのは申し訳ないから、生データくれれば私が数えますけど・・・。

 データもビールも、生が良いですよね。やっぱり。

上州女は働き者

 由紀日記のブログ、楽しみに待っているファンが増えていくこと間違いありません。市政や教育委員会、市議会の主要メンバーのあわてぶりが目に浮かぶようです。私の少ない知人にも紹介していますが、さすがにかかあ天下の上州ですねって感心されます。もちろん、私は上州の女性は生活力と能力が高いからのことであって、出しゃばってかかあ天下の称号をいただいているわけではないことを説明しています。誤解のないように・・・。見にくいアヒルの子もブログのお陰でひと皮むけそうですね。ウフフフ・・・。

 というメールを上州の男性からいただきました(一部引用)。ありがとうございます。

 上州女はこつこつ・せっせと働く、働き者です。私もその一人なので、「上州女」の名を汚さないように、こつこつ・せっせと議会の様子を報告します。

 市民の方も、市外の方もイメージしやすいように、「お気に入り」に桐生市議会のホームページを入れておきました。桐生市議会議員名簿が一覧表になってます。

・・・あ!私って「みにくいアヒルの子」に見られていたんですね。お話の部分で行くと、今は、あのへんかな?でも、みにくいアヒルの子って、白鳥になってお友達見つけて終わりですよね。その後、仕返しにとか、行かないのかな?

 早速、頭のきれる方からのコメントが届きました。

 白鳥が仕返しに行ったら、タイトル変るんじゃない?「みにくいアヒルの子」→『白鳥の仕返し』に。

2009年4月22日 (水)

教育委員報酬に対する考え方 市民Aさんのメール

 今日は、新しく作った天下り先(退職校長が幼稚園の園長になる件)について教育委員会が説明する全員協議会(全協と略します)がありました。現在、まとめ作業中。でき次第、ご報告します。

 さて、市民の方々からメールをいただきました。ありがとうございます。早速、市民Aさんからのメール(その一部)を紹介します。

 給料、報酬は労働の見返りです。仕事の内容に照らし合わせ、能力によって、対価が変わります。経験だけで評価されるのは、考え方に偏りがありますね。税金を使う場合、市民が納得できる対価であるべきです。支払い責任者や、受け取り側が、適正な対価と評価しているようであれば、狂った金銭感覚と自分の能力を過大評価していますね。そこまで、仕事ができているとは、市民は思っていません。冷静に考えるべきでしょう。教育です。金の亡者になっては、いけません。大人は、子供達に将来どんな仕事をしたいか、良く問いかけますね。もし、子供が金がいっぱいもらえる仕事ならなんでもOKと、言ったらどう思いますか?夢がなくなりますね。子供のうちは夢と希望と正しい社会性をもっています。

教育委員会定例会の傍聴者人数は・・・

 教育委員会にもうひとつ。

 先日の教育委員会定例会には、議員6人と市民2人が傍聴して、8人でした。いつも、「傍聴者は先着5名まで」と広報にも出ていますし、5席しかありませんでしたが、今後は『先着8名』になりますよね?。先日の定例会だけが、「特例」だったわけではないですよね?

 万が一にも「特例」だったとすれば、それはなぜですか?議員センセイが多かったから?そんなことないですよね?

 「せっかく来ていただいたので」と職員の方がおっしゃっていました。今後もせっかく来てくださる方がいらっしゃると思います。

 まぁ、私が言うまでもなく、『8名』にされるとは思いますけど。

 次回から『先着8名』になっていなかったら、来て欲しくないでしょうけど、伺います。お話をしに。

2009年4月21日 (火)

教育委員報酬の時給

 教育委員の報酬額は条例で定められています。

 月額91、900円、年間1、102、800円の報酬が支給されている教育委員(教育委員長は報酬額も公務もいくらか多いので委員のみ算出。また教育長は扱いが別なのでこれには含みません)の公務は月に一度の定例会だけではありませんので、それ以外の公務について調べてみました(平成19年4月1日から平成20年3月31日)。

 月によって公務数や時間は異なります。月に一度の定例会から卒業式への出席、イベントへの参加、PTA関係の懇親会など幅広く公務として認められていました(なお、11月の通休指導教室公開授業は自由参観なので含みません。また11月の地区公民館サークルは6時間参観したとは考えづらいですが、これは加えました)。11月が最も長く約930分(約15時間30分)。最も短いのは、12月の58分(1時間ない)。年間の公務時間は、約3996分。時間にすると、約66時間36分です。これらから、教育委員の時給を算出(10の位を四捨五入)すると、

12月は、60分としても、時給91、900円。月額報酬そのままです・・・。

11月は、時給約5、900円。

年平均では、時給約16、600円。 

 定例会の様子、質疑の様子は昨日のブログの通りです。

 市民の皆さんは、どのようにお考えになりますか?ご意見・ご感想をお寄せ下さい。

教育委員選任の過程 その1

 では、教育委員はどのように選ばれるのでしょうか?

 まず、市長さんが議会の中で推薦します。「教育委員会委員の任命につき、同意を求めることについてご説明も仕上げます。この方は・・・(と略歴を読み上げる)・・・○○さんは、温厚誠実で、物事にねばり強く当たられる方で、教育行政に深い関心と熱意を有しており、委員として適任と認められますので・・・。なにとぞご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。」

 次ぎに、15分くらい暫時休憩となり各会派にて相談・・・のはずですが、私が議会に入った当初に先輩議員に言われたのは、「人事に反対するもんじゃないよ」ということ。

 で・す・が、納得できない私は毎回質問させていただいています。「この方は桐生市が進めている学校の統廃合については、どのような考えなのか。桐生の教育の魅力と課題をどのように考えているか」毎回、質問しています。

 推薦者である市長さんは、毎回こんな答弁です。
 「毎会ご質疑いただきまして、あれなのですが、・・・総合的に判断できる人だと思い提案しました」とか、
 「委員会の中での意見を発表してくれると思います」

毎回同じ事を聞いているのに、ほとんど同じ答弁を繰り返されてしまってます。

これで、どうやって納得して賛成できるのか・・・。故に、残念ながらほとんど賛成できずにいます。

教育委員選任の過程 その2

 今までに何度か教育委員の選任についての賛否が問われましたが、一度だけ、賛成しました。市長さんの答弁は同じでしたが、知らない人ではなかったですし、同じ子育て世代の方だからと思って。しかし、教育委員会定例会を何度傍聴しても、教育委員の方々の教育に対する意見を聞くことはありませんでした。しばらくしてその方の再任の推薦がありましたが、残念ながら反対しました。それは、この方に限ったことではありませんが、議論はありませんし、質疑もほとんどないからです。

 このことを議会で市長に申し上げたところ、
「委員が発言するしないは、その委員の判断による」との答弁をいただきました。
 全くその通りです。それが今の桐生市の教育委員としてふさわしいかどうかを判断しなくてはならないのではないかと、思うのですが・・・。 

 質問は3回までしかできません。今回も、シリキレトンボ。悔しい。

 でも、これを聞いていた議員がその後教育委員会定例会を傍聴に行きました。そして
「庭山さんの言ってることは本当だったね。びっくりしたよ。」と言ってくれました。

 ちなみに、私が議員になって、人事が否決されたことは一度もありません。というより、当局から出てきた議案、否決されたこと、あったかなぁ。

『苦労道楽』一直線?

 今日の「住民至上主義」を見て「なるほどな」と思いました。「人件費を書いた紙が勝手に剥がされた」とのこと。

 ・・・これで、竹原前市長が市長でなくなると、阿久根の役所がどうなるか、どっちを見て仕事をするかと言うことが明らかになりました。非常に、分かりやすくてよろしいですね。

 さて、次の選挙はどうなるでしょうか?『苦労道楽』なるものを望まれる方はいるのでしょうか?

 5月31日の結果が、非常に楽しみです。

2009年4月20日 (月)

桐生市教育委員会委員・その報酬と給与

桐生市教育委員会委員

教育委員長 鈴木正三氏 平成12年1月1日より教育委員
               平成16年1月1日より9月30日まで教育委員長
               平成19年10月1日から現在まで教育委員長
報酬金額  108700円(月額)×12=1304400円(年額)

教育委員  藍原京子氏 平成18年7月1日から現在まで教育委員
報酬金額  91900円(月額)×12=1102800円(年額)

教育委員  東郷直子氏 平成19年10月1日から現在まで教育委員
報酬金額  91900円(月額)×12=1102800円(年額)

教育委員  前原 勝氏 平成20年4月1日から現在まで教育委員
報酬金額  91900円(月額)×12=1102800円(年額)

教育長   関口 進氏 平成18年3月26日から現在まで教育委員
           平成19年4月1日より教育長
   月額給料  740000円(月額)×12=8880000円(現在はこれから10%カット)
                →8791200円(年額)
   期末手当  6月分 1887000円
        12月分 2064600円
                教育長年間給与 12742800円

さすが!教育委員会

 さすが、教育委員会、賢い!

