技術士補(原子力・放射線部門)

    文部科学省関連HP
    技術士会HP
    官報HP
 
 ・合格年月
 ・登録年月
  
 平成17年1月 
 (登録するかどうかは、検討中)
    
 ・受験年月       平成16年10月11日(月) 祭日 ・・・・・・・平成16年度(第1回)
     
 ・使用教材

(基礎・適正科目関連)
完全突破!技術士一次試験−基礎科目・適正科目・共通科目編− オーム社
平成16年版 技術士第一次試験の解答例(基礎・適性) (技術士研究会)
工業数理基礎  実教出版
技術士第一次試験 基礎科目編  山海堂
技術士第一次試験「基礎・適正」科目 模擬問題集 中部技術支援センター
科学技術者の倫理―その考え方と事例 丸善
技術士受験を応援するページ
イミダス
科学技術者倫理の事例と考察 丸善
技術士一次試験完全研究 オーム社
国家試験「技術士第一次試験」めざせ最短合格―「基礎・適性・専門科目」問題集 過去と模擬問題「350問」 テクノリアライズ

   
(専門科目関連)
原子力がひらく世紀 (日本原子力学会編)
電気事業講座 第9巻 原子力発電 (電気事業講座編集委員会編纂)
エネルギー・自然・地域社会 ERC出版
 
(その他、核取の勉強テキストRIの勉強テキスト、初級シスアドの勉強テキスト等を使用)

・原子力eye関連記事(2005.1号)
    

 

 ・動機
 ・
予備知識

(2004.3.21)
・現状では、技術士ってなんじゃらほい、という状態。今年度から、原子力・放射線部門というのができるらしいので、受けてみようという軽いのり。
・試験科目に情報処理や数学の知識が必要らしいので良い勉強になりそう。
・周囲の人の話では、RI(放射線取扱主任者)1種や核取(核燃料取扱主任者)レベルの知識があればそれなりにいけるとのうわさが。
専門科目:30問中13問正解、基礎科目:28問中6問正解、適正科目:15問中5問正解
・昨年の問題では、3割から5割の正解率(合格ラインにはちょっと足りない)  
 
(2004.6.11)
・原子力・放射線に関する権威ある資格としては、全部で8つある(らしい)。既に「ガンマ線透過写真撮影主任者」、「エックス線作業主任者」、「放射線取扱主任者(1種、2種)」、「核燃料取扱主任者」の4つの国家資格をゲットしたので、残るは、「原子炉主任技術者」、「技術士(原子力・放射線部門)」、「作業環境測定士(放射性物質)」、「放射線技師」の4つ。「放射線技師」は、医療関係の資格であり、専門の課程を修了しなければ受験できないらしい。ということで、産業に関連する放射線・原子力に関する資格で残すところは、「原子炉主任技術者」、「作業環境測定士(放射性物質)」、それと、この「技術士(放射線・原子力部門)」の3つのみ。「原子炉主任技術者」は、2次試験の前に3ヶ月(半年から短縮された)の講習(または半年の実務経験)が必要なため、免状取得は難しい。「作業環境測定士」も実務経験やら、講習やらで取得するのは難しいらしい。ということで、取得可能なもので、残すは、この「技術士」のみ。とりあえず、これを取れば、原子力・放射線で敵はなし!(かな?)
      

 ・勉強方法

(2004.3.21)
・本屋で技術士関連の本を立ち読みをして、関連本の多さにうれしくなり、受験を決意。
・現在、半年でどのような勉強をすればいいのか検討中。っていうか、どんな試験なのかも分からない状態。今月中には、スケジュール等を作りたいと思う。
・過去問題等を入手して、知識量を測りたい。
     
