独身時の食生活で決まる!?「おいしい母乳」を出す方法

 by マツタヒロノリ

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これから結婚して、子どもを授かりたいと思っている女性にとって気になるのが「母乳」のこと。赤ちゃんが毎日口にするものだから、できれば美味しい母乳を出したいものですよね。それに、実は母乳の味わいは、夫婦間のパートナーシップにも関わりがあるんです。
そこで今回は、心と身体の産後ケアサポート『ママズケア』代表の南田理恵さんに「美味しい母乳を出す方法」を聞いたところ、「独身女性に、伝えたいことがあります!」という熱いお言葉をいただきました。

母乳は美味しいに越したことがない

先日、『アメトーーク!』(テレビ朝日)の「深夜版! 嫁を大事にしてる芸人」にて、サンドウィッチマンの富澤たけし、パンクブーブーの佐藤哲夫らが、「嫁の母乳を飲んでいる」という衝撃のカミングアウトをし、ネット上で大きな話題となりました。

とくに富沢は「大人の吸引力で飲むと、一気におっぱいが小さくなる」など、体験者ならではの生々しいトークを披露し、女性視聴者からは「子どもが可哀想」「キモい」「奥さんは嫌悪感を抱かないのかな」と、かなりの不評を買っていました。

しかし、OK・Waveの母乳に関する質問欄を読んでみると「子どもを産んだ後は、夫婦の営みの中で自然に飲むこともある」「母乳が詰まって子どもが飲めないので、吸い出してあげた」などの意見が目立ち、場合によっては、夫が母乳を飲むこともあるのが自然なようです。

「母乳」に関して、独身女性と、子育て中の女性の認識の違いはけっこうあるようですね。

母乳の味は、母親の食べ物で決まる

ママズケアの南田さんが言うには「妊娠してから急に健康になろうとする女性が多いです。でも、それじゃ身体は追いつきません」と指摘します。また、赤ちゃんが好むおっぱいの味もあるのだとか。

ひとくちに母乳といっても、そこには味の悪いものと、良いものがあります。悪いものは、どろりとした変な甘さがあったり、油っぽくなったりして、味も美味しくないし、おっぱいが張ってしまって出も悪いです。それに比べて良いものは、すっきりとした甘さがあり、さらりとして飲みやすい母乳です。

では、その味の違いは何で決まるのでしょうか。母乳は、母親の血液から作られます。そして血液は母親の食べた物によって作られます。つまり、食べ物によって母乳の味は変わってくるのです。

不味い母乳になる食べ物としては、お酒、ジュース、カレー、ラーメン、お菓子、牛肉や青魚など、刺激が強いものや、生臭いものがあげられます。いっぽう、美味しい母乳になる食べ物としては、旬の野菜、穀物、白身魚や鶏肉など、あっさりしたものがあげられます。基本的には、和食を中心に食べていれば、自然と美味しい母乳になるそうです。

南田さんは「妊娠してから慌てて食生活を改善しても、身体にしみついたものはなかなか変わりません。独身女性に言いたいのは、ぜひ今のうちから身体にいいものを心がけてください」と熱心にアドバイス。

先日も夕飯にチョコレートを食べている若い母親から「母乳の出が悪い」と相談があり、乳血栓になってしまう原因であるチョコレートをやめてもらったそうです。しかし、ずっとこのような食生活をしているため、なかなか乳血栓は回復せず、赤ちゃんに母乳を与えることができなかったといいます。

美味しい母乳で、素敵な家庭を

美味しい母乳を飲んで育った子どもは、粉末ミルクを飲んで育った子どもに比べ、心身ともに健康になると言われています。また、授乳中でも夫婦生活があるという家庭も多いため、美味しい母乳を出した方が円満に過ごせるようです。

赤ちゃんのためにも、旦那さんのためにも、和食中心の食生活で美味しい母乳を出せるようにしたいですね。
もちろん、結婚相手を探すのが先ですが……。


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Written by マツタヒロノリ
Photo by jenn_jenn

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