 先ほど教育委員会『定例会』が修了しました。以下、教育委員会の流れが分かるように記します。(左端は時間)
2:00  4月定例会開催 委員長挨拶
      市民憲章唱和・・・全員で声を出して読み上げる
2:07  会議録署名議員の件
2:07  事務報告・・・教育委員会各課ごとに事務連絡。(ほとんど行事予定の確認)
2:27  質疑・・・今日はわりとあったほう。内容は以下のとおり。
      藍原委員:桐生織塾のイベント参加するので、その広報のお願い
      前原委員:青少年健全育成活動の内容は?
           わたらせ渓谷鉄道のイベント情報について
      鈴木委員長:青年の家の体育館外観工事費が付いた。今後は早めに工事してほしい
      東郷委員:テレフォン相談の周知方法は?
2:34  桐生市伝統的建造物群保存地区保存しに議会審議委員の委嘱について説明
      質疑
      前原委員:伝建群に関わる委員の選定について
2:40  次回の教育委員会の定例会日程について
2:40  本日の日程・終わり

はぁ???

2:40  鈴木委員長:続きまして、教育委員会の『協議会』を開催します。そこでの議題は、
1. 薪能のイベントの件
2. 子どもの読書環境推進について
3. 退職校長が幼稚園の園長に選任された件

・・・ということで、傍聴者は退席してください。・・・と出された!

 さすが、アタマがいい!・・・退出時に職員に

庭山:議事録は作成しますよね?
職員:非公開の会議なので、ゴニョゴニョ・・・。

 「協議会」の議事録、資料請求しておきましたから、提出の方、よろしくお願いします。まぁ、どのような回答が繰るかは、察しが着きますが。少しは誠意を見せてください。

324000円。市民サービスに使ってほしい

 先ほど、議会事務局へ行き平成20年度分の「政務調査費」324、000円をお返ししてきました。あー!スッキリした。

 桐生市議会では一人の議員につき年間で324、000円が政務調査費として交付されます。私が政務調査費をお返しした理由は二つ。

1.桐生市の財政状況が厳しいから。
 桐生市は経常収支比率が100%を超えています。これはどういうことかというと、一般家庭にたとえるならば、毎月入ってくるお給料よりも、日常生活営む上でどうしても必要な経費(食費や家賃など)の方が高いと言うことです。つまり、身の丈を超えた状態。
 また、一般会計でみると総額が約460億円(そのうち人件費約100億円)、平成21年度起債残高約410億円(見込み)の状態。つまり、1年間で使う金額と、それに近い借金があるということです。もう、ため息しか出ないです。

2.報酬と政務調査費
 私たち地方議員は報酬をいただいています。桐生市の議員である私場合、7、982、100円(平成20年度)です。以前隣町の議員さんと情報交換をした時「私ら地方議員は報酬をもらっているから政務調査費って、本来おかしんだよね」と言われました。それがずっと、気になっていました。確かに・・・。報酬とは、生活給の給料とは異なるもので、「労働や仕事に対する謝礼」です。これに加え、桐生市では議員の調査活動費として政務調査費が324、000円交付されます。
 法律的に全く問題ありませんし、私個人としては議員活動を一生懸命やっているつもりですし、今年提出しようと貯めた領収書金額(書籍購入、調査費、議会報告会の会場費、お知らせのはがき代、ビラ作成費、新聞乗り込み代、弁護士相談料など)は支給される政務調査費ではとてもまかないきれませんが、なぜか、後ろめたさを感じます。

 と、言うわけで、お返ししてきました。なんだかとても、気分晴れ晴れ~!

 桐生市の財政規模から見たらわずかですが、どうぞ桐生市の市民サービスのために使われますように。パン・パン!

明日は教育委員会があります

明日は教育委員会が午後2時からあります。4月1日からすでに始まっていますが、新しく作った天下り先(退職校長が幼稚園の園長になる件)について未だ説明されていません。思いっきり事後報告。教育委員さんたちに、誰がどのように説明するのか。また、これに対する議論がどのようにされるのか、傍聴に行こうと思います。傍聴できるのは、先着5名だから、早めに行かないとねー。教育委員さんたちは、ちゃんと報酬を貰っていますから、実名でブログ報告しようと思います。

2009年4月18日 (土)

2009・4月のおしゃべり会報告 その1

 議会終了毎に「おしゃべり会」という議会報告会をしています。今日は、午前10時からお昼まで、思いの丈をぶつけさせていただきました。

本日の話題
1。3月の議会報告
  (a)教育委員会の問題
       ・内緒でしていた勧奨退職がばれちゃった話。
       ・公立幼稚園の園長先生という天下り先を教育委員にも議員にも内緒で決めちゃった話。
  (b)予算委員会
       ・予算審議は議員全員ですべきという要望書を佐藤光好議長が「受け付けたけど受け付けない」と答えた話。
       ・市長の月額給与10%カットと議員の月額報酬10%カットの関係性
       ・月額報酬10%カットは年間報酬の10%カットではない話

  (c)ひとり会派は会派じゃない
       ・ひとりは「無会派」。突然部屋のネームプレートが新しくなっていた話

2。議会改革
  (a)議会に入って思ったこと
       ・『私たちの生活に関わることをよくもこんな事で決めてきてくれたな!』と私が思うに至った経緯。

  (b)鹿児島県阿久根市で今おこっている出来事
       ・昨日また市長不信任案が出された経緯
       ・議会が守ろうとしているものは何か。
       ・前市長竹原信一氏が守ろうとしているのは何か。
       ・阿久根と桐生の議会の類似点

  (c)ブログについて
       ・ブログ開設の目的 
       ・さっそく『由紀日記』が問題視され、議会の中で規制の動きがある件

2009・4月のおしゃべり会報告 その2

3。意見交換
市民A  ひとりは会派でないということで、予算決算審議に出られないルールこそおかしい。選挙の時、有権者は、会派に票を入れているのではない。
市民B  庭山さんは2000票以上の市民が入れた票を背負っているのに、言論を制限するのは容認しがたい。民主主義に反する。
市民C  阿久根の給与明細、退職金明細に見習って、桐生市は今後情報公開する気があるのか?
庭山  「検討します」と答弁をもらいましたが、当局の言う「検討します」は「話は話として聞いたけど、聞きました」という意味です。今後も続けますけど。
市民D  桐生市の財政は厳しい。その中で民間参入を妨げる桐生市の指定管理者制度はおかしい。
庭山  まったくその通り。桐生市の指定管理者は天下り先になっています。
市民E  税収は減少しているし、増額の見込みもない。そうすると支出の削減しかない。にもかかわらず、退職債をしてまで退職金を払うことには不満。
庭山  国が退職債を組んでもよいと許可したと言うけれど、国は許可しただけで、この借金の返済は市民です。返済する市民がイヤだというのに退職債を再度組むのは本当に腹立たしい。しかしこれに反対しているのは私だけで、多勢に無勢でどうにもならない。
市民F  去年の9月に庭山さんが問責されたとき、「予算決算審議への参加については今後の検討課題とする」と言っていたと思う。その後はどうなっているのか?
庭山  先ほどもお話ししましたが、「受け取ったけど、受け付けない」と議長に処理されています。
市民G  政治は結果論が大切で、理想を掲げるのは良いけれど、可能性の追求をして欲しい
庭山  私も議会改革をしたくて議員になったわけではない。民主主義は多数決だというけれど、私からしたら数の暴力に感じる。現状の議会システムではどうにもならないと感じた。
市民H  子育て日本一と言いながら、小学校や中学校の校長先生がコロコロ変わるのは疑問。なんとかならないのか。

・・・などなど・・・話は更に盛り上がり・・・

2009・4月のおしゃべり会報告 その3

市民I  庭山さんひとりを矢面に立たせるのは忍びない。こんな議会にしてしまったことを深く反省している。みんなで議会を傍聴に行くことで少しは緊張感を持ってやってくれるのではないか
市民J  わざわざブログをはじめたり、報告会をしたり、新聞折り込みをして批判されるようなことをしなくても、報酬をもらって議員としてやっていられると思う。でも、わざわざそういうことをやってくれて、嬉しい。
市民K  ブログで実名を出すのは賛否あるだろうが、私は良いことだと思っている。今まで無責任な言動や賛否によって現在の無責任な財政状況になったのだから。実名は当然だ。
市民L  今後私たちは、ひとりひとりが何をしたらいいのか考えましょう!

