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2009年11月

2009年11月30日 (月)

タイムスへの投稿『政治倫理抵触疑われないか』(1)

土曜日の桐生タイムスに以下のような市民投稿がありました。

『政治倫理抵触疑われないか』
 7日付桐生タイムスに議員政治倫理条例案見送りとの報道があった。その中である会派から「自分たちの首を絞めるのではないかなどの意見があり、まとまらなかった」とあった。その会派の様子をありのまま報告したのであろうが、市民からすればとんでもないことだ。
 市民のために公平、公正たるべき議員が、政治倫理にふれることをやっていると疑われかねない発言ではなかろうか。早急に事実を明らかにしてもらいたいものだ。
(桐生市、男性56歳)

 というのがありました。リクエストにお答えして一部ですが、事実を報告します。

 その前にまず、「政治倫理」とは何でしょう。

 「地方自治・地方分権調査特別委員会(寺口正宣委員長)でたたき台としている案によると、「桐生市議会議員が市民から市政に関する厳粛な信託を受けた市民全体の代表者であることを自覚し、その信頼にこたえるため、議員が守るべき事項を定め、公正明朗な議員活動に取り組むことを目的とします。」とこれを目的としています。素晴らしい目的ですね。

 そして次ぎに掲げる倫理基準を遵守しなければならないと九つの基準を明記しています。

例えば、
(1)市民全体の奉仕者として、名誉と品位を損なうような一切の行為を慎み、その職務に関して不正の疑惑をもたれる恐れのある行為をしてはなりません。

・・・とあります。そうですよね。その通りです。

 とすると、視察に行き、しかしタクシーを待たせ視察を途中で退席してどこかへ行ってしまった議員がいます。幾井俊雄議長と福島賢一議員です。視察は公費使用の公務ですから、幾井俊雄議長と福島賢一議員はこの時点で政治倫理に反するでしょう。また、この町への視察受け入れ条件は「まちの宿泊施設の利用」がありました。が、彼らはこのまちに宿泊していません。つまり、視察受け入れ条件を満たさなかった、約束違反をしています。これも、視察を受け入れてくれたこのまちに対する裏切り行為で、政治倫理に反するものではないでしょうか。

 また、名誉と品位を損なうような一切の行為を慎まなくてはならないとなると、視察先で夜の2次会や3次回の席でも、卑猥なダンスを踊ったりすることも条例違反になるのでしょうか。

タイムスへの投稿『政治倫理抵触疑われないか』(2)

また、
(8)自己の持つ権限もしくは地位により、職員の公正な職務を妨げ、その権限を不正行使するよう働きかけをしてはなりません。

・・・とあります。
 そうすると、幾井俊雄議長は、私が議会から資料請求を要請しているにもかかわらず、私の資料請求だけを差し止めしています。公平、公正な議会運営を議長自らしていません。これも議長という権限を不正行使するよう働きかけるどころか、自らの権限・地位を不正行使しています。議員倫理に反する行為でしょう。ちがいますか?

最後の
(9)議員の発言又は情報発信(チラシ及びインターネット等)においては公正公平にして確たる事実に基づくものでなくてはならず、他者の名誉を棄損し人格を損ない、不信をあおる行為をしてはなりません。また第3者をして同様な行為を行わせては行けません。

・・・とあります。

 ならば、事実に基づかない情報発信をした議員はどうなるのでしょうか。私は、7月に近藤議員が亡くなった件に関して、たくさんの市民の方々から、確たる事実に基づかない情報を議員達がたーくさん発信したという情報を得ています。

 さらに、議員という立場を利用して、「庭山のことを応援するようなら桐生市の中で文化活動をするのに支障がでてくるぞ」と市民を脅かした議員が複数いることも情報として得ています。

 公僕という立場の議員が市民を脅かすとは度胸が良い。こういうのは、議員倫理条例に違反にはならないのですか?

 さらに、先の9月議会では、私や星野議員の一般質問の際に退席した議員がいますし、西牧議員の一般質問の際には本会議をボイコットした議員がいます。私はこういう議員も政治倫理に反していると思っています。

 そうでないというなら、本会議を退席したり、ボイコットしたりした理由を市民に公正明朗に説明してください。

 これは一部ですが、これが桐生市議会の現実です。

 市民の皆さまが選挙で選んだ『議員』であり、この議員が選んだ『議長』です。

 この「条例を作ると自らの首を絞めかねない」とご発言された会派の中で、誰がどのような考えで発言したかは全く分かりませんが、議会に2年半在籍している私としては、「うたがわれてもしかたないんじゃないですか~」と思っています。


 あ。あまり書くと、本当に議員倫理条例が出来なくなってしまうのでこのへんにしておきましょう。

2009年11月28日 (土)

職員の退職金・残業代・給与カットについて(1)

 私は、幾井俊雄議長に資料請求を差し止めされていますので、先の9月議会で当局に欲しいデータを質問し、答弁で情報を得ました。

 その一部を整理すると、平成19年度から21年度における退職人数と退職手当・退職債権については、

<<平成19年度予算時>> 
退職予定者数 60人 
退職手当支給総額 約15億5000万円
退職手当債 約11億3000万円

<<平成19年度決算時>>
退職予定者数 71人 
退職手当支給総額 約18億2000万円
退職手当債 約11億3000万円

------------------------------------------------------------------

<<平成20年度予算時>> 
退職予定者数 46人 
退職手当支給総額 約11億9000万円
退職手当債 約8億5000万円

<<平成20年度決算時>>
退職予定者数 55人 
退職手当支給総額 約14億1000万円
退職手当債 約8億2000万円

------------------------------------------------------------------

<<平成21年度予算時>> 
退職予定者数 61人 
退職手当支給総額 約15億5000万円
退職手当債 約9億8000万円

<img src="http://www.geocities.jp/satage12345/tainiwa.jpg">

職員の退職金・残業代・給与カットについて(2)

 桐生市の人件費の総額は約120億円です。桐生市一般会計の歳出入平均は約450億円ですから、4分の1近くが人件費と言うことになります。そして退職金の平均金額は約2500万円で、最高金額は3000万円を超えます。

 この表から分かるのは、毎年10人前後退職者人数が増加していることです。そうすると今年度は60に予定ですから70人くらいになるのでしょうか。そうすると、(平均退職金)×(増加予想の10人)=2億5000万円増加すると言うこと。支払うであろう退職金総額は、18億円を超えそうですね。これにともない、退職債はどのくらい増額されるのでしょうか?10億円はかるく超えそうですね。

 先の9月議会で深澤満財政部長は、「退職債は過去の議会でも答弁しているし、予算書にも明記してある。従いましてそういうことでご理解を頂ければと思います」とか、「市民の理解ということですが、私どもも『議会の方へご提案をさせていただいて、後議決を賜っております」と言っています。

 つまり、「議会の議決を得ているから市民の理解を得ている」と深澤満財政部長は申しております。

 しかし、私がこの退職債の話をいろいろな市民の方にお話ししたり、ブログに書いたり、このことについて書いたペーパーを配布すると、全くと言っていいほど、市民の理解は得られていません。

 唯一、「今退職する職員さんは、退職債を組むと言うことでいろいろ言われてかわいそう」というメールが来ました。この方の父上様は元桐生市職員で退職して数年だそうです。

 先に、国家公務員に準じた人事院勧告に従ったほとんど満額の給料と退職金を手にして退職し、退職した職員・あるいはそのファミリーが、ヒトゴトとして「かわいそう」と言っています。

 さて、退職債を組めるのは10年間です。この後はどうなるのでしょうか?退職債が組める間に退職する方々から、近い未来「かわいそう」と言われるのは、・・・・・・。想像してください。

職員の退職金・残業代・給与カットについて(3)

 次ぎに、時間外勤務手当と給与カットについて。

 平成19年度は、群馬県の県議選や知事選、桐生市の市長選・議員選、さらには衆議院選挙もあったため、時間外勤務手当は約2億3000万円でした。

 平成20年度は、時間外勤務手当は1億2000万円だそうです。

 そして時間外勤務の多い職員の部署は、
平成19年度は、
第1位 秘書課
第2位 建築住宅課
第3位 学校教育課
第4位 下水道課
第5位 文化財保護課

平成20年度は、
第1位 後期高齢者医療広域連合への派遣職員
第2位 秘書課
第3位 建築住宅課
第4位 観光交流課
第5位 福祉課

・・・だそうです。

 どうして、秘書課と建築住宅課は時間外勤務が多いのでしょうね?