(2004.3.22)
・専門科目の模擬問題を入手。(情報提供ありがとうございました)
・基礎科目と適正科目の問題集をアマゾンにて購入。

(2004.3.23)
・手始めに専門科目の問題を解いてみるが、RIに比べて、多少難易度が高いような気がする。しかし、驚くような難しさではない。
・専門科目:30問中13問正解(選択25問では、52%)。雰囲気的にはRIの延長という感じだが、本当に原子力や放射線全般から出題されている。おもしろそう。さて、どういう勉強をしようか?(仲間募集中。定員5名)

(2004.3.24)
・参考書を入手し、ペラペラと見てみる。核取のような泥臭さはない。核取より浅めで広い知識が必要か。いろいろな倫理規定なんかも適当に見ている。単純に知識を蓄えて、試験に臨もう。

(2004.4.1)
・基礎科目(1群 設計・計画に関すること:5問中2問正解、2群 情報・論理に関すること:4問中1問正解、3群 解析に関すること:5問中0問正解、4群 材料・化学・バイオに関すること:7問中1問正解、5群 技術関連:7問中2問正解):選択15問で39%
・適正科目:15問中5問正解(33%)
・適正科目はなんとかなるだろう。問題は基礎科目だな。まったく分からないと言うわけではないが、頭から出てこない。
・今日から専門科目の文献を読み進め、倫理、技術士法関係の資料の暗記、基礎科目の力付けを行う。

(2004.4.7)
・試験まで6ヶ月、区間勉強時間:1〜2時間/日
・テキストを読んだり、過去問題を解いたり、倫理規定を読んだり、ちらほらと勉強している。基本的には、勉強方法の確立と勉強のツールを集めているだけ。
・核取の試験結果が出てから本格的な勉強を開始する。

(2004.4.19)
・願書申し込みをした。
・ときかねを通して知り合った受験仲間と意見交換会をした。

(2004.5.6)
・試験まで5ヶ月、区間勉強時間:0〜2時間/日
・勉強に身が入らない。核取の結果が気になる。ふぇーん。
・集めたテキスト等をペラペラと眺めている程度。あせるなー。

(2004.6.8)
・試験まで4ヶ月、区間勉強時間:ほぼ0時間/日
・今朝、スケジュールを立てた。今月は、集めた資料の斜め読みと不足テキストの調査。
・コンスタントな勉強を開始する。

(2004.6.23)
・試験まで約3ヶ月半、区間勉強時間:約2時間/日
・H14年度問題の結果。
 適正:14問/15問:93%(32分)
 基礎:設計計画:3問、情報論理:1問、解析:0問、材料化学バイオ:3問、技術連関:1問=8問/15問:53%(41分)
 専門:12問/25問:48%(40分)、基礎+専門=50.5%
・一応、合格ライン。解析とアルゴリズムは捨てる。今からじゃ無理。他の科目の底辺アップを頑張る。

(2004.7.3)
・試験まで約3ヶ月、区間勉強時間:約3〜4時間/日
・基礎科目の初回勉強終了。なんとなく勉強する内容が見えてきた。技術関連や設計・計画、化学などはある程度の関連がある。論理、バイオ、解析などは単独だけどね。
・H13年度問題の結果。
 適正:14問/15問:93%(41分)
 基礎:設計計画:3問、情報論理:2問、解析:1問、材料化学バイオ:3問、技術連関:2問=11問/15問:73%(50分)
       
(2004.7.10)
・試験まで約3ヶ月、区間勉強時間:約2〜4時間/日
・適正科目は、頭の使い方さえマスターすれば何とかなるかな。
・H15年度問題の結果。
 適正:11問/15問:73%(30分)
 基礎:設計計画:2問、情報論理:2問、解析:1問、材料化学バイオ:3問、技術連関:3問=10問/15問:66%(45分)
 専門(問題集から抜粋):15問/25問:60%(1時間10分)
・昨年の問題は難しいね。今年もこの流れかな〜。ヤバイ。
・専門科目も結構忘れている。記憶を呼び起こさなくては。
           