 具体的に市民として何が出来るか、という話になりましたので、参考に以前阿久根市の市民団体が作成した「あゆみ 阿久根市議会」を紹介しました。これは当時の議員全員を市民団体が評価したものです。例えば、2年間の一般質問の回数が全議員一覧表になっていたり、個別に得票数と選挙公約、市民から見た議員評価が書かれていて非常に興味深いです。

 またこのように議会や議員を評価する方法があったことを思い出しましたので、次回の「おしゃべり会」に資料を提出することを約束しました。
  
 夕べは阿久根のニュースにやっぱりと思いながらも、怒りがこみ上げてムカッついていました。市長不信任は出るとは予想していても、現実になるとやはりね・・・。でも、今日は話を聞いていただくことができましたし、また共感して頂けたので嬉しかったです。

 阿久根の件については、
「そんなことされたら、オレはのろし旗たててむかってくぞ!」と言う方もおり、今度一緒に阿久根に行きませんか?と誘っておきました。・・・私の支持者(?)は結構過激な方が多いかも・・・とちょっと思いました。

 参加して下さった方々、長時間にわたりおつき合い下さり、ありがとうございました。

2009年4月17日 (金)

あはは。傑作!

(月光仮面の替え歌でどーぞ・・・ですって。)

どーこの だれかはぁ しぃらないけれどぉ
だぁれもが みぃんな しっているぅ
どっかの議会の「おじさま」はぁ しーみんーの味方と言うけれどぉ
視察に行っちゃ 飲んだくれぇ
議会の中では ねむってるぅ
問責けぇつぎぃは だれでしょう
ふぅしぃんにぃんは だれでしょう

 あはは。傑作!北の方の方からの作品です。あはは。おっかしぃ。どこの議会のことでしょうねぇ。あははははは。

追伸その1:私はこんな議会、知りませんけど。
追伸その2:おっと危ない!替え歌の原作者には申し訳ありませんが、議員には『品位』が求められるので、「おっさん」あらため「おじさま」に直しました。

地獄の果てまでつきあって

朝、長野弘子(仮名)から電話があった。

 長野は、私の息子と彼女の娘が保育園時代に同級生と言うことで友達になったママトモのひとり。選挙に出ようとした時、数名の友人に決意を話したひとりでもある。出馬すると言うだけで離れていく友人がいた中で、彼女の言った一言が忘れられない。

 「庭山さんの決意は分かった。ただ、私は負けるケンカはしないからね。覚悟しといてね」

 正直、この一言には緊張感が走ったのを忘れられない。誰になんと言われようと、引き下がる気持ちはなかったけれど、彼女の一言で突っ走る決意ができた。

 選挙の時も、シロウト集団の中で指揮をとったのは彼女と言っても過言ではないだろう。もちろん、長野も選挙は初めてのはずだった。が、人の気持ちを引きつける力、人を仕切る手際の良さ、時に涙を誘う浪花節的な話術、物事をハッキリ判断して遠慮なくモノを言う性格は、予想以上に選挙向きだった。選挙中、私も何度、怒られたことか・・・。私だけでなく、前述の田畑や八王子も何度も締められたものだった。

長野:ブログ見たよ。すごく分かりやすいし、面白いよね。でも、実名を出すと敵を作るんじゃない?
      私の立場を心配しての電話だった。
庭山:そうかもしれない。でも、敵を作らないように取り繕うとか、そういう事はもう、無理だし、意味があるとも思えない。議会改革をやりたくて選挙に出た訳ではないけれど、2年間議員活動をしてきて、議会を変えなかったら、本当にやりたい教育の問題とか、子ども達にツケを残さない財政にするとか取り組みたいけれど、今のままじゃどうにもできない思った。実名を出すことで、発言に責任を持って欲しいし、選挙で投票する市民にも関心と責任を持って欲しい。市民に分かってもらうには、実名で分かりやすく伝えるしかないと思う。
      熱が入ってしゃべったけれど、多分こんな事を話したと思う・・・
長野:分かったよ。庭山さんがそう言うなら、それで良いんじゃない。
庭山:あはは。ありがとう。でも多分、これからいろいろあると思う。・・・地獄の果てまでつきあってくれる?
      冗談交じりに言った。
長野:いいよ。つきあうよ。
      力強く答えてくれた。

 彼女に一押ししてもらうと、俄然気持ちが引き締まる。家族もいるし、仕事も忙しいのに、ありがとう。地獄の果てまで、よろしくね。

2009年4月16日 (木)

茨城県O町の議会改革

 幾井俊雄議員と福島賢一議員が視察で行ったK町の勉強会を途中退席した翌週、2008年の1月24日に私はその勉強会に参加しました。その際、茨城県O町の議員さんたちも参加していました。彼らとはK町で勉強した翌日ホテルのロビーで会ったのですが、
「あんた、昨日の勉強会にいたろ?」と茨城なまりの言葉で声をかけてくれ、
「いやー。面白い勉強だったよね」と勉強会の感想をひととおり話をしました。そして、
「俺たち、議会改革するんだよ。3月議会で条例改正するんだ」と言いだしました。
「でも、今1月下旬で、3月条例改正は難しいのではないですか?」と思わず聞き返してしまいました。
「難しいかもしれないけれど、やるんだよ。なぁ」と皆さんで「そうだよ。やるんだよ」と口々に言っていました。

 それから半年経ったある日、そのうちの一人の議員さんから封書が送られてきました。中には議会便りが入っていました。

 それを見て、思わず鳥肌が立ちました。彼らは本当に3月議会で条例を改正し議会改革をやっていました。その後も、次々と改革を実行し、議会傍聴者も大幅に増加し、県内でも注目される議会になっていました。

 ・・・本当に、やってるんだ!感動し、悔しいくらいうらやましく思いました。

 この封書が届いたころは、ちょうど自分の市政報告を新聞折込した時でした。1年間の活動報告をし、その中に議員として使わせていただいた『お金のこと』などについても書きました。これを見た先輩議員は「庭山さんらしくて良いよ」と評価してくれた方、「大丈夫?」と心配(そのときは、何を心配されているのか分からなかった)してくれた方はごく少数で、他は(1)目が合っても無視する (2)文句をつける (3)議員同士仲間だろ。こんなこと書くんじゃねーよなどと言われていた時でした。

 とても落ち込んだ6月でした。

私のクロマク?

こんなブログを庭山はじめやがって。クロマクは誰だ・・・と誰かをお探しのよう。

昨年の9月議会で「一人会派でも予算決算審議をしたい。ひとり会派であることを理由に制限されるのは納得できない。議員としての権利を奪われている」と発言したことで「他の議員の名誉を傷つけた」と河原井始議員さんと近藤健司議員さんに議事進行をかけられました。その後、発言訂正を求められてましたが拒否し、謝罪もお断りした結果、問責決議されました。その時も、庭山シブトイ。後ろのクロマクは誰だ!と誰かをお探しのようでした。

 昨年の12月議会の時、指定管理者についてひとつひとつ質疑し、反対した時もそうでした。庭山の後ろに、誰かクロマクがいるんじゃないかと。(なぜこんなことで、クロマクが登場するのか?他に話題はないのかしら?)

 あたしの「クロマク」?ははーっ?!誰でしょうねぇ。クロマクのみなさーん。逃げてくださーい。問責されますよー!

2009年4月15日 (水)

このブログの目的は・・・

 願わくば、幾井、福島両議員を吊るし上げるのではなく、彼らにも今までの悪習を改めて、気分新たに議会を変えていく担い手になってもらいたいです。成長を続けている人なら可能だと思いますが、あくまでもこれはその人の素質が関係するので難しいのかも知れませんが・・・ ただ庭山さんご自身も彼らを単に晒し者にすることが目的ではないと思いますので。

・・・というメールを遠くの方からいただきました(一部抜粋)。

 福島議員は議会改革が必要だからK町へ視察に行くと言いました。そして、他にも全国からたくさんの議員が勉強している最中に、同じ質問が繰り替えされたから、天候が悪かったからという理由で幾井議員と二人で視察を途中で退席しました。「成長曲線」で言うと、どこら辺にらっしゃる状態でしょうかしら?

