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民主分裂回避要請へ 党県連、3党合意受け決定 | ||
消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案を民主、自民、公明の3党が修正合意したことに絡み、民主党佐賀県連は17日、党内の増税反対派の存在を念頭に、党本部に対し分裂回避に努めるよう要請することを決めた。18日にも輿石東党幹事長に決議文を提出する。 決議文の一任を受けた原口一博県連代表は記者団に、「民主党の一体性と、政権政党として国民への責任を果たすべきという決議」と説明。「さまざまな立場でどんな主張をするにしても、政党を割るとか、約束をたがえるのは決して許されない」と党内結束を求める考えを強調した。 2009年総選挙後に起きた東日本大震災やヨーロッパの経済危機などの状況変化を挙げて、「一体改革はどんなにつらくても避けて通れない。(自公に)マニフェストの旗を降ろせと言われたが、しっかり理念として追求している。あきらめろと言われればとても党としてもたないという立場だったが、ギリギリの修正文言だ」と3党合意に理解を示し、党で了承されれば、法案に賛成する考えを示した。造反を示唆する小沢一郎元代表ら反増税派とは一線を画す考えとみられる。 |
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2012年06月18日更新 |