(2004.8.1)
・試験まで約2ヶ月ちょい、区間勉強時間:約2〜4時間/日
・テクノリアライズさんの問題集を購入。だって、テキストなんて役に立たないんだもん。問題の数をこなすことにした。(テクノリアライズの問題集は、誤記が多い。他の問題集に比べても群を抜いて誤記が多い。へんなの)

(2004.9.7)
・試験まで約1ヶ月、区間勉強時間:約2〜4時間/日
・とにかく、ぼちぼちと問題を解いている。緊張感なし。やる気なし。こんなんで大丈夫か?(大丈夫なわけがない。あーあ)
・受験票が届かないから試験会場が分からない。まあ、東京3校のいずれかだけど。したがって、ホテルの予約が出来ない。チンパンちにしようかな。
・とにかく、だめだなーって感じ。スケジュール的に無理があったんだよね。今年は私生活が忙しいし。<言い訳。かっこわるい。
・けど、受かりたい。受かりたい。受かりたーい。
・あっ、ちなみに過去問題は、当たり前のように9割以上はとれるよ。解析を除いてはね。

(2004.9.11)
・試験まで約1ヶ月、区間勉強時間:約2〜4時間/日
・模擬試験問題を解いた。
 適正:10問/15問:66%(30分)、基礎:設計計画:1問、情報論理:2問、解析:0問、材料化学バイオ:3問、技術連関:3問=9問/15問:60%(45分)
・計画、論理が弱い。この辺を重点てきに勉強しよう。

(2004.9.12)
・試験まで約1ヶ月、区間勉強時間:約3〜5時間/日
・とにかく範囲の広さに辟易している。弱点が見つかってもその弱点を克服するための方策が思いつかない。基礎知識の量がものをいう試験だと実感している。
・範囲の広さでは、今までに受けた試験の中で一番だと思う。知識の薄さも一番だが。幅広く浅い知識が必要。辛いな〜。運勝負というのは。

(2004.9.22)
・試験まで約3週間、区間勉強時間:約3〜5時間/日
・だらだらっと、勉強している。基本的には問題集解きだけ。ただ時間を浪費しているだけと言う感じ。
・気合いを入れ、願を掛けるために、試験までのスケジュールが書いてあったホワイトボードを消し、大きな字で
平成16年10月11日(月)
技術士1次試験 絶対合格!!
と書いた。
・緊張感が足りないので、砂時計作戦を取り入れた。どの問題も1問3分以内に解けるように、砂時計をセットし、砂時計が落ちきるまでに1問を必ず解き、それを数セット繰り返して、集中力も養うというもの。10セット30分もやるとへとへと。ちょっと休憩を入れて、次の科目へ。
 
(2004.9.28)
・試験まで約2週間、区間勉強時間:約3〜5時間/日
・問題も解き飽きてきたので、記憶が定着しているかどうかを、「たぬちゃっと」をお借りして、勉強仲間と問題の出し合い。おもしろかった。
 
(2004.10.4)
・試験まで約1週間、区間勉強時間:約3〜5時間/日
・深夜のちゃっと勉強がたたったのか、風邪をぶり返した。ここにきて風邪を引くとは、気合いが足りないのかなぁ。
                

 ・試験情報

・受験申込書の配布:平成16年4月14日(木)から
・受験申し込み受付期間:平成16年4月26日(月)から5月14日(金)
・試験地:東京(「早稲田大学」、「明治大学駿河台校舎」、「東京電機大学」の3カ所)
・試験科目
 「適正科目(11:30-12:30、1時間)」、「専門科目(13:30-15:30、2時間)」、「基礎科目(16:00-17:00、1時間)」の3科目を受験予定
   ※第1種放射線取扱主任者免状により「共通科目(適正科目の前2時間)」は免除
・適正科目:15問全問解答(5肢択一式)
・専門科目:30問中25問選択解答(5肢択一式)
・基礎科目:5群で28問〜30問中15問選択(各群3問)解答(5肢択一式)
・試験日程は1日。
・受験料:1,1000円
・集合時間は、11:15なのだが、余裕をもって前泊にする。10月10日(日)移動、11日(月)試験、そのまま帰宅。
・電卓使用可(計算尺も、って使う人いるの?)
・合格発表は1月14日(予定)。合否を問わず、成績が郵送されるらしい。
・合格基準:適正科目:50%以上、専門科目:40%以上、基礎科目:40%以上、基礎科目と専門科目の合計が50%以上