 

 次ぎに、職員は給与カットをされています。平成16年から管理職手当をカットしているそうで(質問していないのに、答えてくれました。こういうことは積極的にPRするようです)、平成20年度は、総額1億5000万円削減効果額があったと言うことです。

 うーん。この給与カット総額1億5000万円は、時間外勤務手当の1億2000万円に近い金額ですね。これでは、せっかく給与カットしても、残業している職員さんに循環しているように見えます。

 「いえいえ。そんなことありません。給与を削減しなければ、もっと人件費がかかるのであって、効果はあるものと考えます」・・・という答弁が聞こえてきそうです。

職員の退職金・残業代・給与カットについて(4)

 今、名古屋市長の河村たかしさんの『名古屋から革命を起こす!』(2009.10.26飛鳥新社714+税)』を読んでます。名古屋弁がトレードマークだけあって、文章も名古屋弁。ここまで来ると、根性を感じ好感度アップ。

 さて、彼によれば、地方自治体が財政危機であるなんていうのは、オオウソだと言うことです。危機的状況でありながら、こんだけ公務員の給与が良いんかい?と言うことです。減税こそが行政改革であり、市民税10%減税を公約に掲げています。減税して余分な金が入ってこないようにする。そうすれば、嫌でも節約しなくてはならなくなるというのです。・・・ナルホドネ・・・。

 私は現在、政務調査費を返納し、行政視察をお断りして、わずかですが年間約55万円を節約しています。少しでも、桐生市の借金返済にまわらないかという願いを込めて。ですが、河村市長さんの言うように、無駄遣いの一部とされている可能性はいなめない・・・。くやしいなあ・・・。

 減税して、余分金が入らないようにする・・・。いいかもしれない。

2009年11月27日 (金)

思わずファンになりました!千葉大学の新藤宗幸先生

 今日は、なかなか面白い本に出会いました。

 『これでよいのか!教育委員会』(209.4.20「都市問題」公開講座ブックレット16,\500)です。

 何が面白いって、パネルディスカッションの部分です。司会者が千葉大学法経学部の新藤宗幸教授という方ですが、この方がおもしろい!パネルディスカッションの司会者ということで出ているのですが、他のパネラーとムキになってケンカしているんです。いやー。こういうアツイ先生は好きですねー。

 それにしてもおどろいたことに、パネラー同士が向きになってケンカしているような文章がそのまま活字になっているのも、珍しい。しまいには、

「私も、今日は別に司会者に徹するつもりははじめからないのですが」と新藤先生は笑っています。

 最後のほうでは、
若月さんという品川区の教育長が
若月氏:新藤先生に、一つだけ言わせてください。
新藤先生:簡単に。私にも言いたいことがあるので。
・・・と、もう、絶妙のかけあいです。

 あまりの熱の入ったやり取りに声を出して笑ってしまいました。

 んー。新藤先生、いいですねー。他にも面白そうな本を出しているので読んでみようと思います。

 思わずファンになってしまいました。

行政刷新会議を傍聴してきました(1)

 行政刷新会議ワーキンググループ「事業仕分け」を傍聴してきました。
 
 場所は市ヶ谷の国立印刷局市ヶ谷センターの体育館。入り口のところで、持ち物検査、金属探知器でアブナイモノを持っていないかチェックします。体育館にはいるとスリッパに履き替え、イヤホンと資料が一冊がわたされます。

 ワーキンググループのブースが3区分してあります。ひとつのブースには、15台くらいのテレビカメラが入っています。それぞれに、仕分け人が15人~16人、役人が10人くらい、一般傍聴者は少ないところでも80人くらいから140人くらいはいたでしょうか。傍聴席が用意されていますが、全く足りず、立ち見でも人垣の間からのぞき込むような感じでした。



 環境省の「生物多様性の保全の推進に必要な経費」についてで、今年から1億の予算が付くというもの。

 例えば、こんなシーンがありました。

仕分け人:お金でしか日本のプレゼンスは示せないのか。

役人:優秀な人材が必要です。人材育成にお金が必要なんです。

環境省の副大臣:昨日の仕分けで落ち込んで、今朝はへこんで朝を迎えました。・・・(中略)・・・頑張るという決意を表明したいと思います。

 実は、仕分け人の中に「評価者」という立場の人がひとり入っています。これは副大臣か政務官のひとりがなるようです。

 でも、なぜこんな立場の人を仕分け人側に座らせるのでしょうか?役人の座る席の方に一席設ければ良いんじゃないかな?
 
 環境省の副大臣は、環境省の役人の「頑張る決意表明」までしましたし、「昨日の仕分けで落ち込んで、今朝はへこんで朝を迎えました。」なんておっしゃいました。昨日一体何があったんでしょうか。ある意味、大変正直な副大臣です。

行政刷新会議を傍聴してきました(2)

 また「地球規模生物多様性モニタリング推進事業」では、

仕分け人:東・東南アジアで調査をする目的は何か。その後どうするのか。

役人:基礎調査です。

仕分け人:レッドデータブックで日本はそこに載っている希少生物さえ守れずにいるのに、他の国でその調査を出来るのか。

役人:日本の国際貢献の部分になります。日本にとってもメリットがあります。

 そしてやはり最後に

環境省の副大臣:環境省は他と比較して、予算も少なく、規模も少ないにもかかわらず、もっと切りつめるべきと言う意見が多かった。工夫すべきところは工夫していきたいが、項目別に見ると見直しを求められるものが多いが、費用対効果では成果を上げてきている。

 ・・・と弁明。

 うーん。やはり、評価者・副大臣は役人サイドに座るべきでしょう。


 他に、経済産業省の「中小商業活性化支援事業」と防衛省の「暴政施設の用地借用の水準」「自衛官の若年齢化による人件費の効率化、退職予定自衛官就職援護業務補助金」などがありました。

 防衛省のブースは、蓮舫さんと枝野幸夫さんが仕分け人にいたせいか、ものすごーい傍聴者が詰めかけていました。おかげでよく見られなかったし、聞けなかった・・・。が、他と比較して、防衛省の役人の必死な説明が印象的でした。



 「事業仕分け」はフリーディスカッションが中心で、桐生市で例えれば予算・決算特別委員会のような感じです。

 ただし、事業仕分けは項目ごとに審議をして賛否・評価、そしてコメントを付けます。議場仕分けは、法的根拠がないとも言われますが、事業仕分けで評価されたことを参考するでしょうし、評価を覆すにはそれを覆す説明がなければならないでしょう。また役人の説明の様子を見て、「あー。今までこういうチェックをすることなく、事業をしてきたんだな」と思いました。つまり、国会議員はこういう仕事をしてこなかった。ちゃんと事業の審議をしてこなかったと言うことです。だから、役人がこのような説明をする訓練を受けることなく、説明が下手である・・・ということじゃないかしら?

 国会議員にして、このような仕事ぶりなのですから、地方自治体における惨状は追って知るべしでしょう。

行政刷新会議を傍聴してきました(3)

 桐生市では、予算・決算特別委員会では、議員の半数でしかその審議をしません(もちろん、本会議場ではそれぞれ賛否を表明できますが)し、この特別委員会の中で、質疑応答が行われます。質疑・答弁はだいたい各「部」ごとに行われ、その中で細かな質問がありますが、委員会の予算・決算の採決は全部まとめて行われます。「一部不満はあるけれど、今後このようなことのないように・・・」とか「こういう改善を求め賛成します」とか何とか言って、共産党を除いてみんな賛成可決されます。

 例えば予算で不満な部分があっても賛成してしまうのか、以前先輩議員に尋ねたことがあります。すると「だって、3月で予算が可決しなかったら、4月から何にもできないだろ」と言われました。

 ならば、予算審議をもっと早くからすればいい。そして修正させる時間的ゆとりをもって、やればいいのではないでしょうか。例えば、12月とか1月に予算審議をすればいい。修正するべきところは修正させ、納得できるものを予算としての計上を承認すべきです。本来それが議員のお仕事ではないでしょうか。

 でも、私は想像します。理由はそれだけじゃない。3月で予算が可決されなかったら、自分たちの報酬も含めて、市長、職員の給与も払えなくなるから・・・。ちがいますかしらん。

 私の想像はおいておいて。

 予算・決算審議は、どうせ賛成可決されますから、委員会の中での質疑・答弁も緊張感はありません。だって、絶対賛成可決されますから。

 でも、例えばこのように事業ごとに審議をして、ひとつずつ評価をしていったらどうなるでしょうか。少しは緊張感を持てるようになるでしょうか。

 事業仕分けは、これでふたつ傍聴しました。ひとつは足利市。そして今回の国の仕分け。

 興味深いことに、足利市は仕分け人に議員がひとりも入っていませんでしたし、国も議員はたった8人です。なぜでしょうね。


 どういう理由で議員の参加が極少、あるいは『ない』と思われますか?ご意見を募集します。

2009年11月25日 (水)

魚沼市議会・大桃議員無会派になる*:・゚\(゚▽゚*)

 魚沼市議会の桃太郎コト、大桃聰議員が無会派となりました。おめでとうございまーす!これからも今までどおりのご活躍を期待していまーす。

桃太郎の鬼退治 魚沼市議会議員 大桃聰奮闘記
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=545047&log=20091124

 会派を結成するときは、なんかいいコト言って「一緒にやりましょう」と組んでおきながら、実際一緒に組んでみたら、「いやいや。そんなコトやったらいかん」「ちょっとちょっと。そんなコト書いたらいかん」「おいおい。そんなコト言ったらいかん」と言いはじめといろいろ注文つけるようになったみたいですね。それでも、何が問題でなにがいけないのか大桃さんにちゃんと説明もできず、大桃さんも理解できないからそのままいたら「ほんだら、お前がカイハを抜けるか、オレが出るかじゃ!」みたいな騒ぎになって、結局大桃議員をカイハからつまみだしたわけですね。

 全くもって笑っちゃう出来事です。

 所詮、カイハなんてこんなもんなんです。

 魚沼市議会もひとりはカイハと認めないようです。よって、各派代表者会議も議会運営委員会(以下ギウン)も出られないとのこと。

で・す・が!

