山口代表ら 福島第1原発を視察
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フォトルポ 事故のツメ痕生々しく
公明新聞:2012年6月21日付
公明党の山口那津男代表と井上義久幹事長らは9日、事故を起こした東京電力福島第1原子力発電所(福島県)の敷地内を、政党として初めて視察した=【関連記事】。視察の模様をあらためて写真で紹介する。
施設全般の被災状況のほか、作業員の健康管理や安全対策、4号機の使用済み核燃料プールの安全確保策などを調査し、今後の事故対応や原発の新たな安全基準の確立などに生かすのが目的。
防護服を着用し、バスで1号機から6号機の海側を中心に視察する一行。途中、4号機の原子炉建屋前で降車し、水素爆発の爪痕を生々しく残す現場を視察したほか、5、6号サービス建屋の救急医療室や、公明党が提案し、初動の冷却作業に投入された生コン圧送機“キリン”などを見て回った。斉藤鉄夫幹事長代行や加藤修一、浜田昌良の両参院議員、党福島県議団が同行した。
4号機原子炉建屋
建屋(右奥)から約50メートル手前に降車した山口代表ら。ひしゃげた鉄筋やはがれ落ちた外壁が目に飛び込む。信じがたい光景に皆が息をのみ、廃炉に向けた道程の厳しさを痛感した
4号機建屋上部
爆発で屋根が吹き飛ばされた5階部分。現在も、過酷な環境下でがれきの撤去作業が進められている
活躍した“キリン”
公明党の提案で投入され、冷却作業に活躍した生コン圧送機“キリン”(左)を見て回る山口代表(中央)ら
命守る救急医療室
昨年7月に開設し、救急医療の専門医ら5人が、24時間体制で作業員らの健康管理を行っている
放射性物質汚染検査
防護服などを脱ぎ、放射性物質の汚染検査を受ける山口代表
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2012年6月21日付