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神奈川 保護のアザラシが死ぬ6月21日 18時18分
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19日、神奈川県藤沢市の海岸で衰弱した状態で、近くの水族館に保護された子どものアザラシが、21日昼すぎに死にました。
藤沢市の新江ノ島水族館によりますと、死んだのは1歳から3歳くらいのオスの子どものアザラシで、台風が接近していた19日の午後、藤沢市辻堂東海岸の浜辺で衰弱しているのが見つかり、水族館の飼育員が保護していました。
アザラシは保護されたあと、サバの切り身を食べたり、水槽で泳いだりして回復している様子を見せていました。
しかし、21日朝は飼育員が声をかけても反応がないほど衰弱し、体温も高い状態だったため獣医師が抗生物質と解熱剤を注射しましたが回復せず、21日昼すぎに死んだということです。水族館によりますと、血液検査から、このアザラシは肺炎などを起こしていた可能性が高いということです。
新江ノ島水族館は「飼育員をはじめ職員全員でアザラシの治療と回復に懸命に当たってきたが、大変残念でならない」と話しています。
水族館によりますと、特徴からこのアザラシは、オホーツク海などに生息するクラカケアザラシかワモンアザラシとみられています。
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