 魚沼市議会にはもうひとり無会派議員がいらっしゃる。この方は、『特例』でギウンの委員になっているようです。でました!『特例』!

 議会のことは議員が決めるので、『特例』があるんです。例えば同じ無会派でも、大桃議員は無会派でギウンの委員になれないけれど、この『特例』の方は、議員を長くやってるし、前に何かの委員長もやってたし、この人いれないとうるさいからな~とかなんとか・・・という理由で『特例』になったみたい。

 どこもそうなんでしょうが、こういうことをするから『議会は感情の府』だなんて思われちゃうんですよね。公平公正という四字熟語を好む議員センセイはけっこういますが、現実は明らかに違います。

第5回 分権自治委員会の報告 市民傍聴ありがとう!

 昨日、地方自治・地方分権調査特別委員会の傍聴を遠慮してみたが、私なんかよりもっともっと議員エンセイたちが恐れる『市民』の方が傍聴に来てくださったようです。すばらしい!おかげで、いつもより『品よく』『お行儀良く』委員会が運営されたと複数の方々から聞きました。

 やはり、議会を変えるキーワードは『市民』であることを再確認しました。

 委員会の内容的は、クラブ21と愛・桐生の委員は12月議会に「議員倫理条例(いわゆる「ブログ規制条例」)を提出することが難しくても、次の3月議会では絶対に提出したいと熱心だったようです。ガンバレ~。

 ですが、新政会となぜか愛・桐生の佐藤光好委員(前議長)は、「議会基本条例」を作ってその中に倫理条例の部分を含めばいい・・・とあまり熱心ではなかったようです。ただし、新政会の中でも福島賢一議員(幾井議長と北海道に視察に行って勉強会を途中退席した議員)は、この委員会の副委員長でもあり、「是非作りましょう」とノリノリだったと聞いています。

 そりゃそうですよね。北海道に視察に行ってタクシーを待たせて勉強会を途中退席したなんて、ブログで全国発信されたら困りますもの。必死になるキモチもよーく分かります。

 まー。無会派議員の私から言わせていただければですねー、議員倫理条例をお作りになるならば、例えば「視察・勉強会を途中退席してはいけません」とか「視察受け入れの条件を守りましょう」とか。こういうことも是非入れて欲しいものですね。こういうのは、具体的に記述して明文化したほうがわかりやすくていいと思います。

 もちろん、「えーっ?!議員センセイって、こんなことしていたのーーーっ??!!!」と市民から衝撃のブーイングが起こるでしょうけど。これも、市民に議会に関心を持っていただくきっかけになると思いますから、是非やりましょう!

 これぞ。議会改革だ!!

 あ。それと、視察に行った時の交通費とか宿泊費とか費用弁償で計算されてしまいますけど、こういうのは当然、実費弁償にすべきでしょ。市民からしたら、当たり前のことだと思いますよ。こういうのを実費弁償にして、どちらにお泊りになるのかも、メーカクに記録に残すべきでしょう。公費ですから。

 次回の地方分権・地方自治調査特別委員会は、来年の1月12日10時からだそうです。随分先になってしまいましたね・・・。

 次回は私も傍聴します。市民の皆様の傍聴を大歓迎します。

 一緒に傍聴しましょう!よろしくお願いします。

2009年11月24日 (火)

今日の傍聴は遠慮しときます

遠方のジェントルマンから電話あり。

Sさん:明日、「ブログ規制条例」作る委員会を傍聴に行くって書いてあるけど。
庭山:はい。行きますよ。
Sさん:やめときなさいよ。
庭山:なぜですか?どのようにこの条例ができるのか、見つめたいのですが。
Sさん:庭山さんが顔を出してたら、委員の皆さんが言いたいことも言えなくなるでしょ。やりづらいでしょうが。そのくらい気をつかってやりなさいよ。
庭山:そういうもんでしょうか。
Sさん:そういうもんです。

・・・ということで、応援しているので今日の傍聴は遠慮しときます。頑張ってください。全国の皆さんも応援しています。

大阪の友達(1)

昨日、学生時代の友人T君からおよそ1年ぶりに電話があった。

「今、東京におるねんけど、明日ヒマだったら遊びに行こうと思うんだけど、いる?」
カレンダーの校正などでバタバタしていたが、
「あんたねー。東京にいるならいるって、もっと早く連絡しなさいよ。バタバタしてるけど、私は桐生にはいるから、遊びにおいで」

ということで、今日はおよそ1年ぶりの再開。

このT君は大阪に住んでいる。こともあろうに、国家公務員。数年前は中国の日本大使館に勤務していた。学生時代から中国が大好きで、中国語の専門学校で中国語を勉強し、そこで知り合った女性に一目惚れして結婚する。見た目は地味だが、なかなか情熱的な一面もあるようだ。大学院では中国の華南経済圏の研究をし、一種中国マニアである。結婚した女性も中国大好き女性で、私の結婚式では馬頭琴で演奏をしてくれたほどである。

T君:やせた?
庭山:あはは。名古屋にいた頃より10キロくらい痩せたように見える?議会ダイエットだよ。
T君:なんか、いろいろあるんか。
庭山:毎日劇的であきないよ。議会の話、どこまでしたっけ?
T君:1年前来たときは、議会で問責されて、家でもあんた息子に「問責決議します」とかいってからかわれてたよなー。
庭山:そーかそーか。それからまた劇的でね。ま。お昼でも食べながらゆっくり聞いてもらおうか。
T君:いーよいーよ。聞いてやろうじゃないか。

ということで、ランチをメシールしながら、問責をもらってからの出来事を話しました。

大阪の友達(2)

 問責の後もいやがらせは延々と続き、反省の弁のない私に議長が注意文を新聞に載せたこと、
 ひとり会派は会派じゃないと「ひとりは無会派」と条例を変えられたこと、
 ブログをはじめたこと、去年の12月に西牧議員の百条委員会が設置されこの6月に告発に至ったこと、
 デキレースの議長選・副議長選があったこと、
 視察に行かないと言ったら非難され「視察に行かない理由書」を出せと言うので提出。 
 そしてとって返す刀で「ならば視察に行く理由書を出せ」と議長に資料請求したらそれ以降議長に資料請求を差し止めされていること、
 7月に近藤議員がわが家の近くで変死で発見されたこと、これによってとんでもない風評にさらされたこと、
 掲示板の書き込みが何者かによって消されたこと、
 近藤議員の遺書があるとかないとか話がころころ変わったこと、
 消えたハズの掲示板の書き込みをある議員がコピーしており9月議会でそれを読み上げたこと、
 やはり9月議会で多数の議員が私と星野議員と西牧議員の質問の際に退席したりボイコットしたりしたこと、
 ブログを規制する条例を作ろうとする委員会が出来たこと、でもできなさそうになってしまったこと、
 会派を結成して議会を驚かすことに成功したけれど突然解消されたことなどなど・・・。

 1年も経てば、このような一連の出来事は結構スラスラ話せるもので、インチキ霊視発言をした議員の件、本会議を退席ボイコットしたことをながーいオシッコのせいにした議員の件などおかしな話を織り交ぜながら、約2時間にわたって弾丸のようにしゃべりまくりました。

 T君はワインをぐびぐび飲みながら(私は残念ながら葡萄ジュース)、いわゆる大阪独特のつっこみを入れ「いやー。おもろいなー。大阪やったらうけるでー」とお褒めの言葉もいただきました。

大阪の友達(3)

 おおっ!褒められたぞ。桐生市議会。

 そしてちょっとは、国家公務員の愚痴も聞いてあげた。・・・T君は職場で周りの職員と合わず、内部の人間関係で苦労しているそうだ。

庭山:あんたねー。もっとうまく立ち回らなかったら出世出来ないでしょうが。もっとうまくやんなさいよ。
T君:オレの理想は40代でリタイアじゃ。しかも、あんたから周りとうまくやれとは言われたくないぞ。
庭山:人の話は素直に聞くものだよ。
T君:そのまま返すわ。

 学生時代の友人はありがたい。言いたい放題遠慮なく言える。楽しいなぁ。

 さて、明日は、傍聴が楽しみな地方分権・地方自治調査特別委員会がある。通称「ブログ規制条例」はやっぱり12月議会で出すのはむつかしいのかな。そんなことを言わず勢いのあるうちに是非頑張って欲しい。なんといっても、全国初の「ブログ」規制である。有名になれるよ~。

2009年11月21日 (土)

政務調査費なんか全廃しちゃえ!(1)

いやはや。二人の子どもが代わる代わるインフルエンザになりました。小学校高学年のお兄ちゃんは2日間の高熱と咳で苦しそうでした。お腹の調子も良くなく、お粥を食べても嘔吐したり・・。が、保育園児の娘は薬も飲まず一晩寝たら熱が下がってしまいました。咳もほとんど出ず・・・。お兄ちゃんと症状が全く違うので、疲れかなーと思い・・・しかし一晩でも38度を超える熱を出したから、とりあえずお医者さんに見てもらいましょう・・・と診てもらったら、しっかりインフルエンザ。

 その後も全く元気いっぱいのインフルエンザ・・・。とにかくインフルエンザですから外出できないし、とにかく元気だし・・・。まいったまいった。

 さて、そんなこんなで数日ブログを書けませんでしたが、今注目を集めているのは、『前橋市議会』。前にも書きましたが、5年間の保管を義務付けられた領収書がなく、市監査委員から条例施行規則違反を指摘され、市長からも7128万円の返還請求をされていました。

 そして16日に行われた臨時議会で前橋市は「7128万円を返せー」と前橋地裁に提訴することになり、市議会も返還に応じない議員13名に辞職勧告決議案を可決しました。

おおっ!やるじゃないか!前橋市議会!