(2003.3.27)
・基礎科目
 ・設計・計画に関すること(5〜6問)、情報・論理に関すること(4問)、解析に関すること(5問)、材料・化学・バイオに関すること(7〜8問)、技術関連(4〜8問)の5群(ジャンル)からそれぞれ3問づつ選択し、解答する。

(2004.4.19)
・受験仲間の情報では、基礎科目のジャンルまるまるひとつを落としても合格には影響ないらしい。
・願書申し込みに必要な費用:手引き+法令セット:1300円(郵便小為替)、返送切手代:390円、発送切手代:約500円(簡易書留含む)、その他、封筒等

(2004.4.27)
・願書が届いた。昨日(26日)から受付開始なので、早速、記入し、会社の事務に申し込み依頼した。
・800円で購入した法令集は、特におもしろい物ではなかった。要らないかも。
・試験会場は、8月に官報に掲載されるらしい。願書受理者には、9月に案内が届くらしい。

(2004.8.13)
・受験地が告知された。
 東京は、「早稲田大学」、「明治大学駿河台校舎」、「東京電機大学」の3カ所らしい。さて、自分はどこで受験するんだろう。

(2004.9.6)
・受験票が届いた(試験日前34日)。「早稲田大学」だって。浦安に住んでいる友人のチンパンちから東西線で1本。楽ちん。
・ちょっとづつ試験の準備をする。座布団、受験票を鞄に詰める。

(2004.9.7)
・チンパンも忙しいようで、「たぶん、大丈夫だろう」との返事。たぶんって・・・。多分だめな場合を考えて、ホテルに泊まることにした。高田馬場。大正セントラルホテルをインターネットで予約。(かみさんからは、泊まる必要ないんじゃないと言われたが、泊まりたい。)

(2004.10.4)
・持ち物リストアップ
かばん(座布団、受験票、アメ、ガム、筆入れ(シャーペン2本、消しゴム2ヶ、ボールペン、蛍光ペン)、時計、電卓、ひげ剃り、上着、眼鏡ケース、薬(頭痛、風邪、下痢止めなど)、着替え(シャツ×1枚、Tシャツ×1枚、パンツ×1枚、靴下×1組)、ホテル予約の印刷資料、テキスト、身分証明書(社員証)、クレジットカード(JCB)、メトロカード、東京マップ、かさ)、ティッシュ、ハンカチ、お金、携帯電話

(2004.10.10)
・明日からの試験に備えて、試験会場である早稲田大学近くの高田馬場へ移動。
・ホテルにチェックインした後、念のため試験会場の下見。3a出口を右に出て道に迷う(当日は、多くの人が受験するため、その人波に乗れば、迷うことはない。)
・ホテルではほとんど勉強せず。
・いつものような緊張はなく、すぅーっと、11時半就寝。
 
