10月24日に開催された教育委員会を傍聴してきた。以前に比較して質問もあったが、「庭山さんが傍聴にきたからじゃない?」というご意見もいただきました。そうだとしたら、毎回傍聴に行かねばなりませぬな。
いつものよーに、差し障りのないどうでもいい事務報告が行われ、質疑に入った。
藍原委員:放射能対策で給食の産地を公表してくれてありがとうございます産地発表が当日発表というのは、仕入れの関係ですか。
共同調理場長:はいそうです。
藍原委員:ありがとうございます私立の幼稚園の園長会議ではどんなことが話されていますか?
課長:幼児教育の進展について。補助制度などについてです。
藍原委員:ありがとうございます子宮けい癌ワクチンの件ですが、現在18最未満なら補助を受けて接種できるが、それに当てはまらない結婚前の子ども達はどうしたらいいのか。1回15000円を補助金なしで3回受けるのはちょっと・・・。
スポーツ体育課課長:健康課と相談します。
藍原委員:ありがとうございます図書館便りは特集がいいですね。これからも頑張ってください。これは子どもにも配っていますか?
図書館長:配布は教育委員会と公民館と学校です。
藍原委員:ありがとうございます
鈴木委員:青年祭、企画運営ご苦労様でした。ただ今後は青年期の課題(キャリア向上、将来の生活設計、結婚など)を検討してほしい。また、図書館では11月3日に全国布の絵本コンクールがあるが、結構費用がかかると聞いている。桐生発のコンクールなので、桐生市の経済状況が良くないのは重々承知しているが、是非サポートして欲しい。
青少年課課長:今後話し合っていきたい。
図書館長:ボランティアで実行委員会を立ち上げてやってもらっています。
前原委員長:ファッションウィークで有りん館が一部しか使えない。代替の開催場所は?
文化財課課長:無りん館を使わせてもらっています。また、利用者が各自で代替場所を探しています。
前原委員長:放射能についてですが、落ち葉には放射能が集積するということです。落ち葉やヘドロを除去してほしい。学校内外含めてリスクを下げる工夫をして欲しい。
スポーツ体育課課長:市全体の取り組みとして計画中。
鈴木委員:大川美術館は経営が厳しい。文化振興という中で力を入れて欲しい。
教育長:私は大川美術館の理事をしている。公益法人化を進めている。理事会で活性化や利用の促進について話し合われた。子ども達にも大川美術館を利用して欲しいと校長会でPRした。リピーターを増やすにはどうしたらいいか。料金が問題なのか?企画なのかなど話し合われました。
・ ・・こんなカンジで終わった。
どの委員も、的を射ない。この程度の質問をやって1ヶ月に40分程度の会議に出席して月9万1900円がゲットできる(委員長は10万8700円)。教育委員はこの上なく、オイシイ。
藍原委員は“子宮けい癌ワクチン”、1ヶ月前まで教育員会委員長だった鈴木委員は“布の絵本コンクール”と“大川美術館”について、桐生市に『おカネちょーだい』と言った。乞食市民から頼まれた『乞食市民のツカイッパ』ということだ。
「子宮頸ガンワクチン」は、厚生省も推奨し他の自治体も補助金を出している。しかし任意の接種に公費をなぜ使う?しかも安全性にも疑問があるワクチンだ。ワクチンの説明書には「ワクチンによる抗体価の上昇が、病気の予防に結びつくかは、不明である」と明記されている。はあっ?!・・・である。放射能の人体実験や健康な女の子へのワクチン接種の臨床実験やら、この国はどうかしている。
私はこんなワクチンは、自分の娘には絶対に接種させない。
また、大川美術館については、桐生市はすでに運営費のおよそ半分(約2600万円)を補助金として支払っている。大川美術館は桐生市の貴重な財産であることは認めるが、さらなる自身の経営努力を求めたい。
相変わらず、各課長の事務報告からは、「桐生市の学校教育の理念」のようなものさえまったく感じることができません。大阪の橋本さんも「クソ教育委員会」と言っていますが桐生市も同じ「クソ教育委員会」です。
次の議会でおたずねするかもしれませんが、少なくとも教育員会委員や教育長は「学習指導要領」を読んでますよね?
新里いじめ自殺事件からちょうど1年ですが、どの委員からもなんの言葉もありませんでした。
事件の真相を解き明かすのは警察のお仕事です。が、私が何より許せないのは、教育委員会の誠意のカケラもない対応です。
情けないよ!
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