原発納品不正容疑で韓国水力原子力の管理処長を逮捕

原発納品不正容疑で韓国水力原子力の管理処長を逮捕

2012年06月21日09時34分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  原子力発電所の納品不正を捜査中の検察が、韓国水力原子力本社の処長を贈収賄容疑で緊急逮捕した。蔚山(ウルサン)地検特捜部は20日、「19日にソウル・三成洞(サムソンドン)の韓国水力原子力でキム処長を逮捕し取り調べている」と明らかにした。

  検察によると、原発納品不正で先に逮捕された別の韓国水力原子力社員と納品業者関係者を取り調べる過程でわいろの一部がキム処長に渡された容疑が捕捉された。しかし検察はキム処長が受け取った具体的なわいろの規模と伝達過程は明らかにしなかった。

  検察はロビー資金数億ウォンを韓国水力原子力納品業者から受け取った容疑で4月中旬に拘束されたブローカーがキム処長を相手にロビー活動をした可能性について捜査をしてきた。ブローカーがキム処長ら韓国水力原子力の一部幹部らと普段から親密だったことがわかったためだ。

  キム処長は監査室長を務めていた今年3月に管理処長に任命された。韓国水力原子力内部ではキム処長の逮捕から納品不正捜査が本社にまで拡大するのではないかと緊張している。韓国水力原子力の関係者は「監査室長出身者が不正容疑で捜査を受けることになり非常に困惑している状況だ」と話した。

  
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