(2004.10.11)
・6時40分起床。興奮も少なくすっきりした目覚め。
・試験会場の最寄り駅である東西線早稲田駅は、高田馬場駅から1駅(160円)で、ホーム ツー ホームで10分くらい。
・早稲田駅から試験会場までは、徒歩10分くらい。(3a出口を出て左に歩いて行くと見える)
・他の部門もいるみたいで、受験者は驚くほど多い。
・10時試験会場到着。試験会場の部屋は、7列6行に40人。普通の大学の机(3人がけの幅広で奥行きのない机に木のパッタンいす)。3人がけの机に真ん中を空けて両端の2人がけ(真ん中のいすは荷物置きに出来る)。>他の部屋も覗いたが、だいたい同じような感じ。
・共通科目免除の部屋らしい。(たぶん、共通科目を受ける人は別な部屋に集まっているのだろう)
・10時の時点で、先にいた受験生は2人。席順の張り出し等はしていなかった。(とりあえず好きな席に座っていた)10時半くらいに試験官2人(若めの男女)が来て、席順の張り出しと各座席に氏名カードを貼った。
・雨模様の天気だったため、ちょっと肌寒かったが、試験会場に人が集まると熱気でムンムンして暑いくらいに感じた(外はジャケットが必要だったが、試験会場では、Tシャツとシャツ1枚で十分)。
・11時15分集合に対して、11時過ぎにはほとんどの席が埋まった。
・同部屋の40名の受験者のうち、女性1名、他は全員男性。年齢は、30代〜50代前半くらい。平均は30代中盤くらいか。見た目に、いかにもお馬鹿さんという人はいなかった。
・ある程度大きなバックだったが、手持ちの荷物は、いすの下に収納できた。
・昼食は自席飲食可。
・途中退室は、試験開始後1時間から試験開始前10分までの間(1時間試験の基礎と適正は途中退席はできない。専門は、1時間〜1時間50分までの間なら途中退席可(途中退席する人はいなかった)。)
・問題用紙は、途中退席しない人のみ持ち帰り可(途中退席すると、問題用紙は回収される)。
・試験中トイレ可(そんな人はいなかったが)。
・最初に受験の手引きというA4 4ページ(A3両面見開き)の紙が渡される。これに、基礎科目の群ごとの問題数とかが書いてある。
・トイレが少ない。大渋滞で最長20分待ち。試験間の休み時間がこれでなくなった。
・11:20 適正科目の解答用紙、受験の手引き、問題が配付される。問題にはさわるなと言われる。その後、受験の手引きに沿って説明がされる。
・11:30 適正科目の試験開始
・12:30 適正科目の試験終了。解答用紙のみを回収箱に持っていき、自分の荷物を持って一度退室する。再度入室し、荷物を置いて、トイレに行った後、朝、コンビニで買ったおにぎり2つを自席で、専門科目のテキストを読みながら食べた。暇だったので他の試験会場に行き、受験者を見て回った。5人くらいの顔見知りに会った。
・13:20 専門科目の解答用紙と問題が配付される。その後、試験の説明(受験の手引きに沿って)。
・13:30 専門科目の試験開始。
・15:30 専門科目の試験終了。途中退室者なし。適正科目と同様に回収箱に持っていき、退室。トイレ(ここでのトイレが長蛇だった。30分の休憩時間に対して20分並んだ)
・15:50 基礎科目の解答用紙と問題が配布される。その後、試験の説明(受験の手引きに沿って)。
・16:00 基礎科目の試験開始。
・17:00 基礎科目の試験終了。自分の荷物をまとめて、荷物を持ったまま回収箱に解答用紙を入れて退室。帰宅。

・試験終了後の駅に向かうとすごい人の流れだった。駅に行っても混んでるだろうということで、早稲田大学そばの喫茶店に入って、一緒に試験を受けた人と答え合わせ。合格ラインを超える同解答数だったので、その場でビールで合格前祝い。
・夜、自宅に帰って、チャットと掲示板で答え合わせ。各科目とも8割くらいの正解。
  
(2004.10.12)
・10月18日(月)早朝、技術士試験センターHPで模範解答が公開されるらしい。
・合格発表は、1月14日の予定。官報

(2004.10.16)
eラーニングセンタテクノリアライズから、解答速報が出ているが、あまり当てにならないとの噂。

(2004.10.18)
技術士会による、公式解答との答え合わせの結果。(予定どおり10月18日(月)8時50分頃発表(アクセスが重複しているのか重くて、開けたのは10時頃)
 適正科目:15問中14問正解(正解率:93%)、基礎科目:15問中13問正解(正解率:86%)、専門科目:25問中20問正解(正解率:80%)
・マークミス等のないことは十分に確認してある。安心して合格発表を待てそう(合格発表は、予定どおり1月14日(金))。

(2004.10.24)
・技術士補の登録について検討中。新規登録費用:21500円(手数料:6500円、登録免許税:15000円)。年会費等はないらしい。
・補助する技術士が問題。あとで技術士会に紹介してもらう予定。<こんなことできるの?