 このブログは、桐生市民の皆様、そして関心を寄せてくださる全国の方々に対して、自分も含めた桐生市議会の実情と行政の現実に関心を持っていただき、知っていただくための情報発信が目的です。

 私も議会に入るまでは、このような現実があるとは夢にも思っていませんでした。思い起こせば、投票に行って誰かに一票を入れてお任せしていました。こういうのを「おまかせ民主主義」と言うそうです。

 そして2年間議員をして、現実は、お任せしていてはいけない状態だと思いました。どの議員がどのような発言をし、どのような行動を取り、賛否をしたか。議員自身も責任を明確にする必要がありますし、これらを情報公開することで、市民の方にも一票を入れた(入れる)責任を持ち続けていただきたいと思っています。

2009年4月14日 (火)

09.4.14カクハにて その1 ありがとう

 昨日は『視察を途中で帰った議員』について、どう対応しようかと思い悩んでいましたが、今日の各派代表者会議(以後、カクハと略す)で、小滝芳江議員さんが昨日の私のブログを音読してくれました。ありがとうございます。そして、幾井俊雄議員さんに経緯の説明を求めてくれました。全くもってありがとうございます。

 さて、視察を途中で帰った当事者の幾井俊雄議員さんと福島賢一議員さんの説明によると、
 「庭山は当日の天候がどのくらい悪くて、交通状況がどのくらい悪いかという実状を把握していない。S市からK町へ移動する日は悪天候で列車もバスも遅れた。よって、I駅から3.5~4時間をタクシー・チャーターしてK町に行った。視察中タクシーを待たせていた。視察の主要な部分は網羅できた。勉強会の後、3~4の質疑応答は聞いたが、くり返しの質問も出てきたので、タクシーも待たせていたし、帰れなくなったら困るので、途中退席した。公費の視察であって、遊びで行ってない。表現や発言の自由はあるが、議員としてのルールが必要。事実確認をしないで、名誉を傷つけた。支持者から指摘を受けた。庭山のブログは市議としての重みを軽くしている。対応を考えている」

 ふーん。考えれば。

 そして、
 「一週間後に行った庭山は、N市での視察の後に議長と飲食を共にしたろう。またN市からK町に移動する際、議長車で移動した。これは問題だ」と幾井俊雄議員さんがおっしゃいました。

 ふーん。

 N市では、視察時間をオーバーしてご説明いただいましたが、「あなた、おもしろいから一緒に食事しよう」と誘われて、議長さんや他の議員さん、そして事務局の方たちとみんなで飲みに行きました。もちろん割り勘で飲みましたけど。これが何か問題ですか?

 四輪駆動の議長車に乗せていただいたのは、翌日の移動日です。ものすごい地吹雪で列車が完全に止まってしまいました。K町への視察を楽しみにしていた私を気遣ってくださり、K町には世話になっているからと、四輪駆動の議長車に乗せてK町まで連れて行ってくれました。N市の方々には、本当に心から感謝しています。その節は本当にありがとうございました。で、これは、問題でしょうか?

09.4.14カクハにて その2 視察報告書

 次ぎに小滝芳江議員さんが
「幾井議員と福島議員の視察報告書は見せてもらった(議会の図書館にある)が、庭山議員のはなかった。残念だ。視察報告書は出すべきだと言っているのに、言っていることと、やっていることがちがう!」と発言された。

 報告書を出しているか、出していないか、本人確認すべきということで、久しぶりに発言の場をいただきました。ありがとうございます。

 庭山。各派代表者会議で久しぶりの発言!
 「報告書を出そうとしたら、委員会で視察に行った場合は提出義務があるが、それ以外は各会派で保存するようになっているということで、提出を断られました。幾井俊雄議員と福島賢一議員の視察報告書は受け付けられている。私は断られて、彼等のが受理されているのは理解できません」と言ったら、幾井俊雄議員さんが

「打ち切りでいったんだよ!」と申しました。

 ふーん。打ち切りで行ったんだぁ。そお。私は政務調査費ですが、打ち切りで行ったんだ。打ち切りで行くと報告書の提出が認められて、政務調査費だと認められないんだ。これ、どなたが決めたのでしょうかしら?私じゃないことは、確かですが。やっぱり、視察に行ったらどんな場合も全員提出にしたら、私もつまらないこと言われなくてすむし、スッキリするのではないでしょうか?

 議会のことは、議員が決めるんですもの・・・。

09.4.14カクハにて その3 ファンですか?

 岡部純郎議員さんは
 「『由紀日記』は全部見ています。規制するつもりはないが、桐生市議会のことがこういうふうに全国に流れると、今でさえ・・・。こんな事では桐生市議会は何をやっているんだと思われて、行政視察が来るようになってしまう。私も実名で書かれたが、開かれた場でのことではない。個人的な誹謗中傷まではじまってしまう。今後、話し合いをしたい。やはり、名前を出されるとツライ。桐生市議会のボロじゃないけれど、憶測とか、事実と曲がったことを書かれては困る。個人名は困る。事実を確認してから書いて欲しい」と発言。

 『由紀日記』ファンになっていただいたのは嬉しいけれど、事実は確認してから書いてるので、これ以上の確認は・・・アハハ。イヤです。それと、「憶測とか、事実と曲がったことを書かれてはこまる」とのことですが、私は事実しか書いてませんけど。
 また、行政視察に来て頂ければ、まちの活性化になりますから、来ていただいた方がよろしいのではないでしょうか?

 それともうひとつ。各派代表者会議は、各会派の代表者の会議であるけれども、今回は本人の名前が挙がっているから意見を言わせる。これが議会のルールだとも。

 と、言うことは、今後ブログに書けば、結構発言を許してもらえるって事?ふふふ。やったね。

 と、ほくそ笑んでいたら、さすが石井秀子議員さんが質問してくれました。

石井議員:K町の視察には、全国から議員が集う形式のようですが、何人参加しましたか?
幾井議員:だいたい40人くらいだったと思う。
石井議員:視察受け入れの条件は?
幾井議員:日時の指定があった。

 アレレ?他に、もうひとつ、あったんじゃないかなぁ?ヘンですね。でも、さすが。おねえさん!ナイスな質問です。

09.4.14カクハにて その4 これはブログです

ナイスな質問に続いて・・・

小滝議員:ブログに「噂はあるけど事実は分からない」とあるが、こう書かれると世論が良く捉えない。規制すると言うと書かれてしまう。どうして、こういうふうに書いたのか?その意味は?
(発言を求められて)
庭山:そういう意味です。

・・・私も、議会に慣れてきましたね。

小滝議員:私は噂を聞いていない。誰からどんな噂を聞いたのか?
(また、発言を求められて)
庭山:基本的に情報源は明かさない。噂は噂なのでここで言う必要はないと思います。

なんか、○○○なやりとり・・・。

 また、岡部純郎議員さんは「個人的な意見であって、議論に値しない。議会の信頼の失墜はここから出ている。議員としての自覚と責任を持って、発言や行動、発信をすべき。」とおっしゃいました。これにつきましては、そのままミラー光線でお返しします。

 最後に、佐藤光好議長さんが
「議会のルールと議員の節度を持ってブログを書くようにしてもらいたい。他人のことを書くなら自分のことも書くべき。一方的な報道は慎むべき。」と上手にまとめました。

 ははは。さすがです。

 私は、事実しか書いていないですよ。噂まで書いたら、ねぇ。大変なことになりますものね。でも、残念ながら噂の確認をするほど、私もヒマじゃありません。

 どんな報道も、人が書くものですから主観によるものになります。客観的な報道って、あるのですか?ねぇ。

 しかも、『由紀日記』は、ただの「ブ・ロ・グ」なんですけど。

まぁ!議会の皆さん、見てくださってたのね

 今、各派代表者会議が終わりました。

 いやー。びっくりしました。議会のみなさん、私のブログを見てくれていたんですね。ありがとうざごいます。しかも、コピーしてお手元に持っていてくれたなんて、『愛』を感じます。ありがとうございます。

 今日はじめて『由紀日記』についてご議論いただきましたが、大変光栄です。午後は総務委員会がありますので、これが終わったらブログ書かなくちゃ!

 キャー!た・い・へ・ん。がんばるぞぉ!

2009年4月13日 (月)

『視察を途中で帰った議員』について

 ブログをはじめていろいろなお問い合わせをいただいています。毎日がドラマチックでネタには事欠きませんが、寄せられるご質問になかなかお答えできず、すみません。

 中でも市民の方から良く聞かれるのは、『視察を途中で帰った議員』についてです。

市民A:幾井俊雄議員と福島賢一議員が視察を途中で帰ったって、どういうこと?
庭山:なぜかは私も分からないけれど、全国から勉強に来ている勉強会を途中退席して目立ったのは確かです。
市民B:なんで二人だけ途中で帰るの?
庭山:噂はいろいろ聞きますが、事実かどうか分からないことは言えません。
市民B:視察なんだから、公費で行ったんじゃないの?
庭山:政務調査費を使って行ってます。
市民A:なにそれー。公費使って、途中で帰るってどういうことよ?
市民B:勉強会を途中で帰って、どこ行ったのよ。
庭山:噂はあるけど、事実は分かりません。
市民A:庭山さんさぁ、ちょっと前にあなた、問責になったじゃない。なんだかよく分からないけれど、名誉がどうのこうのって。公費を使って視察を途中で帰るって、こっちの方が問題じゃないの?
市民B:これ、議会で問題にしなさいよ。市民をなめてるわよ。時代錯誤も甚だしいよ。
庭山:そうですね。私が言ったところで問題として取り上げてくれるかどうかは、分かりませんが、機会をみつけて聞いてみます。
市民A・B:頼んだわよ。

 頼まれちゃいました・・・。

 こういうのは、どこで質問したら良いのでしょうか?議長に言っても「受け付けたけど、受けつけない」とか言われそうだし、委員会では挙手しても発言を認められないこともあるし・・・。誰か、アドバイスください。

2009年4月12日 (日)