 そして提訴関連議案が採決される際には、関係議員は『退席』したんですって!いたたまれなくて『退席』したんでしょうか?しかも、みなさんで示し合わせて?!

 まったくもうねー。前橋市議会の議員も、このような議員センセイ方が多いんですねー。

政務調査費なんか全廃しちゃえ!(2)

 興味深いのはその言い訳で、
「適切な支出」と主張したり、
「大きな権限を持つ首長が返還請求を出し、それに従えという一方的なことに従うわけには行かない」
「(政務調査費の使途に関し、市側からの聴取がなかったので)議決を契機に我々の主張を行う場が出来る」と裁判への期待をにじませたという。
「事務用品の使途や視察は、提出した調査記録を証明していけば必ず認められると考えている。ひとつひとつ検証していきたい。司法当局が認めないものはあきらめる」

さらに、
「(法的拘束力のない辞職勧告決議について)議員に対して辞職勧告がでるとは議会を軽視する行為」と批判したという
(以上の辞職勧告された議員の言い訳は2009.11.17読売新聞によります)。

 私もいろいろありましたから、新聞報道だけで云々いうつもりはありませんが、要は「公金を使わせていただいている」という意識が低いって事でしょう。だから、領収をなくしちゃった。領収書をなくしちゃったけど、「正当に使ったんだよ」ってまるで子どもの言い訳です。「裁判で我々の主張の場ができる」って、市民に対して恥ずかしくないのでしょうか。やせ我慢もほどほどにすべきではないでしょうか。

 私も去年、法的根拠のない「問責決議」をいただきましたが、「議員に対して辞職勧告がでるとは議会を軽視する行為」であるというなら、桐生市議会は『議会を軽視する行為』をしたということでしょうか?もしや、桐生市議会はケンカを売られているのでは?

 しかし、そもそも「議会を軽視」しているのは、公金を使いながら領収書がないセンセイ方ではないでしょうか?

 そしてもっと根本的なそもそもは、地方議員は『報酬』を頂いています。しかも、高額!!政務調査費なんて、ある方がおかしいでしょ。全廃しましょう!

 政務調査費全廃に賛成議員のご起立を!

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 ところで、前橋市議会に先を越されてしまった桐生市議会。

 地方分権・地方自治調査特別委員会などというものを作って「12月議会でブログ規制するぞー!」てやったけど、「議員政治倫理条例」は12月議会では提出できないようです。しかも、3月議会に向けてがんばりますって言うけれど、できるのかなーと心配しています。

 ま。予想通りですけど。

2009年11月17日 (火)

2009.11.16ギウン報告(1)

 昨日、議会運営委員会がありました。11月30日から議会があるのでその運営の確認が主でした。

 議会(定例会)は3の倍数の月にあります。つまり、3月、6月、9月、12月にあります。この間、実質的に議員に出席が義務づけられているのは、常任委員会を含めて、7日間です。これに、今日のような議会運営委員会の日数(これは全議委員に出席義務があるわけではないのですが)を加算し、行政視察の日数を加算し・・・いろいろ加味してみても、実質議員が仕事として拘束される日数は年間50日くらいでしょうか。

 桐生市の場合、議員は年間約800万円の報酬をもらいます。もちろんここから税金や議員年金など引かれますし、国保も払わねばなりません。そして年に、2~3回の視察旅行付き。政務調査費もこれ以外にいただいています。(ちなみに私は昨年から政務調査費を返納し、今年からは行政視察もお断りしています。この理由は桐生市の財政が厳しいからです。政務調査費をお返しするのは、私たち地方議員は生活給としての「給与」ではなく「報酬」としてお金を頂いています。労働の対価としていただいている「報酬」で議員の活動をするのが本来ではないかと考えるからです。また行政視察を辞退しているのは、この2年間の中で行政視察に4回行って、費用対効果を考えるとムダだと思ったからです。)

 議会のことは議員が決めます。その中には議員の報酬、視察費用、政務調査費なども含まれます。つまり、議員のことは議員が決める。故に、・・・現状の通りになっています。

 これは、皆さんが今まで4年に1度の選挙で議員に全てをお任せしてきた結果です。
その中には、もちろん私も入っています。自分が議員になるまで、このような現状を知りませんでした。

 議会で発言するためには、調査をしたり、市民の相談を受けたり、やることはきりがないです。でも、これは、「やる」場合です。

 特に、議会の中で攻撃の対象となっているような議員は、その対策にも追われ、他市の議員さんや弁護士、大学の先生や研究者に相談にも行きます。資料をあつめ、法律の解釈にアタマを悩ませることもあります。

 現状把握のために当局(役所)に資料請求しても、私の場合議長に差し止めされていて、資料ひとつ入手するにも困難を極め、時間と労力がかかります。

2009.11.16ギウン報告(2)

 議会の現状を知ってもらおうと、ブログを書いたり市民に実状をお話ししたりします。現状に驚く市民は関心を寄せてくれます。しかし現状に驚いて「まー。そんなことになっているなんて」と思って言ってくれるのですが、多くの場合「もう少し若ければ」「商売してなければね」「なかなか難しいよね」「応援しているから頑張って」とご自身で行動を起こそうとする方はほとんどいらっしゃらないのが実状です。

 中には「あなたの言っていることは正しいわ。庭山さんのブログをもっといろんな人に読んでもらいましょう」と紹介してくださる方もいますが、「あなたのブログを紹介しても、賛否両論あって困るわ。万人受けする書き方にしてちょうだい」「あなたのブログはあなたを知らない人に誤解を与えるわ。こんな書き方じゃあなたの良さが伝わらない」などと注意をしてくださる方もいらしゃいます。ありがとう・・・。こういうことを注意してくれる方々は、議員は選挙で選ばれるのだから、人気をとってなんぼのもの・・・という考えが根底にあるからでしょう。また「私があなたのために、あなたのことを紹介するのだから、みんなで桐生市の現状を知って、そうよね!何とかしなくっちゃ!とみんなで盛り上がれるようにして欲しい」という考えるのかもしれませんね。そのためには万人受けするブログでないと困ると・・・。
 
 きっと、そのとおりなんでしょう。

 でも、私はとっても困ってしまいます。

 万人受けする私を求められても、残念ながら私は万人受けするタイプの人間ではありません。人気を考えて周囲に合わせられるような人間だったら、議会の中で孤立無援になることなく、議員同士仲良くナカマになれて、楽しく視察旅行に行って費用弁償で余剰金がお小遣いになることも言わないでしょう。そうすればきっと、快適・議員ライフを過ごせることでしょう。


 まだまだ、議会の現状や議員の実態を知らせる努力が、足りないんでしょうね。

2009.11.16ギウン報告(3)

 さて、昨日のギウンの中で、こんなやりとりがありました。

周藤雅彦委員:カイハが出来て、1ヶ月も経たないうちにそのカイハがどういうわけだか解消された。噂では議長が関与しているという話もある。その事実確認を議長にして欲しい。

幾井議長:私のカイハにも問い合わせがあったり、記者や市民からも問い合わせがあった。庭山議員と星野議員の間に私が入り込む隙は一切なく、星野議員に電話したことも、話したこともありません。あくまで二人の議員間でのことで、急にカイハを解消されただけです。

 ・・・こういうことは事実確認の仕様がありません。私が得た情報では、「幾井議長と周東照二議員が、星野議員のブログのミスについて訴えると脅かされた。またその他の複数の議員にもつめよられたと星野議員が言った」「圧力があったのは確か」ということです。正直、誰がうそを言っているのか分かりません。

 あとは、私の過去のブログや星野議員のブログなどを参考に、皆さんに想像していただくしかありません。

 事実の確認の仕様がないことに時間と労力とエネルギーと使うことに疲労感を感じています。  

 明確な事実は、便宜上会派を組んでみたが、星野議員が一方的に会派を解消しました。それだけです。何が会派解消の原因であるかは、想像の域をでません。これが桐生市議会の現状です。

2009年11月16日 (月)

今回の反省

今回、薫風会解散に至った件に関する反省

便宜上会派を組むことにしたとはいえ、会派を組む相手となった星野定利議員に対する私の危機意識レベルが低かった。この点については、深く深く反省している。今後はレベル6で対応する。

以上。反省おわり。

2009年11月13日 (金)