(2005.1.11)
・「平成16年度 技術士第一次試験 合格発表日時・方法について」が掲載される。
 これによると、1月14日に文科省及び技術士会のHPに受験番号と氏名が掲載されるらしい。なお、技術士会では、午前5時から掲載されるとのこと。楽しみですね。

(2005.1.14)
・予定通り、午前5時には合格発表あり。>技術士会HP
・無事合格。今後、どうするかを検討中。(技術士補登録するか、登録せずに2次を受けるか)
・技術士補になるためには、補佐する技術士(指導技術士)がいなければならないが、同一部門での技術士が身近にいない。(遠隔でもいいらしいが、それすらいない)

(2005.1.15)
・郵送にて、1次試験合格証と成績通知書が届いた。成績は、
適正科目:15問中14問正解(14点/15点)、基礎科目:15問中13問正解(13点/15点)、専門科目:25問中20問正解(40点/50点)、専門科目と基礎科目の合計(53点/65点)
だった。
・今回の合格者数は、472名で、合格率は、84.4%だった。(高合格率だったのは、それなりに実力のある人が受験した結果だろう)

(2005.1.24)
技術士第一次試験合格者歓迎会」というのがあるらしい。微妙に参加したいと思っている。うーん、どうしよう?
・「修習技術者としての連絡先登録」を行ってみた。良いことあるかな。

(2005.1.26)
技術士第一次試験合格者歓迎会」の参加を申し込んだ。 ちょっと楽しみ。

(2005.2.26)
・「技術士第一次試験合格者歓迎会」の感想。
(オリエンテーション)12:20受付開始。13:00〜17:00
・席は自由。早い者から好きな席を選べる。
・基本的にスーツ着用が多い。私服は2割程度。私話をしている人が少ないことから、知り合い同士で誘い合って来ている人は少ないと思われる。この資格に対する姿勢がうかがえる。
・受付時に参加費を払うと、ネームプレートが渡される。これに自分で持参した名刺をはさむ。(名刺がない人は、用紙に部門と名前を書いてはさむ。名刺よりも、こちらの方がわかりやすいと思った。)
・30歳代以下と思われる方が半分、それより上と思われる方が半分。女性数名。
・皆さん、やるぞという顔つきをしている。
・空席の数からして、9割以上が参加(250人の定員に対して)。
・オリエンテーションの内容は、予想どおり(可もなく不可もなく、損得もなく)。技術士の説明、諸
先輩の経験談と質疑応答(パネルディスカッション)など。
(懇親会)17:45〜20:00
・立食形式。飲み物は、ウーロン茶、ビール、ウイスキー。食べ物いろいろ。
・部門ごとにテーブルが設けてある。原子力・放射線部門は、5名程度(他部門の人と同じテーブルとなったのだが、どの人がどの部門かわからず、四苦八苦した)。
・原子力・放射線部門の人数が少ないのは予想できたが、あまり有効な意見交換ができなかったのが残念(部門別の部会に参加した方がいいように思えた)。
・懇親会会場には、先輩の技術士の方も混ざっていた(300人くらいの人がいたので、会場は広かったが、うるさくて話が聞きづらい。話すのも聞くのも疲れる)。
・19:45に途中退出。
・名刺は、それなりにばらまいた(15枚くらい)。

