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日米韓、２１日から合同軍事訓練

　アメリカ国防総省は、日本・アメリカ・韓国の３か国が参加する合同軍事訓練を今月２１日から２日間、朝鮮半島の南側の海域で実施すると発表しました。３か国による合同訓練がこの海域で行われるのは、初めてのことです。

　アメリカ国防総省によりますと、合同訓練には横須賀基地に配備されている原子力空母「ジョージワシントン」が参加し、日本の海上自衛隊と韓国海軍とともに、２１日から２日間、朝鮮半島南方で訓練を行います。その後、２３日から３日間、朝鮮半島西方の黄海で、アメリカと韓国だけの訓練を実施するということです。

　これまで、海上自衛隊が米韓合同訓練にオブザーバーとして参加したことはありますが、３か国がこの海域で合同訓練を行うのは、初めてのことです。アメリカは今回の合同訓練で北朝鮮や中国をけん制する一方、韓国側の抵抗が強い日韓合同訓練の実現に向け、環境作りを促す狙いもあるとみられます。（14日10:52）