市民メール:桐生市会議員はレベルが低い

市民の方からこんなメールをいただきました。

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会派解散とは一体どうなってしまったんだ・・・?
何故星野議員は解散に打って出たのか・・・?
こちらでも独自に調べてみるが・・・
庭山議員とは何故組みたくなくなったのか・・・?
庭山議員には落ち度がなかったのか?
原因がなければ解散にはならないだろう。
星野議員の心中も聞きたいもんだ。
庭山議員の一方的な言い分ではどちらが正しいのか判断できない。
会派結成時にも私はここにも書いたがお互い政策を押し付けあったり考え方を押し付けあったりするとこういうことになってしまうのだ。
会派なんて信念も団結も必要なくただただ数合わせという打算でいいんだ。
もし裏で星野議員に対して何らかの陰謀があったならそれをきちんと調べてここに書くべし・・・世間に公表すべし・・・
一方的に相手の批判をしていたのでは自分は常に正しく間違っているのは相手と受け取られかねない。かくいう私もそう思っている。
この事件は表面上から見れば実にくだらない、1か月も経たぬうちに会派解散なんていい加減でふざけているとしか思えない、というように受け取られる。それより何より桐生の市会議員はレベルが低いと思われてしまうだろう。

------------------------------------------------(以上メール)-------

 まったくそのとおりです。・・・というより、あなたの想像以上かも知れません・・・。

 ああ・・・。書いちゃおうかな~。ちょっと考えます。

 うーむ。むずむずしてきた。うーん・・・

2009年11月12日 (木)

市民メール:薫風会解散に寄せられたメール

薫風会解散に対する市民の反応です。

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Aさん:なるほど。やっぱり。

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庭山:さすがAさん。読みが深いですね。納得されましたか。

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Bさん:あーおどろいた。むしろおめでとう!それほどのおおものとはおみそれしました!冷静に次の手を。
庭山:ホントですよ。私って予想以上にオオモノみたい。単なるオオガラじゃなかったようです。
Bさん:落ち着いて頑張ってください。

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庭山:落ち着けって・・・。もう少し時間が必要です。起こった出来事が理解できません。

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Cさん:笑うしかない集団を税金で養う私たちはなんなのさ。
庭山:笑うしかない市民が多いってところではないでしょうか?
Cさん:しかり。

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庭山:Cさん。納得しないでもっと怒ってくださいませ。

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Dさん:予想通りだね。
庭山:そうですが、やはり腹立ちます。
Dさん:ヤツらは汚れきってるんだから、そんなのにいちいち腹を立てるこ
とないよ。蚯蚓に怒ってどうするんだ。

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庭山:あー。腹立たしく思う自分がなさけない。

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Eさん:議会の黒幕たちに恫喝されてビビって投げ出した、というところですかね。何もしないうちに梯子を放り出しておいて、またいつか会派を組みたいとよくシャアシャアと言いますね。

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庭山:それが星野定利ということでしょう。

やはり議会は魑魅魍魎の世界ですね。はぁ(-Д-\)=3

2009年11月11日 (水)

会派解散届はどのように提出されたか

 今回の「会派解散届」はどのように提出されて受理されたのでしょうか。

11月10日(火曜日)午前9時  
(1)薫風会会長・星野会長は議長室で議長に面会する
(2)星野会長は会派を解消したい旨を議長に伝える
(3)会派解散届の書類を事務局に持ってきてもらう
(4)星野会長が書類に必要事項を記入
(5)議長に提出・受理 → 薫風会解散

                  オ・ワ・リ

 これで、決定だそうです。

 会派の解散は会長の届け出があれば認められるものなんですって。へぇ~。そうなんだ。勉強になりますね。

 普通はカイハの中で相談して決めるのが常識だそうですが、相談はありませんでした。

 「会派解散の際は、会派内で了承が得られた上で書類を提出すること」こんなのも、どこかの条例に加えていただきたいものですね。

 あ。でも、めんどうですから結構です。所詮カイハなんて、この程度のものなんでしょ。

 それにしても、議会の現実がひとつひとつわかればわかるほど、今まで何をやっていたのかと思います。

2009.11.10ギウン報告(1)

 昨日の議会運営委員会の報告です。

 午後1時から議会運営委員会(以下ギウン)がありました。
会派代表者会議同様に幾井議長が、薫風会が解消された報告をし、よってギウンメンバーも選出されない。ご了解をお願いします・・・とお願いをしました。

 その後、反問権を取り入れるかどうか、ギウンで協議する議会改革項目を整理して終わりました。

 以前私が提出したもので、ギウンで検討の部類に入ったのは、
(1)議員による議会報告会の開催
(2)全議員参加による予算決算審議の開催
(3)常任委員会の年間活動計画書の作成

 この3点があります。(3)についてはどういうことかわからないと言う委員からの発言があったので、「次回までに資料を揃えて提出したい」と伝えると、了承されました。

ありがとうございます!小滝委員長さま!

 そして、『?』と思ったのは、最後の「その他」の部分です。


寺口委員:議員の定数は現在11だが、現状に合わせた定数にしたらどうか。

小滝委員長:今、欠員1になってますよね。

事務局職員:委員会条例で、会派の中で概ね3人以上でひとり選出できるようになっています。現在は欠員1となってます。

相沢委員:3人にひとりでいいでしょう。

荒木委員:同様です。

小滝委員長:では、12月議会に委員会条例の改正を議員提案して、現在11人を10人にしましょう。よろしいですね。

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・・・と提案されるようです。

さて、これはどういうことでしょうか。

2009.11.10ギウン報告(2)

 これは、近藤議員が亡くなったためにできた『欠員1』です。近藤議員が亡くなられて、その空白部分をどうするかは以前話し合われましたが、ギウンについては『欠員1』のままでと言うことでした。では、なぜ、今、委員会条例を変えてまで議会運営委員会定数を11から10にするのでしょうか。

 ふふん・・・。ははん・・・。また私が誰かとカイハを組んだとき、『欠員1』があると“ぱこっ”と私がギウンのメンバーになるのを防ぐためじゃないですか~?

 もちろん、もし私がカイハを組めば、欠員がなくてもギウンのメンバーにはなれますよね。でも、条例を変えるまで、つまり次の議会が開催されるまではメンバーに出来ないんですよね。なんか、ちっちゃーい時間稼ぎに見えますが・・・。

 そんなに私が公の場で何か言われることがコワイのですか?そうですよね。何を切り出すか、わかりませんものね。イヤなやつのことならいっぱいギロンしたいけど、オトモダチのことつつかれても困っちゃうし・・・。あるいは単に私のことを嫌っているだけ?ギウンの仲間に入れたくないからかな。大丈夫ですよ。仲間だなんて思いませんから。

 ふふふ。冗談ですよ。まさか、そんなことを考えて、条例改正するわけないですよねー。最近被害妄想的思考に傾倒しているもので。ごめんなさいね。
 
では、本当の目的はなんですか?想像つかないなぁ・・・。

 提案した寺口さんに聞いてみようかな。

2009年11月10日 (火)

会派解消(1)やる気いっぱいの一昨日

 突然ですが、『薫風会解散』です。

 あっら~?10月19日に会派結成したばかりなのに、どうしたの?・・・と思われる方もいらっしゃると思いますが、私もびっくり!寝耳に水です。いきさつは以下の通り。

 11月7日(土曜日)夕方。とある喫茶店で星野議員と打ち合わせ。
まず、11月10日午前10時から各派代表者会議(カクハ)、午後1時から議会運営委員会(ギウン)があるので、その打ち合わせをしました。星野議員は代表ですからカクハに、私はギウンに出る予定でした。桐生市議会議員の中で事実の公表をブログで書いていますから、議会の中で常に狙われています。そんなことは百も承知でした。そこで、カクハに出る星野議員に、10日に会議が始まったら冒頭に以下のものを読み上げるようお願いしました。

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各派代表者会議に出席するに当たり、薫風会を代表して会議に係わる会派の約束事とお願いを表明します。

各派代表者会議に出席する代表者は、そこで提案された案件を持ち帰る代理人であり、決定権はない。代表者は会議で出された案件についての一切の権限委譲はされていない。

よって、どのような案件についても、各派代表者会議で議題とされたものは、会派に持ち帰った上で協議し、批准してから有効とする。つまり、批准していないものは無効である。

そのため、各派代表者会議で話し合われる案件については、スムーズな会議運営に協力したいので、できる限り事前にお知らせくださいますようよろしくお願いします。

以上

薫風会 会長  星野 定利
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 代表者は「代理人であり」というところが気になるようで、「ここだけ検討したい」と言うことでした。その他、予算要望書を出そうとか、現在検討されている議員倫理条例に会派として提案しようとか話し合ってそれぞれ家路に着きました。

 これで、会派として活動がいよいよできるぞ!と10日のギウンに出席予定でしたので、資料をそろえたりして1日過ごしました。

会派解消(2)突然のメール・星野の考え?