そういえば、笑える選挙でしたね その1

 「ウドがおいしい季節になったよ。そば粉も良いのが入ったよ」という田畑さん(仮名)からの電話に誘われて、八王子さん(これも仮名:私の桐生のお父さんみたいな人)と子どもと一緒にごちそうになりに行きました。

 田畑さんは晴耕雨筆を自負する方で、晴れた日は畑を耕し、雨の日は文章を書く人。大きな企業のエライ人だったが、「部下の肩たたきをするくらいなら、私が辞めます」とあっさり早期退職。どこかの市長さんに似て、権力とかお金とかに執着することなく興味もない。多分、小説家を目指していると思うけれど、彼の文章は全く緻密な調査に基づく、説得力のある論文調の作品が多い。いつだったか、どこかに作品を投稿した際も「小説というより、論文として高く評価できる」と評されたみたい。それでも、おそらく小説家を目指しているんじゃないかな。

 そんな田畑さん、蕎麦うちの腕はかなりのもの(要は、凝り性なんだと思います)。ウドとタラッペの天ぷらを卓上コンロで揚げながら、おいしい蕎麦をすすり、田畑さんと八王子さんと2年前の選挙の話で盛り上がりました。

 そういえば、私の選挙は笑えるモノでありました。私をはじめ、私の選挙をお手伝いしてくれた方々は、選挙事務にさえ出入りしたことがなく、投票には行くけど、あるいは投票もたまに休んじゃうような、全くのシロウト集団でした。その詳細については、田畑さんが小説で書いてくれたので、そもうち本になるかも知れません(一般人は匿名だけど、公人は実名だったりして?)。よって、今ここでは割愛します(ならなかったら、ブログで公開ですね)。

 「選挙に出る」と言っただけで、それまで仲良かった人が離れていったり、金銭がらみの怖いことや思いがけないいやがらせなどもありました。が、信頼できる人というのは、どんな人であるかと言うこと、そういう人がいてくれるありがたさは、身にしみました。

そういえば、笑える選挙でしたね その2

 選挙がスキかキライかと聞かれれば、キライです。が、このイヤな選挙をどのような思いをして、いかに乗り切るか・・・ということで、その立場になることを許された次の4年間をどのように使うか、決意のほどが試されるというか・・・。選挙はキライだけど、目指すものがある限りは、やるっきゃない。あとは、市民の審判を待つ。

 多分、それだけ。

 ・・・でも、システムとして、もう少しなんとかならないかしら。せめて、時代に合うモノにして欲しい・・・。

2009年4月11日 (土)

私も選挙、キライです。だって・・・その1

今日の竹原市長さんのブログ(『住民至上主義』)に「選挙キライ」というのがありますが、私も選挙はキライです。

理由その1 特大の顔写真が張り出されること

 女優やモデルを目指して生きてきたわけでもないのに、自分の特大の顔写真(人生最大の引き延ばし)をまち中にめいっぱいはりだされます。何も悪いコトしてないのに。何が悲しくて、油っぽかったり、粉っぽかったり、人生の哀愁を漂わせるような顔写真の中に、自分の顔も並ばにゃならんのだ。あ、勿論素敵な方もいますよね(後がコワイので加筆)・・・かといって、世界で屈指の美人市議と評された藤川ゆり市議さんと並ぶのもご遠慮したい(彼女のポスターの隣になった方には、深く同情します)。

・・・ということで、自分のカオが張り出される時、私はある小細工をしました。ふふふ。私の友人には腕に技あるグラフィックデザイナーと美容師がいます。・・・何をしたかは、もうお分かりになるでしょう。(ちなみに、公職選挙法には引っかかりません。近代技術発展前の法律ですから。)

 おかげで当選できた部分も多いにあるし、議員になって2年経った今でも、例えまち中を普段着でスタスタ歩いていても、例え地元でない居酒屋で飲んだくれていても(そんなことは滅多にないですよ)気づかれることはほとんどありません。例え、バレたとしても「そういえば、どこかで見たことあると思ったのよ!」程度です。ふふふ。近代技術に感謝です。

 私もこのような立場になる前は、知る人もいないのでポスターの「カオ」をじっと見つめて考えたこともあるのも事実。あの時の自分に言ってやりたい「そんなことで選ぶから、どうしようもなくなるんだろーーーっ!」て。・・・あの時の私は、人相判断でもしていたのだろうか。

私も選挙、キライです。だって・・・その2

理由その2 選挙カーで名前の連呼

 選挙期間に入ると選挙カーで町中をぐるぐる巡回しながら、特大スピーカーで名前を連呼する(してもらう)。自分の名前が恥ずかしいわけではないけれど、一種の「さらし者」であることは、やはり恥ずかしい。でも、そうでもしないと特に、初めて選挙に出た場合は、知ってももらえないから、仕方ないのだろうけど。

 選挙期間中、朝8時から夜8時まで、私の名前がどこかで連呼されます。特大スピーカーで。半日、私の名前を連呼して車から降りてきた友人は言いました。
「私はにわやま由紀です。自分の名前だってこんなに連呼したことはないよ。私はにわやま由紀、私はにわやま由紀、私は・・・ブツブツブツブツ・・・」ごめんね。本当に申し訳ない。ありがとうございます。

 選挙カーと言えば、ひとつ自慢したいことがあります。ほほほ。『ルイトモ』なのか、私の友人は美人が多い。彼女たちに選挙カーに乗ってもらって、爽やかな笑顔で手を振ってもらったおかげで、大変評判が良かったです。ありがとう。ま、私の隣で応援してくれていた美人な彼女たちに握手を求めていった人も、多かったですけどね。とにかく、評判が良かったです。ありがとう。

私も選挙、キライです。だって・・・その3

理由その3 悪意に満ちた噂は、時に笑えるけど・・・

 選挙に出る・・・と表明したとたんに、今までの悪事三昧(私自身は悪事という認識はないのですが)が噂となって町中を飛び交います。あることならまだしも、ないことまで言われますが、対応のしようのない噂もあります。

 例えば「庭山さんは、ドーナツを買いに行ったのに、ドーナツを売ってもらえなかったんだってよ」とか。・・・あのさぁ・・・この手の噂になんと言えばいいのさ。その時は、笑うしかなかったけど。選挙中って、こんな噂もマジで受け取られて、「庭山さん、ドーナツ売ってもらえなかったんだって?」とシンケンに心配されたりして。この手の噂、どうしたらいいものか。誰か、アドバイス下さい。

 他にもいろいろあるけれど、今のシステムで選挙に出るには、まともな神経の人、冷静に物事を考える人は、選挙には、出たくないよねぇ。「カーッ」と熱くなって、立候補しちゃったよ・・・みたいな人じゃないと・・・冷静になったら、できないよねー。

 後は、前に書いたけど・・・「生活のため(雇用対策)」の人とか?(参:2009/3/30予算決算審議について)

 あとは、抽象的に「改革!」とかと言っちゃう方もいるけど・・・ね。どっちを向いているのか、本当にやるかどうか、何をやるのかも、わかんないけどねー。

「手間」ってなによ

 昨日のブログの「押し問答」があった木曜日。実はこの日は、めちゃくちゃアタマに来ていました。気持ちを落ち着かせて文章にするのに、1日かかりました。

 なぜ、そんなに腹がたったのか。

 今までの押し問答の多くは、条例とか法の解釈とか個人情報だとか国がこう言っているからとか、そういうことでせめぎ合う事はありましたが、『手間』ってなによ!ということで腹が立ったんだなと、ようやく冷静になれた今、考えられるようになりました。

 『手間』って仕事ですよね?仕事したくないって、どうどうと言った?他の市でできたことを?

 きっと、資料を出してくれると思いますから、もう言いませんけど。

2009年4月10日 (金)

押し問答

昨日のお昼にラーメンをズリズリ食べていたら、花粉症でつらそうなジェントルマンからナイスな電話がありました。
「おもしろいことが分かってね。・・・という資料があるんだよね。これが出ると・・・(まだナイショ)・・・」
「あ!それ絶対みたいです。午後イチで担当課に行ってみます」

ということで、担当課に行ってみました。すると、
「そんな資料項目はない」から始まって
職員:算出方法が分からない。
庭山:じゃあ、算出方法が分かれば出してくれるのですか?
職員:算出方法が分かっても、どのくらいの手間がかかるかわからない。
庭山:どのくらいの手間か分からないと、出せないの?
職員:日常業務があって、こんな仕事をしたら残業代がかかって大変だよね。
庭山:A市で出せたんだから、出せるでしょ?
職員:分かりません。
庭山:じゃいいです。A市で出せるものでも、桐生市では出せないんですね。それならそれが明らかになればそれで結構です。
職員:そういう訳ではありません。
庭山:どういうわけだか分かりません。
「出せ」、「出さない(出せない?)」の押し問答は延々と続き、しまいには、
「議員さんからの資料請求には、どんなに時間と金をかけてもやらなくてはいけないのですかね」とおっしゃった。(はぁ?これはそんなに無理な仕事なんでしょうか?)
庭山:算出方法や手間がどれだけかかるか分からないなら、A市でやっているからA市の担当課に問い合わせてください。
職員:それを私にやれと?
庭山:そうです。
職員:それはちょっと・・・。(資料も受け取らずに)まぁ、検討してみます。

でも、まじめな職員さんでしたので、結局A市の担当課に問い合わせてくださったようで、たぶん資料を出してくれるでしょう。ちなみにA市では2日で作成できた資料だそうです。

さて、桐生市では、どのくらい時間がかかるでしょうか?