(2005.3.1)
・技術士会に入会することにする。準会員B(9600円/年)。

(2005.3.2)
・技術士会の入会申込書を手渡しで渡してきた。振込用紙は、後日送付されるとのこと。

(2005.3.8)
・昨日、振込用紙が郵送で届いたので、コンビニで払おうと思ったら、初回はできないらしい(継続の場合は、コンビニ払い可)。と、言うことで、今日、郵便局から技術士会の入会費(準会員B)を振り込んできた。平成17年3月から平成18年3月までの13ヶ月分、10400円也。どんな御利益があるかは未知数だが、ちょっと楽しみ。

(2005.3.15)
・技術士会への入会通知が到着。
                 
 ・受験感想
    

 この技術士は、今年度、原子力に関する部門が新設されるんだ〜という程度でほとんど眼中になかった。知名度も低いし、取ったからって何のメリットもなさそうだったから。
 なぜ受験することになったかというと、この試験の前に受けた核取の試験会場で、同じ核取の受験者から「もちろん、技術士も受けるよね?」と、受けるのが当たり前のように言われた。ときかね管理人として、そう言われて受けないわけにはいかないということで、慌てて情報収集を始めたのが、この試験の約半年前の3月中旬だった。

 まずは、インターネットで情報収集をするが、新設される部門に関する情報はない。あちこちのHPを見て、最近、試験制度が変わったということは分かったが、さすがはインターネット、自分で知識がないと、どの情報が正しいのか分からない。そこで、本屋に行って、技術士1次試験の初歩的な参考書(技術士一次試験完全研究)を購入する(まったくテキストのなかった核取に比べて、専用の参考書や問題集があまりに豊富で立ち読みしながらにやけてしまった)。

 自宅に帰り、この本を読んでやっと試験の流れが分かった。
 共通科目は免除できる(数学とか今更、出来そうもないので良かった。)。基礎科目と適正科目と専門科目の3科目を受験すれば良いと知った。
 次に過去問題をアマゾンで入手し、自分の力を計った。それと同時に、学会で配られた専門科目の模擬試験問題を入手した。
 時間を測りながら3科目を解いてみると、時間的にはなんとかなりそうなのだが、基礎が難しい。こんなことがらを覚えなくちゃなんないの?どんな勉強をすればこんな幅広い知識が得られるの?あと半年弱で修得できるの?と悩む。無理かも・・・・と、やる気がなくなってくる。
また、常識や倫理のない私らしく適正の点数も伸びない。
 専門は、なんとかなりそうな感触を得た。
 とりあえず、基礎をなんとかしようと、勉強会仲間を募ったり、工業数理の教科書やイミダスなどのテキストや問題集を集めた。ゴールデンウイークくらいまでは、その辺の勉強を細々とやっていた。嫌々ながら。
 風の噂で、RIや核取の知識を持っている人は、勉強しなくても受かるよ・・・・とか、技術士の知名度を上げるために技術士会は躍起になっているので、1次試験の問題は易しくなる方向らしいよとかの噂を聞いて、こりゃ、勉強しなくてもいけるかも・・・なんて、甘い考えが頭を支配していった。