そして、その日の夜8時28分に星野議員から携帯電話にメールが入ります。

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ファックス拝見しました。私の考えをメールで送りました。バソコンの 星野
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このファックスとは、先に記述した「各派代表者会議に出席するに当たっての会派表明」です。

そして、自宅のパソコンを開くと、以下のようなメールが入っていました。

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こんばんは

今日、夕方帰宅しFAX拝見しました。
添付のファイルが私の考えです。
どうぞよろしくお願いします。

11/9星野

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庭山由紀様
薫風会解消につて
星野定利
10月19日薫風会結成以降、桐生発展の為期待をしながら11月10日第1回目の各派代表者会議、並びに議会運営委員会に臨むつもりで来ました。

然しながら今までの僅かの意見交換の中で今後の桐生を発展させる考えの中で余りにも違いが有るため会派解消の考えに至りました。

理由1:各派代表者会議の表明文について余りにも決まりきっている事に固執していること。
「提案された案件を持ち帰る代理人である。一切の権限委譲はされてない。」
そんな事は言わなくても百も承知である。そこまでして会派を組む必要は無い。
協議されてない事は持ち帰りに決まっている。
それよりも出来る限り事前にテーマを知らせてほしいということに力点を置くべきであろう。

会派解消(3)了承を求める星野議員

理由2:勉強会について:2日間でやるのだから、2人でやればよい。それをクラブ21、愛・桐生、共産党に聞け、断ればブログの材料になる。と(庭山さんは)言われた。
それはブログが目的になっており、本末転倒だ。そんな無駄な時間は私(星野)にはない。

理由3:議会をぶち壊してやる発言:それ自体は改革としてよいかもしれない。しかしその次に何をやるかが見えてない。又はやろうとしている姿が見えないのでは駄目だ。

又各派や議運が始まる前に、ブログで幾井議長、福島議員のタクシー待たせの研修会中座記事を載せたのでは、誹謗中傷と言われても仕方ない。議運なり公式の場所で言うべきだ。

又ブログの2チャンネルで騒ぎ立てるのはよくない。それが事実であってもだ。議員として議運のメンバーになろうとしているものが、公式の場所が正に与えられようとしている人が(そこで言えばよいのに)そういう態度では人生経験不足と言われても仕方がない。

折角、退職手当債阻止や第2の夕張阻止、議会改革に共通点を見たが残念ながら、(正直さ、正義感は買うが)世の中を変えていくパートナーとしては一緒にやっていくことは出来ない。
以上持って会派解消致したくよろしくお願いします。
平成21年11月9日(月)   星野定利

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 事実と異なるし、誤字はあるし・・・。「以上持って会派解消致したくよろしくお願いします。」などど、いきなり送りつけてきました。

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意味不明なのでほっとくと、9時36分に星野議員から電話がありました。

星野議員:メール見てくれた?
庭山:見ましたよ。
星野議員:了承してくれた?
庭山:何を?
星野議員:会派解消を・・・
庭山:意味分からないし、今、子どもを寝かしつけてるから。
星野議員:じゃまた・・・。

会派解消(4)了承していないんですけど・・・

そして日があけて11月10日(火曜日)9時11分に星野議員から電話がありました。出られなかったので、すぐに折り返しの電話を入れました。

庭山:なんですか?
星野議員:了承してくれた?
庭山:何を?
星野議員:会派解消の件・・・。
庭山:分かりません。
星野議員:読んでくれたんでしょ。
庭山:読んだけど、何を言ってるのか分からないんだけど。
星野議員:読んでもわからないの?
庭山:わからないな。
星野議員:何時に議会に来るの?
庭山:私にも都合があるので分かりませんが、カクハに間に合うようには行きますよ。
星野議員:そう・・・。できるだけ早くきてね。
庭山:できるだけそうしますよ。

こんなカンジで電話を切って、10時10分前に議会に到着。トイレに行ってから、会議室へ向かう薄暗い階段を上がった委員会室近くの廊下で

星野議員:会派解消了承してもらうからね。
庭山:了承してないですよ。
星野議員:してもらうから。

カクハの会室に入ると、すでにカクハの代表者は着席している。しかしそこの一席に座るはずの星野議員は傍聴席に居る。さらに、彼が座るべき席の場所には、マイクも資料も初めから用意されていない。彼の隣には福島賢一議員が座る。福島賢一議員は以前北海道に幾井議長と視察に行き、タクシーを待たせて視察を途中でトンズラした議員のひとりである。

そしてカクハが始まりました。冒頭に幾井議長が

幾井議長:報告があります。10月19日に薫風会が結成されましたが、今朝星野議員から『会派解消届』が提出されました。了承を得ているということなので

庭山:了承していません。

幾井議長:了承しているということですから

庭山:了承していません。

委員の誰か:カイハの問題でしょ。二人で話しなさいよ。

庭山:了承していないのに、会派解消が決定されるのはおかしいでしょ。

後ろで相沢議員:不規則発言だよ。

庭山:了承してないって言ってるでしょ。

幾井議長:議題にうつります。

・・・と12月議会の勉強会の日程に話は移りました。

会派解消(5)幾井議長の取り計らい

 当局から提出される議案については事前に勉強会が行われます。これはだいたい会派ごとに行われますが、小さな会派はどこかに混ぜてもらうものでした。が、無会派となった私と星野議員は、大きな会派に組み入れることが検討されることもなく、日程が決められました。その理由は幾井議長によると「前の時も、どこのカイハもOKしてくれなかったので」。

 当局役人の説明回数がたった二人の無会派議員のために、増えるわけです。職員には職員の仕事をして欲しいです。事前の勉強会なんて、全議員いっぺんにしてしまえばいいのに、何回も職員に説明させて、手間を取らせて、本来の仕事をさせないようにしているのでしょうか?なぞです。

 次に、「議会運営の諸課題(各派代表者会議で協議するもの)」について話し合われました。すると幾井議長が

幾井議長:過日の議会運営委員会でカクハで協議して欲しいと3点こちらに振られているものがあります。ひとつは、福田議員との件で問題となっている星野議員のブログについて。あと、ブログに議員の顔写真を載せる庭山議員の問題。そして会議中のことではない休憩中のことをブログに書く庭山議員の問題があります。これを諸課題として協議するかどうかと言うことですが・・・。
 星野議員の件については、福田議員と星野議員の人間関係の部分が多い。星野議員の件については、議長に任せていただくということでいいと思う。カクハで諸課題として検討するような問題じゃない。二人の問題だから、二人で協議してもらえばいいと思う。

・ ・・ということで、幾井議長の取り計らいで、星野議員のブログ問題は終了したようです。



「何があったんですか?」と複数の記者が寄ってきた。

「なにがあったかは、こっちが聞きたい。調べてくださいね」

新聞記者には「会派解消の話しは1週間前からしていた」とまで星野議員は言ったとのこと。

いつ、どこで、誰が、どんな話しをしたんですか~?おしえて~、ほしのさーん!

2009年11月 9日 (月)

教え子たちへ(1)

 南小学校で生活相談員をしていた頃の教え子たちのみなさんへ

 あなたは、私が変わってしまったのではないかと、心配してくれています。教え子に心配されるなんて、申し訳なく思うと同時に、なんだか照れくさいような嬉しい気持ちです。ありがとう。

 確かに、小学校で生活相談員として、かわいいあなた達を相手に、おしゃべりしたり、絵を描いたり、ぼんぼんでひよこを作ったり、段ボールでハウスを作ったり・・・そういう風に過ごしていた頃とは全く異なる議会という環境の中で、あの頃のように毎日楽しく過ごしているわけではありません。ですから、あなたの知らない私が存在することもあるでしょう。

 私のブログを読んでムキになっているんじゃないかと指摘してくれた子もいますが、見破られてしまいお恥ずかしい限りです。私は、ムキになってます。私は、本気で怒っています。

 私が何に怒っているか。ブログを読んでくれればわかると思います。書けばきりがありませんが、例えば、議会として機能しない議会の現状、誰も責任を取らなくてすむ行政体、統計データに基づかない計画性のないまちづくり。審査する側・される側が一心同体の指定管理者は天下りの温床になっています。市場の公共性を主張して「株式会社」に年間3000万円の「補助金」をあげちゃう。書類を紛失した補助金団体も、オトモダチだからおとがめなし。行財政改革をしていると言いながらも、増額し続ける補助金額などなど。財政が厳しい厳しいと念仏のように唱えながら、無駄遣いが止まりません。挙げ句の果てには、退職職員に支払う退職金がないから「退職債」という借金まで組んでそのツケを市民に押しつける。結果、つもりにつもった借金は、桐生市が年間に使うお金とほぼ同額の借金がすでにあります。このたまりにたまった借金のツケは、私たちの世代からあなた達の世代、そして現在ちいさなもみじのような手のひらをしている子ども達にもまわってきます。現状では、借金が積み重なっていく状況が改善される見込みは全くありません。

 そして私が所属している桐生市議会は、市民の生活とは関係のないこと(去年の9月に私を問責決議したこと、12月に百条委員会が設置されたこと、今年の6月にこれが告発に至ったこと、そして現在ブログを規制しようとする条例が作られようとしていること)に延々と時間とお金と労力を使っています。

教え子たちへ(2)

 私を本気で怒らせている要因は、現在の桐生市議会を含む行政体のめちゃくちゃな現状と、今まで行政体がちゃんと仕事をやってくれていると信じ込んで「おまかせ」してきた自分自身です。4年の一度の選挙で、スローガンと顔写真だけで投票して「おまかせ」してきた結果が、現在の機能を果たさない議会、山盛り・テンコモリの負債を抱え込んでいる行政体です。

 お恥ずかしながら、私は自分が議員になって議会に入るまで、議会の現状、行政体の現状を知りませんでした。おそらく、多くの大人達も、「信じて」「おまかせ」していると思います。

 ですから、議員になった私に出来る仕事のひとつは、議会を含む行政体の内部情報の公開と内部事実の告発だと思っています。「信じちゃいけない」「おまかせではいけない」こういうことを伝えて、行政体が市民のために機能するように、借金のツケを市民に押しつけられないように変えなければならないと思っています。もちろん、私一人では変えられません。市民ひとりひとりが現実を知って、「これはマズイ!」と思って変えようとしなければ、そういううねりみたいなものができないと変わることはできないでしょう。