まぁ・・・こういう押し問答は珍しいことではありませんが、何でこんなことでエキサイトしなくてはならんのだ?

「情報や資料が出たことで喜んではいけないよ。私たちは市民の生活が良くなったときに初めて喜ぶもんだよ」と花粉症のジェントルマンは言います。

本当に、そうですよね。でも、資料が出るまでがあまりに混戦するので、出たときにどうしても喜んでしまいます。まだまだ未熟な私です。

妊婦になってみ

 桐生は子育て日本一を目指しているのですから、妊婦についてもご理解いただきたいものです。今は「妊婦体験ジャケット」などというのもあるようですから、特に幹部職員、そして幹部になりたい職員は「妊婦体験ジャケット」を1週間くらいは着用してみてはいかがでしょうか?(勿論この1週間は24時間つけて欲しい)

 妊婦ジャケット体験者からは、「男性は妊娠した女性の苦しさ・しんどさを知る事ができないから、今回の実習でそのことを体験できてよかった。」「お腹が重くていつもの動きができなくてしんどかった。」「床に落ちているペンを取るのにも苦労した。」「腰が曲げにくく、起き上がりにくいので大変だった。」などの声があります。

 「妊婦ジャケット」では身体的な不自由さやつらさはご理解いただけると思いますが、ホンモノの妊婦はこれだけじゃない。気持ちが悪くなったり、立ちくらみがしたり、冷や汗が出たり、苦しくなったり、今まで食べていたものが食べられなくなったり、それどころか食べ物を見ると気持ち悪くなったり。お腹の子どもを思うと、食べる食べ物にも注意したり、周りにぶつからないように身の動かし方にも気を配るし、周りの人はいろいろ言うから気疲れしちゃったり。お腹の重さの問題だけじゃないんですよ!ホンモノは!

 少なくともね、やはりね、「妊婦ジャケット」こういう事を体験しないと、子育て日本一にはなれないと思いません?子育て日本一を目指している自治体なのに、認識が低い現場がありますよね?

 妊婦・・・大事にしなさいよね!うりゃっ!

2009年4月 9日 (木)

お金が歩いている?

今、はっと気がついたことがあります。

 昨日、ある職員の方とお話をする機会がありました。話題は給与の明細を出すべきか、出さざるべきか。基本的に「個人情報に関わりますので」という姿勢で笑っちゃうくらいかたくななのです(そっちのほうに感心してしまっていました)。で、その根本が

 「例えば、ある方が12万の給料だったとする。そうすると「あのひと12万円だ」って思われてしまうから」

 ソコですね。給与金額が歩いていると思っていたんだ!

 すると、「あ、30万円だ」とか「あ、17万円だ」とか議員を見ると「あ、49万円が歩いている」とか思っていたのねー!なーんか、おもしろーい!そうだったのか!

 でも、給料って、その人自身ではなくて、その仕事に対する評価金額だと思うのですが。

 また、お話聞きに行っちゃおうかな。

島原市議松坂さんからのメール

島原市議松坂です。

4/6の議運の様子(各議員の市政報告などの資料提出のこと)の報告を読み、「慎重対応」をなさるようお便りしかけていたら海の方の方とやらから、実名公表を煽(あお)るような応援が続き面食らっております。(^-^)
 
僕も止めはしません。
議運での会話は公式発言ですから、「そこで誰それがこう言った。」とブログ等で公表しても問題なしです。

地方議会では「問責決議」がよくおこなわれますが、さらしものにするのが目的であって、罰はあたえられません。恐れるに足りずです。

ブログ等場外で、実名を出された者たちは、相当根に持つのか、僕の経験では、理屈ぬきでかかってきます。

竹原市長があえて、平均値ではなく、給料を個別公表したように、具体的でなければ市民は他人事にしてしまいます。

今庭山さんの桐生議会で起こっているような事柄は、けしてそこだけの特別な状況ではありません。全国どこにでもある、何とかしなければならない事実です。

そういう意味で、僕自身の名前を出して、具体的な事実ですよと訴えておきます。

竹原改革は、全ての自治体に求められているものと思っています。連帯して(連帯しなくても?)、それぞれ各地で頑張りましょう。
-----以上。引用----

島原市議松坂さんは先輩議員さんですが、いろいろご苦労されているのようです。結構、全国には問責だー、辞職勧告だー、懲罰だー、一人は会派じゃねー、とか・・・あるみたいですね。今度、そういう議員どうしの情報交換と対策ができるように、『かわいそうなヤギ・対策会議』でもやってみます?

参加条件は、なんか「やられたことがあること」。いかがでしょう?

2009年4月 8日 (水)

教育委員会と言えば忘れられない顔があります

 教育委員会と言えば、最初から印象が悪い出来事がありました。

 知る人ぞ知ることですが、私の夫は、学校関係者です。

 議員になって間もない梅雨の頃、給食費未納の問題と廃校になった小学校の跡地利用について、当時教育委員会の部長だったSさんのところへ質問に伺ったことがあります。

 私の質問を一通り聞いた後、
 「庭山議員さんの旦那さんは○○学校の先生だよね。教育委員会と学校は一体なんだよ。庭山議員さん自身は、どういうスタンスなの?批判的なスタンスなのか?まぁまぁのスタンスなのか?」と問われました。

 「私は桐生市のやることを全て批判するつもりはありませんが、まぁまぁのスタンスの意味が分かりません」と答えました。

 すると、
「分からないなら分からなくて良いよ」と言い放たれましたが、夫の立場を利用して脅かされたように感じました。

 今、Sさんは市役所庁内に天下っています。

どうせ天下るなら、庁舎外に出てほしかった。そうすれば顔を見なくてすむのに。

 Sさんの顔を見るたびに、思い出すんですよね。

2009年4月 7日 (火)

ものわかりの良い議会・・・でよろしいのでしょうか?

 この3月議会で教育委員会が問題となったのは、先日書いた「勝手な要項の変更」だけではありませんでした。

 予算委員会の前では「勧奨退職」が問題になりました。

 桐生市では勧奨退職をやめたはずでした。が、なぜか内緒で続けていて、なぜかそれがばれてしまいました。内緒にしていたのに、なぜかしら?

 内緒で勧奨退職を続けていたのは教育委員会。

 「議会軽視だ!」「教育委員会には誠意がない!」と本会議は荒れました。まったく、その通りです。

 でも、議会軽視されているのは、前からではなかったかしら?気がつかなかったのかしら?そういう話、聞いてないのかな?

 教育委員会に誠意がないのも、前からです。今まで行われてきた学校の統廃合の経過だけでも振り返れば、分かるのではないかしら?

 教育委員会の誠意のなさには本当に閉口します。以前、テレビで梅宮アンナの元彼が「これからは誠意を持って頑張ります」と言った時、『誠意』のハチマキをしていましたが、これをプレゼントしてあげたいくらいです。どこかにないかしら?

 結局、教育長が「来年度からは絶対しません。ご理解下さい!」ということで、皆さんご理解しちゃいました。ものわかりのよい議会です。

 私がこの問題の提起者だったら、予算書を変えるまで許しませんけどね。ま、私はひとり会派でしたし(今は無会派)、ひとりじゃ予算書修正までできませんものね。もう少し、先輩方はやるかな~と見ていましたが、理解が早かったです。なぜかしら。

先制パンチ

 「情報発信は発信した個人に責任がある。ルール作りは難しいかもしれない。でも、議会に対する不都合な、悪い情報に対しては、ルールは必要」という発言をした委員さんがいらっしゃいます。こういう発言統制を強いる議員はにわやまブログで実名で出して先制パンチを食らわしてやった方がいいのではないですか。こういうのに限って徒党を組まないと発言はできないし、密室の中でこういう規制ルールを作ろうとする。庭山さんの今持っている強力な武器はブログしかないのだから、こんな圧力には徹底して実名公表で戦うしかないと思いますね。庭山ブログの内容から判断するに、女としてのしぶとさとか精神的な強さを感じるので、わたしはあまり心配してません。今後もいろいろな干渉が入るでしょうけど、がんばって下さいね。

 これは、海の方の方からのメールです。「庭山さんの強力な武器はブログしかないので」には苦笑。まさにその通りですね。でも、「苦しくったて~、悲しくたって~、議会の中では平気なの。動議がかかると胸が弾むわ~。レシーブ・トス・スパイク~。ワン・ツー、ワン・ツー、アタックゥ。だけど、涙が出ちゃう。女の子だもん」(アタックナンバーワンの替え歌で歌ってください)という具合に、涙を流してます。大いに心配していただけたら幸いです。

 ちなみに、「情報発信は発信した個人に責任がある。ルール作りは難しいかもしれない。でも、議会に対する不都合な、悪い情報に対しては、ルールは必要」という発言をした委員さんは、佐藤幸雄議員さんです。

 問い合わせがあるので、もうひとつ。昨日の議会運営委員会で『情報発信に関する議会のルールが必要』と問題提起したのは、近藤健司議員さんです。

2009年4月 6日 (月)

先輩!よろしくお願いします!!

