議会報告会に来て下さったみなさまへ
議会報告会に来て下さったみなさまへ
桐生市議会始まって以来初めての議会報告会にご参加くださりありがとうございました。こころより感謝申し上げます。また、会場で質問や意見をご発言して下さったみなさま、本当にありがとうございました。
一議員として議会報告会はしてきましたが、今回、議会全体として議会報告会をおこなうことの大きな意義を感じました。それは、市民の皆様の生の声を、議会全体、全議員で聞くことによって、議会で共通認識ができたことです。今後は、今回市民の皆様から指摘された件(例えば放射能線量情報隠蔽問題や放射能問題への取り組み、議会の責任の所在の明確化、議員の質問の権利を剥奪する議会のあり方、監査委員の選任問題、予算・決算審議のあり方など)については、議会全体として取り組まなくてはなりません。議会は市民の皆様からいただいた課題を無視することはできません。
桐生市議会は開かれました。議会が市民に対して開かれることで脅威に感じているのは議員ではなく、実は桐生市役所当局でしょう。なぜならば、閉鎖性の高い議会の中で、職員に飼い慣らされた議員が市役所職員のための仕事をしてきましたが、これから議員は市民のための仕事をせざるを得なくなりましたから。万が一にも市民のためにならない職員のための判断を議会がした場合には、報告会で市民に袋だたき、・・・上品な言葉で言えば、激しく非難されるでしょう。そして次期選挙には大きく影響するでしょう。このような状況下で市民の前でどうどうと“反市民派議員”になれる議員はいないでしょう。
ですから、退職債(退職する職員に満額の退職金を支払うためにする借金)や天下り、株式会社になった市場に膨大な補助金を出し続けること、放射能問題などの情報隠蔽、いかなる増税や手数料の値上げなど、今までのように市民のためにならない職員のための条例改正や予算・決算などは今後、簡単に容認することはできなくなりました。
桐生市議会は市民のための議会に向かって大きな一歩を踏み出しました。
みなさん、これからも桐生市議会を厳しい目で監視し続けて下さい。そうすることでしか、桐生市の行財政改革は実現できません。
私たち市民のために!私たちのかわいい子どもたち、まごたち未来のために!
これからもどうぞよろしくお願いします。
桐生市議会議員 にわやま由紀
最近のコメント