 そしてもうすぐ社会人になるあなたたちにも、議会のこと、行政のことについて関心を持ってほしいと思います。私たちの生活を左右する議会や行政について、無関心でいることほど、自分の人生や生き方、生活、そして将来その腕に抱くであろうあなたの子どもたちに対して、無責任なことはありません。

 私は本気で怒っていますから、ブログには、私の怒りの部分がでてしまうところもあるでしょうし、皮肉たっぷりのところもあるでしょう。冷静に書こうとは心がけていますが、全てについて冷静に書くことはなかなか難しいです。これからもいろいろ心配をかけちゃうかもしれませんが、ごめんなさいね。

 かわいいあなた達には、「本当にやさしい人」になって欲しいと思っています。「本当にやさしい人」は「強い人」だと思います。強くなければ、大切な人や大切なものを守れないからです。

 「本当にやさしい人」=「大切な人や大切なものを守れる強い人」になれるように、しっかり勉強してアタマを鍛え、運動もいっぱいして健康なカラダを作って、あなたの大切な人を守り通せる強いココロを持つ大人を目指してほしいな。

 あなた達のことが大好きです。

 ありがとう。

メール紹介:「頭脳警察」の名曲から

遠方のジェントルマンから以下のようなメールをいただきました。

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こんばんは!

特別委員会の傍聴&報告,お疲れさまです.

一連の状況を読ませていただいて,わたしが贔屓にしているロックバンド「頭脳
警察」が1990年に出した名曲「Blood, Blood, Blood」の歌詞を連想しました:

 ♪どうしてもやろうってんなら 勝手にしろよ
  そこまで付き合う気なんて さらさらねえよ
  関係ねえだろ 偉ぶってんじゃねえよ
  てめえはいったい何様だと思ってるんだよ
  冗談じゃねえよ 笑わせんじゃねえよ
  とっととぶっとばされるまえに そこから失せろよ



 1991年の冬、アメリカ出張のときにこの曲が入っている CD「頭脳警察7」を持っていって,1月17日の湾岸戦争が始まったの夜に,ホテルの部屋で聴きました.「そこまで付き合う気なんてさらさらねえよ」というのが,アメリカ軍のミサイル攻撃をテレビの画面で観ながらの感想でした.

 しかし、あとでバンド・リーダの PANTA さんにその話をしたら,「そんなつもりで書いた詞じゃないんですけどね」と苦笑いしていました.

 「あらゆるテキストは,それが書かれた瞬間に書き手の意図とは異なったかたちで解釈される」とフランスのある哲学者がいっていますが,その通りですね.

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おおっ!ジェントルマンなのに、こんな曲までご存知なんて。びっくりです。

またいい曲あったら教えてください。

 湾岸戦争の頃、パキスタンに行ったり来たりしていました。パキスタンには友達がいます。本当にあの戦争が始まった時は、悔しくて悔しくてどうしようもなかったことを思い出します。自分がその戦争に加担した日本という国の国民であることをもっとも悔しく、情けなく思った瞬間でもありました。

2009年11月 8日 (日)

第4回 分権自治委員会の感想。

 さて、『桐生市議会議員政治倫理条例』はどういうものかというと、議員が市民から信託を受けた市民全体の奉仕者であることを自覚し、その信頼にこたえるため議員が守るべき事項を定め、公正明朗な議員活動に取り組むことを目的とするものです。

 『桐生市議会議員政治倫理条例』(案)によると、「議員は市民全体の奉仕者」という一文があります。であるならば、わざわざ市民が議長と話をしようと議会まで足を運んだにもかかわらず、「市民が議長に会うには事前の許可が必要だ。そうでなければ会わない」とおっしゃって面会を拒否した幾井議長サマはどうなるのでしょうか?自覚がないからこういう発言になるんでしょ?議長サマはエライから特別なんですか?なら、議長に関する条例も作った方が良いんじゃないですか?市民のために。

 また条例案で「議員=奉仕者」としながら、市民に圧力をかけた議員が複数名いらっしゃるようですね。しかも、議会に傍聴に来た名簿から名前を割り出して・・・。こういう議員を排除するためにも、この条例案には「市民に圧力をかけてはいけません」とか「傍聴者名簿から素性を割り出してはいけません」とかも加える必要があるでしょう。
 
 「市民の信頼にこたえるため、議員が守るべき事項を定め」というなら、周藤雅彦委員の『倫理』の定義も知りたいところですが、「一度議決や委員会で態度を表明したことは、絶対に変えてはいけない。変えたら倫理に反する」というならば、これも明文化したらどうですか?もちろん罰則つきで。

 「公正明朗な議員活動に取り組むことを目的とする」ならば、説明なく特定議員の資料請求を止めている幾井議長はどうなるのですか?また視察先でタクシーを待たせて途中で勉強会を退席した幾井議長と福島賢一議員はどうなるのですか?皆さん、公職選挙法には絶対に触れてないですか?あと、桐生市議会議員にはしばしば品位が求められていますが、視察先でも自由時間なら卑猥なダンスを踊ってもいいんですか?

 12月議会の提出を楽しみにしています。桐生タイムスにも記事にしていただいたことですし、出せないと市民から「・・・やっぱりね・・・」とあきれられちゃいますよ。

 頑張ってください。

 もちろん、私はこの正副案しか見ていませんが、まったく賛成できません。

2009年11月 7日 (土)

第4回 分権自治委員会 傍聴の件

第4回 地方自治・地方分権調査特別委員会

 早速、ご報告。

 会議開始冒頭に、約束通り寺口委員さんが委員の皆さんに「庭山議員から市民の傍聴について協議してくれるよう申し入れがありましたので、協議したいと思います」と議題に載せてくださいました。ありがとうございます。

 その結果、な~んと、地方自治・地方分権調査特別委員会では、全員一致で『傍聴オッケー』になりました。わぉ!

 ただし、傍聴希望者は委員会開催前に議会事務局へ行き、記録簿に名前と住所を記入すること。そして委員長が委員に傍聴を認めるかどうかの意見を聞き、了承を得られた場合、傍聴できると言うことです。今日は委員全員の賛成を持って「傍聴オッケー」でしたから、多分大丈夫でしょう。ただし、途中入場は認めないということですから、開会前にいらしてください。また先着3名です。

 次回地方自治・地方分権調査特別委員会は、11月24日火曜日午前10時から行われます。是非、傍聴にいらしてください。議会とちがってシナリオなしの議員の発言を聞くことが出来ます。見方によっては、議会より面白いです。

第4回 分権自治委員会(1) え?まとまらないの?!

 さて、この委員会では『桐生市議会議員政治倫理条例』というものを12月議会に提出しようと頑張っているのですが、残念なことに今日は「シリスボミ」な話になってしまいました。もう、しっかりしてくださいよね!

寺口委員長:それでは協議に入ります。共産党の方から変更があったようなので、中田さんお願いします。

中田:○ページ、◎項、1について・・・
   (・・・等と説明してくださいましたが、資料が渡されていない私たちは何を言ってるかわかりませんでした)

寺口委員長:他に。
 
関根委員:昨日会派の総会を開き協議しましたが、時期尚早であるとか、こういう条例を決めると自分の首を絞めることに繋がるとか、もう少し勉強した方が良いとか、なぜ12月議会に提出すると急ぐのかという意見が多くでましてまとまりませんでした。

周藤雅彦委員:正副案は公明クラブと新政会の意見を合わせて出されたと理解していたが。

寺口委員長:正副案としてたたき台として作った。

福島副委員長:会派の了承を得ているとは言っていない。あくまで正副の素案として作ったもの。

相沢委員:そうすると、公明クラブと新政会は案を出してないと言うことか?

寺口委員長:会派同士ですりあわせて出したものではない。

福島副委員長:会派の案でないのは事実。新政会として今までに2回総会を開いてすりあわせてきた。その間にまとめようとした。が、時期尚早のくり返しで終始したのが実状。

相沢委員:首を絞めるものだとか、時期尚早とか、視察に行って勉強とか、今更何を言っているのか。一刻も早く条例を提出した方が良いと新政会も言っていた。この条例は議員の首を絞めるものではない。襟を正してやっていこうというものだ。

荒木委員:この条例を作ること自体に、賛成か反対かがわからなくなってきた。勉強していく中で前向きに検討していくと言うことでよろしいか。

第4回 分権自治委員会(2) 12 月にこだわらず・・・

関根委員:よろしい。

相沢委員:条例制定に向けて積み上げてきた。全会一致で決めてきたことが多い。会派に持ち帰って意見が変わっていいものか?時期尚早と言うが、全会一致で12月議会提出を目指したはず。委員会で決まったことのはず。

寺口委員長:委員の意向が全てだ。ただ、委員以外の意見を聞いて議論を元に戻すこともあるかと思う。積み重ねも大切にしたい。八方美人的な考えだが・・・。この条例については前から制定すべきということだったから、時期尚早ではないと思う。