先ほど、2番目に大きな会派の先輩がお一人でいらっしゃいました。

「ブログ見たけどさ、あれ、見抜けなかったわけじゃないんだよ」とご説明に来てくださいました。要約すると、退職校長を園長にする話は噂で聞いていた。予算委員会で質問したけど、退職校長の話は出てこなかった。だから、一般質問でやった。そうしたら出てきた問題だったんだよ・・・ということです。

 まあ!私のブログ、見てくださったんですね。ありがとうございます。でも、それって、見抜けなかったわけじゃないから、予算・決算審議を全員でやることはないってこと?・・・でしょうか?

 先輩!そんなことを言わずに、よろしくお願いします!!

 それにしても、やりますねー。教育委員会。

情報発信を規制したいのかな?

先ほど、議会運営委員会がありました。

5月7日告示、14日召集の臨時議会が行われることになりました。その他、いくつか協議されました。中でも「へ~」と思ったのは、分かりやすく言えば『議員からの情報発信を議会ルールでどうにかしたい』と言うことです。そこで、議長から議員に対して、強制ではなく「ご協力」をいただいて、資料の提出(今まで出した市政報告とか、HPとか、ブログとか)が求められるみたいです。

ふーん。なにか、問題があったのかな。

 協議中の発言で、
「情報発信は発信した個人に責任がある。ルール作りは難しいかもしれない。でも、議会に対する不都合な、悪い情報に対しては、ルールは必要」という発言をした委員さんがいらっしゃいます。

 あらあら。議会に対して不都合な情報って、どんな情報でしょうか?

 憲法で言論の自由とかあっても、
 「議会のルール、申し合わせで規制できる。ルールを守ることが基本だ」というご発言もございました。

 うーん。憲法を越えた議会のルールですか。・・・大変なものですね。

予算・決算審議は議員全員でやりたいな

 退職した校長先生が幼稚園の園長になる要項を勝手に替えて、予算を1000万円以上も増額した件で、確かに不満に思う部分も大きくあります。が、これを見抜けなかった予算委員会、議会も問題ではないかと思います。

 やっぱり全員で、何日かかっても良いからじっくり審議をやらないと、こういうことになってしまうわけです。予算書を見る目玉、考える頭は多い方が良いのではないでしょうか?

 今後も「予算・決算審議を全員でやりましょー」と要望し続けますが、「聞いたけど、聞いてない」などど、煙に巻かれ続けるやもしれません。よって、今の私に残されているのは、予算・決算審議が終わった後の本会議場での委員長質問だけ。

 これは、予算・決算審議が終わった後に、委員長に対して「こんな質問があったか、なかったか」ということに限定した質問しかできない空虚な質問の場。どこに書いてあるのか知りませんが、議会のルールだそうです。ここでしか、私は質問できないんですね。しかも、いくつも聞くと「庭山議員は、予算・決算審議はずっと聞いているのに、なぜ質問するのか!」と怒られちゃったりします。きゃー。怒らないでぇ。こわいわぁ。

 でも、私はここでしか予算・決算については質問できないから、疑問に思うこと、聞き逃したかもしれないことを質問させていただいています。

 でもね。委員会で質疑答弁のないものについては、「そういうことは、質疑されませんでした」で終わってしまうんですね。委員長報告の場で疑問が残っても、そのまま採決に入ってしまうシステムになってます。

 でもでも!今回の件で、たくさん質問して怒られちゃっても、マーカーでチェックしたところは全部順番に聞くしかないかなーと思いました。例えそれが「星の数ほどあったとしても!」だって、私は現状では予算・決算審議に参加できないし、それが議員のお仕事。がんばるぞぉ!!

 あぁ、ますます議員の皆さんにきらわれちゃう。・・・でも、どうせ好かれてもいないから、ま、いっかー!

2009年4月 5日 (日)

もう、はじまってますが・・・

 今、桐生で最も問題とされているひとつに『「専任園長の設置運営要綱」がいつの間にか知らない間に変更された』というのがあります。

 今まで桐生市では、公立の幼稚園の園長先生は、近くの小学校の校長先生が兼任していました。しかし、この4月からは「幼児教育を充実させるため」という目的で退職校長(小学校と中学校の)を園長にすることになりました。桐生市は公立幼稚園の統廃合も行っています。無理無理、統合した園もありました。さて、ここで私は次の3点が問題と思います。

1.財政難と言いながら、10倍以上の報酬をあげちゃう気前が良すぎるんじゃないかという問題

 今まで月額12900円で校長先生にお願いできていた園長の仕事を、月額150600円という10倍以上のお金を出して雇用するなんて、どうしたのでしょう?お金ないのに(7園あるから、年間総額はいくらになるかな?)。お仕事の内容が何か、大幅に変わるのでしょうか?

2.議員も教育委員も無視してできる要項変更の問題

 「議会に報告がない」ということで3月議会で問題になりましたが、これは条例変更ではないから報告しなくても良いと、百歩(ちょっと少ないかな)譲ったとしても、もっと驚いたのは、『教育委員にも報告していない』ということです。では、誰が要項を変更し、誰に審議され、誰が許可したのでしょう?議会も無視、教育委員も無視してこれを変更した方。すごいですね!形だけの謝罪なんかしないで、いっそ「議員も教育委員も○○○○○」と本音を言ったらいかがですか?

3.密かに新しい「天下り」先を作った問題

「桐生市立幼稚園の専任園長(非常勤職員)の設置運営要綱」には、どこにも退職校長を雇用するとは書いてありません。なぜ、また天下り先をつくったのでしょうか?オトモダチがいるのかな?密かに作ったのに、なぜかばれちゃって、大変ですね。

 4月20日午後2時から教育委員会の定例会がありますので、傍聴に行きます。どうやらここで、教育委員に報告するようなので。議論白熱することを期待しますが、きっと担当課の報告が淡々とされ、「報告が遅れてすみません」という一言で終わり、市歌斉唱で終わる・・・。

 誰か、私の予想を裏切ってくれないかしら。

2009年4月 4日 (土)

「子連れオオカミ!?」

 どこかで私のことを「子連れオオカミ」と呼んでいる方がいるらしい。もしかして、私がオオカミのお母さんってこと?えー!それは失礼でしょ!私はオオカミみたいな事をしたことはありません。隣の部屋の方が「桐狼会」を一時お作りになったことはありましたが、私じゃありません。

 どちらかと言えば、私はヤギタイプじゃないかしら?狼のように飢えて獲物に襲いかかり、生肉を引きちぎって食べて、最後に「うおぉぉぉー」と遠吠えするより、のんびりアルプスの山でお散歩していたい。アルプスの少女ハイジの中に「子ヤギのゆきちゃん」って出てくるでしょ。あれが大きくなってお母さんヤギになった感じ。

 でも私はお肉大好き。

 ふふふ。もしかして、肉食のヤギだったりして・・・。

 なんか、そっちの方が「こわくねー?(今風なアクセントで発音してみてください)」

2009年4月 3日 (金)

桐生市の天下り先

資料請求していた資料が届きましたのでお知らせします。

「団体等の市職員OBの給与実態について」ということで、分かりやすく言えば『天下り先の給与実態』(平成20年度)についてです。

 本庁舎内には、20人。退職した階級により金額に幅があり、129100円から172100円まで(月額)4段階があり、年間総額3千万円以上になります。

このほかに、天下り先として、「桐生市市民文化事業団」1人、「桐生市体育協会」1人、「桐生市施設管理協会」3人、「桐生市社会福祉協議会」8人があります。そして、これらは『指定管理者』です。『指定管理者』には桐生市から「指定管理料」と「補助金」が出されます。これらの給与実態については、それぞれの団体の規定に従い金額を定めているので、人事課では把握していないとの回答でした。つまり、天下り先の給与実態は把握できていないとの事です。

え?「指定管理料」と「補助金」を出しているのに、把握してなくていいの?

残念ながら、ご理解できません。私はね。

 先の3月議会から想像すると、指定管理者の給与は、本庁舎より高いような印象を受けましたし、なかでも、金額に上下があるようです。はっきり答えてくれないから、分からないのが残念です。・・・実は、予想以上に高額な給与だったりして・・・?!

 しかも、昨年12月に審査・議決がされましたが、予算・決算書を見ると、ほぼ同額かわずかに減額されていました。

 が、その前の年に人件費を増額しています。さーすが。アタマ良いです。ナイスな頭脳プレーですね。・・・あれ。でも、確かその年は、職員給与を全体的に減額した年ではなかったかしらん(1年間の特例で)。

こういう公務員を相手に仕事をするのですから、議員も大変なんです。しっかり審議、しないとね。

 やはりどうにも納得できないので、指定管理者それぞれの給与規定の公開を求め、資料請求してみました。どんな回答がくるでしょう?楽しみにしています。

無会派議員控室

あはは。ご苦労様です。

 今日気がつきましたが、そうですよね。年度が替わりました。

 「ひとり会派は会派じゃない」ということで、私が今まで「薫風会」の部屋として使わせていただいた部屋のネームプレートが新しくなっており、その名も『無会派議員控室』に変っていました。あはは~。ご苦労様です。

 同居する勇気ある議員のおこしをお待ちしています。

時代劇の見方

例えば、「水戸黄門」。金にきたない代官やあくどい越後屋などが登場し、町の人をいじめ、苦しめる。(あぁ、なんて酷いことをするんだ)と思っていると、水戸様が登場して悪い奴らを懲らしめる。(あぁ。良かった。)と見終わるたびに思って、スッキリする。今までは、それだけでした。が、最近私は時代劇の見方が変わりました。

 それは「こういう代官がいたら、どうしたらいいんだろう」とか「この越後屋をどうにかするには、どうしてやったらいいのだろう」と対策を考えるようになりました。なぜなら、議会に入ったこの2年で、水戸様に出てくる代官のような人や、越後屋のような人を見かけるからです。『あなたは、もしや、悪代官?』『そちらは、まさか越後屋では?』と心の中で尋ねてしまいます。まぁ、私は、いじめられ役のお町の小町ちゃんというところでしょうか。

 でも、なかなか水戸様は現れてくれません。

 水戸様の登場を待ちきれなくなった小町ちゃんは、代官所に乗り込みます。すると、そこにはさらに多くの悪代官と越後屋が・・・。きゃー!助けて~。

 はぁ・・・。時代劇って、昔のこととして片づけられる話じゃなかったんですね。

2009年4月 2日 (木)

「怖くて視察にいけない」騒ぎについて その1

 さて、私は水質委員会に所属していますが、昨年の12月に『視察費』をめぐっての議論がありました。

 ことの発端は、私が昨年6月に新聞折り込みした『市政報告』に、費用弁償の実態を公表したこと、その中に視察費の内訳を記述したことでした。

 1月に視察を控えた12月の委員会の後の打ち合わせで、岡部純朗議員が
「こんな事を書かれたんじゃ、怖くて一緒に視察にいけない」と切り出しました。すると他の議員も次々と、
「(この折り込みは)市民に誤解を与える内容だ」(←事実なんですけど・・・)、
「私たちは条例や規約に則っているだけだ」(←その条例や規約は議員が決めているように思いますが)、
「一緒に随行する職員の事も考えて欲しい」(←?すみません。意味、わかんないんですけど)、
 昨年6月の折り込みに「差引残高 19066円(どこに行くと思います?)」と書いた部分を指して、
「不明金が出たような書き方をされたのでは困る!」(←問いかけの文章なので良く読んでいただきたいです)などなど。

 委員の皆さんが言いたいことが一通り終わった後、
「6月の折り込みは、弁護士や選挙管理委員会にも見ていただいて、問題がないと言うことで出しています。選管でも問題ない、法的にも問題ない、市民からもご好評いただいているのに、なぜこんなに問題になるのか。理由が分かりません」と発言させていただきました。

「怖くて視察にいけない」騒ぎについて その2

 結局、今回は今までとは異なる方式で視察費が出されました。それは、以下のようでした。

交通費 
 鉄道運賃代 8730円
特急料金 5710円
 特別車両料金(いわゆるグリーン料金・・・乗りませんが。) 4670円
日当
 1日3300円なので、2日で6600円
宿泊代
 1泊15700円(実際宿泊したホテルはこの半額以下の7000円)
ということで、41410円が旅費となりました。

 そして、事務局で交通費(19110円)と宿泊費実費分(7000円)の合計、また視察先へのお土産代170円を差し引いた14890円が、『条例に基づく正当な差引残高』となって議員のポケットに入ります(こう書けば、誤解がないでしょうか?)。今回はこの14890円が事前に議員それぞれに支給され、「その使途については各自が責任を持つように」と今までの視察とは異なるシステムになりました。

追伸:昨年6月に市内に折り込みした『市政報告』をご覧になりたい方がいらっしゃいましたら、住所とお名前を連絡下さい。現物のコピーになりますが、お送りします。

視察について その1

 視察と言えば、まず、視察は必要に迫られて行われていることでしょうか?という疑問があります。

 行き先を決める場合、だいたい「委員長と副委員長に一任する」ということになります。すると『議会事務局』が、常任委員会なら2泊3日で、特別委員会では1泊2日で、予算の金額を考慮しながら、「こんなプランはいかがでしょう?」と提案してくれます。だいたい、「あ、いいんんじゃやないの?」ということで決まります。

 しかし、津布久議員が委員長をしている特別委員会のひとつ・水質委員会では、熱心な彼の要望で行き先が決定したことがあります。私は共産党員ではありませんが、共産党は熱心ですし、よく勉強していると思います。

 つまり、常任委員会や特別委員会で行く視察はこの2年間で4回行きましたが、議員が主体的に行き先を決めたのは、一度だけ・・・ということでした。

 例えば、以前ひとりで視察にお邪魔した登別市では、それぞれの委員会で年間計画を立て、研究課題を決め、これに沿って勉強し、視察の行き先もこのなかで検討し決定しているとのことでした。こういう形なら、やりがいもあるし、おもしろいでしょうね。登別市では、ずうずうしくも委員会まで傍聴させていただきました(私って傍聴好き)が、まさに議論する委員会で、うらやましく思いました。

 ちなみに桐生市の委員会は、当局(市長を含める市役所職員)への質問が基本です。議員同士で議論することはありません。

 あ!でも、議会運営委員会と各派代表者会議と百条委員会は委員同士で議論していますね!印象深いのは、前者ふたつの委員会では私の問責決議について議論したことがありますし(盛り上がりましたね)、現在行われている百条委員会(「ある議員が政治活動をする目的で小学校の校庭を使ってグランドゴルフ大会をしたかどうか」という『事実の究明』と『再発防止』が目的と思われます)でも委員間で熱心に議論されています。失礼しました。

視察について その2

 視察から帰ると所見をそれぞれの議員が提出します(私が議員になる前は、選ばれたひとりだけが報告書を書いたようです)が、これは「議長」あてに書くものだそうです。なぜなら、視察先に「議長」がお願いをして視察に行くからだそうです。

 私はてっきり「市民」に向けて書いているものかと思っていましたが、ちがうんですね。

 では、委員から視察の報告を受けた「議長」はその後、市民に報告するのでしょうか?

 今のところ、している様子は見られません。

 また、「議員の行政視察は、当面の行政課題に直接結びついていなければならないものではなく、議員の視野を広め識見を養わせるなどの観点から、議員活動を有益ならしめる場合にも、なお、行政視察として議員を派遣する必要性が認められる」(平成7年10月9日大津地裁)というのもあり、どうどうと「議員の視野を広め識見を養う」ことでも「必要性が認められ」ています。

 なるほど!だから期数の長い人ほど、議員としての視野が広く識見が養われていると言うことですね!

2009年4月 1日 (水)

阿久根の新人議員 牛ノ浜さんからのメール

嬉しいメールが届きました。今回の阿久根の市会議員の選挙で上位当選した牛ノ浜由美さんからです。

『決して「しがらみ」という鎖に自分自身巻かれません。・・・(中略)・・・親戚も知名度もない、地区推薦も断った私が選挙カーも無し、事務所も看板も無し、立ち会い演説だけで通してきたのも「しがらみ」を作りたくなかったから。15人男性議員の中で女1人もうやるっきゃないです。(^_^)v』

選挙中に、牛ノ浜さんの選挙事務所に行きました。いつもは「阿想会(阿久根を想う会)」という民間グループが使っていると想われる事務所で、それはプレハブで建てられていて2畳程度の広さのものでした。正直、驚きました。あまりの、質素さに。

 そして、偶然「いきいき館」で選挙中の牛ノ浜さんに会うことができました(瞬間でしたが)。髪を振り乱して選挙最後の日を駆け回っているようで、日に焼けたお顔で充実した笑顔を見せてくれました。大変好感の持てる女性でした。

嬉しい。うれしい。

イヤな事があったときは、寝るに限りますね。

牛ノ浜さん、また会いたいです。

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