中田委員:共産党はこの条例は必要と考えている。ただし、片手落ちはダメ。特別職も入れて全国レベル標準型でやるのが良い。12月は無理と思う。

福田委員:会派で話した結果、相当な人数が時期尚早だった。私もこの条例の先進地館林の話をちょっと聞いたが、こういう先進地の勉強をしたいと思った。特別早く作らなくてよいと思う。慎重審議で悔いのない条例を考えたい。

周藤雅彦委員:振り出しに戻っちゃう。最初に案を出すって約束して、何も出さないで何を言ってるのと思っちゃう。何してんのって言いたくなっちゃう。

小滝委員:条例を作ろうということになったのは、情報発信のルールとか議員の守秘義務について問題となっているから、桐生の抱える問題を盛り込んで作ろうという話だった。

相沢委員:一刻も早く条例制定すべきと考える。前の会議まで全会一致で一刻も早く制定するとなっていたはずだ。

福田委員:先進地の話も聞いた方がいいし、勉強もした方が良い。時間をかけて慎重にすべき。

寺口委員長:この委員会の最優先は、この条例の制定だった。12月議会にこだわることなく、制定を目指したらどうか。

複数の委員:結構です。

第4回 分権自治委員会(3) しりすぼみ(´д)=з

周藤雅彦委員:しりつぼみの感じを受ける。

寺口委員長:あくまで前向きです。

相沢委員:あくまで12月議会を目指して頑張りたい。

福田委員:なぜ12月議会にこだわるのか・

周藤雅彦委員:早く決めると全会一致で決まっていたはずだ。前に戻ってしまう。案を出す日に出さず、意見を言う日に言わず・・・委員会の意味がない。これこそまさに政治倫理じゃねーか?

関根委員:新政会は決して反対していない。

福田委員:今までこうだったからと言っても、意見が変わることもある。大反対をしているわけではない。慎重にすべきと言っている。

小滝委員:早く作るべきと思う。委員会は議決ではないが、決まったことを変えるのはいかがなものか。決まったことを積み上げて審議している。

相沢委員:決まったことについては、尊重すべきだ。

寺口委員長:大方の委員の皆さんが進めていくと言うことで、反対はなかったので、しっかり進めていきたい。

ということで本日の委員会は終了。


前向きに・・・ということですが、周藤雅彦委員の言うように、「シリスボミ」ですね。

学校では「議会は言論の府である」と教わりましたが、『議会は感情の府である』というカンジを受けた委員会でした。お疲れさまです。

追伸:『議会は感情の府である』と私が感じたのは今回の委員会に限らず全般的に感じています。ずーっとね。

2009年11月 6日 (金)

委員会の一般市民の傍聴について

 先ほど、地方分権・地方自治調査特別委員会委員長・寺口正宣さんに、市民が委員会傍聴を希望するときはどうしたらよいのか、お尋ねしてきました。(昨日いただいたメールを受けて)

 この委員会は特別委員会ですが、これは常任委員会の取り決めに準じるようです。よって、特別委員会の市民傍聴については、委員の皆様におはかりしないと分からないと言うことです。よって、もうすぐ始まる委員会で委員の皆様に諮ってくださるとのことです。

 今回の話し合いの中で、市民の傍聴についての方向性が出ると思いますので、そうしたらまたお知らせします。

2009年11月 5日 (木)

地方自治・地方分権調査特別委員会

 お待たせしました!

 第4回 地方自治・地方分権調査特別委員会が明日午前10時からあります。

 12月の議会に「議員倫理条例」を提出するとのこと。あと、1ヵ月ないですが、桐生タイムスの一面にも大きく記事を書いていただいたことですし、是非がんばってほしいものです。

 明日はどんなことが話し合われるのかな。

 私は傍聴ですが、楽しみにしています。議会で条例を作るなんて、すごく勉強しないとできないことですし、ブログ云々の条例は全国で初めてでしょ。すごいですよね。きっとマスコミでも取り上げてくれると思います。

 がんばってください。

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 「一般市民の傍聴はできるのでしょうか?」という問い合わせメールがありました。当然できてしかるべきと私は思いますが、どうなんでしょうね・・・。議員にも見せられない資料があるような委員会ですから、傍聴は無理かもしれませんね。あるいは、委員の大方の賛意が得られれば傍聴も許してもらえるかな。

 すみません。私は委員でないのでなんとも言えません。ごめんなさいね。明日、地方分権・地方自治調査特別委員会委員長・寺口正宣さんに問い合わせてみます。

市民メール:事業仕分けの実情と効果

田畑豊作さん(仮名)からメールがありましたので紹介します。過日の足利での事業仕分けがテレビで取り上げられたようです。

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今、寝酒を飲みながらテレビ東京のWBNを見ています。

国と地方自治体の事業仕分けの実情と効果について詳しく分析、紹介されていました。

具体的には、足利市と高島市が紹介されていました。



独善的な市役所のやり方がオープンに市民に公開されて効果絶大だと思います。

桐生市の補助金も一度すべてこうしたシステムの中で市民、外部の人にも議論してもらうべきだと思います。

補助金の多くは長年の慣例と惰性で止めるにやめられないのではありませんか?



新市長がマニフェストや自分のカラーを出そうとすると補助金は増大してしまいます。

桐生市長がこうした制度を取り入れれば、改革や新しい展望が開けていくと思いますが、

議会での表情を見ているときわめて難易度は高そうに思えます…。



市長の価値や市議会の費用対効果が議論の対象になると面白いですね…。

(^?V^*)v---------------------------------------(以上メール)----------

 いや。本当に。是非桐生でもやりたいです。

 ところで、「足利でヤ○ルトを毎朝配っている『愛のひと声事業』は、その工場が足利にあるからじゃないでしょうか?小学生のとき工場見学といえばその工場だったですし。足利の人に聞けば、みんなそう答えると思います」と足利市民からお便りがありました。

 ・・・あはは。これってユチャクしてたってって言うことじゃないのかな?特に事業開始あたりの関係が気になりますが、まさかねー。でも、当局の役人さんも答弁に窮していたんですけどー。問われてドキドキしちゃうことは、再考したほうがいいでしょうね。

 大豆生田市長率いる足利市の変わろうと姿勢は高く評価しています。桐生も是非見習いたいです!

2009年11月 4日 (水)

公職選挙法を守っていますか?

 桐生市議会では、平成19年6月21日に議員辞職された議員さんがいました。確かこの方は公職選挙法に触れたとかいうことで・・・した・・・よね?

 私たち一期の議員が当選直後、初めてのぞんだ定例議会での出来事でしたから、ものすごく印象深いんです。

 さて、そんな桐生市議会でありますが、公職選挙法に触れた行動をしている議員さんはいませんか?

 い・ま・せ・ん・か~?

議会の中で孤立無援?じぇんじぇん大丈夫です

 この前、田畑さん(仮名)とお会いした時のこと

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田畑:庭山さんって議会でも役所でも孤立無援みたいだけど大丈夫なの?

庭山:寂しい毎日です。でも、時々内緒でメールくれたり、手紙や電話をくれたり情報を下さる職員さんも、たまーにいますよ。

田畑:へぇ。そうなんだ。

庭山:でも、いつだったか、驚いたのは、ある課に資料をもらいに伺ったとき、年配の職員さんに他の職員さんのいる前で「庭山さんのブログおもしろいね」と声をかけられたことがあるんです。他の職員さんたちがいる前で、ブログに触れられたのは初めてでびっくりしました。しかも、その頃は職員給与などについて書いていたときだったと思います。思わず「すみません」なんて口走ってしまいました。そうしたらその職員さんは「いや、いいんですよ。一市民としてみていますから」と言ってくださったんです。うれしかったですねー。

田畑:へぇ。そんな職員さんもいるんだ。

庭山:今まで、その方お一人ですけどね。議員が課とかに資料をもらいに行ったり話しにいったりすると、ひとりか二人の職員さんが対応してくれんですけど、他の職員さんたちは、知らんぷりして仕事しているふりして、耳をダンボのようにしてこちらの様子を伺っているのが分かるんです。

田畑:あはは。そうなんだ。

庭山:私のブログは平日見てくれる人が圧倒的に多いんです。多分、職員さんたちが見てるんじゃないかな。結構気にしてくれているようで、光栄です。そうそう。そういえば、時々他市の職員さんからもメールをもらいます。「私は市民のために仕事をしたいので、あなたに指摘されたことを真摯に受け止めて仕事していきたいと思います。がんばってください」とかって。桐生市の職員さんからないのが、なんともねー。

田畑:残念だよね。会派も組んだしね。そんなに心配することもないか。

庭山:そうそう。いろいろご心配おかけしてすみません。あーゆー議会の中で孤立しててもぜんぜんなんともないです。私の情報発信に共感して問題を共有してくれる市民がいてくれれば、それで十分です。

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 いろんな人にご心配をおかけしてしまっているようです。ごめんなさいね。でも、じぇんじぇん大丈夫です。ありがとうございます。

2009年11月 2日 (月)

政治を毛嫌いする人たち

 ここ数日の間に、政治に係わる議員を毛嫌いする人たちに会いました。

 その原因は、ひとつには今までの政治家が自分の利権に絡んで、いろいろ汚いことをやってきたというのもあるでしょう。

 そしてもうひとつは、そういう利権に敏感な政治家に、利権に絡んで動いてもらおうと汚い考えで政治家を選んできた、政治を毛嫌いするあなた自身の心の持ち方が原因ではないでしょうか。

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