 ゴールデンウイークが過ぎると、核取の合格発表が近づき、勉強どころの精神状態ではなくなった。勉強しなくても受かるだろう・・・という気持ちもあって、この頃から、しばらくの間はほとんど勉強しなかった。精神安定剤である酒の力を借りないと平常心が保てないほどに不安定だったから。
 その間も、勉強会の仲間は黙々と勉強していた。いろいろと勉強方法のアドバイスをもらった。勉強会仲間と会う度に(自分もやらねば)という気持ちが盛り上がったが、猛暑のせいもあり、ビールをあおる毎日が過ぎていった。
 6月の中旬くらいから、こんなことではダメになると思い立ち、気持ちを入れ替えて少しずつ勉強を始めた。けど、基礎科目の勉強がつらい。なんで、こんな勉強をしなくちゃなんないのか、勉強をする度に疑問がわき上がってくる。やっても、やっても範囲が限りなくさっぱり先が見えないし、バイオなんてまったく関係ないと思っちゃうし。
 そうこうしながらも、毎日2〜4時間の勉強は続けた。蒸すような暑さに、ビールを飲みながら勉強した日もあった(酒の飲みながらで、やる意味あるのか、と思いつつも)。
 身の入っていない、だらだらとした勉強を続けたが、一向に光は見えない。8月に入り、残り2ヶ月となった頃、勉強方法を転換する。テキストの読みすすめをやめて、問題集解きに専念する。何が出るか分からない試験でも、とにかく過去問や予想問題集の先に光があると信じて、多くの問題を解くという実践的な勉強に切り替える。問題集も追加した。問題解きの方が勉強が楽しいし。
 この勉強を試験直前まで繰り返した。最後の頃は、各科目100問程度の問題を完全に覚えたので、イミダスの暗記をした。ここで頭に入れたフラーレンは役に立った。それと、勉強仲間とのチャットでのガチンコ勉強はおもしろかったし、暗記の確認が出来て有効だったと思う。
 
(試験前日)
 10月は台風の季節。万が一でも試験会場に着けないということがないように、試験会場近くの高田馬場に前泊した。11:15集合なので、朝、自宅を出ても十分間に合うのだけど・・・・・
 午後3時にチェックイン。部屋に荷物をおいて、試験会場までの下見をする。地下鉄東西線早稲田駅から地上に出て、適当に歩きながら試験会場を探すが見つからない。受験票には徒歩5分と書いてあったと記憶している。さすがに10分も歩けば必ず着くはず思いながら歩く。しばらくうろうろして早稲田大学の別の学部に着いたので、そこの守衛さんに大隈の像のある学部の場所を訊いて、反対方向だと知り、やっと到着(下見に受験票を持っていかなかったので、何学部かも分からず、ただ大隈の像で部屋割り表の配布することしか記憶になかった)。
 門の前で(明日は、ここで試験を受けるのか)と思った程度で特に高揚感なし。どうも、いつもの試験と気持ちの入れ込み方が違う。

 ホテルへの戻り道で、ちょっと早めに夕飯を食べて、スーパーでおやつと飲み物を買ってホテルに戻る。とりあえずリラックスするためにテレビをつける。笑点を観て、ちびまるこちゃんを観て、サザエさんを観る。どれ、少しは勉強するかと思ったけど、さんまのからくりを見始めてしまった。ずるずるとテレビを観る。行列の出来る法律相談所を観て10時。そろそろ寝ないと思い、布団に入る。何となく部屋が寒いなーと思っていたけど、布団をかけても薄ら寒い。風邪がぶり返すとやだな・・・と思って、空調のスイッチをいじる。冷風しか出ない。フロントに電話して、暖かくならないのか、と訊くと、それは出来ないから、毛布を貸すとのこと。チェッ!これだから安いホテルは・・・と思いつつ、にこやかに毛布を受け取る。その毛布を掛けて就寝。珍しく興奮少な目で、11時半頃にはすーっと眠りに入った。

(試験当日)
 6時40分起床。すっきりと目が覚める。
 気負いも緊張もない。
 少しは勉強しないとと思い、持参したテキストを眺める。気持ちの高まりはなく、平常心であったが、今ひとつ、頭に入らない。テレビをつけてぼーっとする。しばらくそうしてから、荷物を整理して、熱めのシャワーを浴び、身支度を整える。
8時に近くのすき家に朝飯を食べに行く。その近くに、ちょうどコンビニがあったので昼食を買う(おにぎり3個、チーカマ、爽健美茶)。
 まだ試験会場に行くのには早すぎるので、部屋に戻り、何ともなしにテキストを見る。5分ほどで飽きる。テレビを観る。試験の時間が迫ってきても、興奮はない。いつもの心地よい緊張感や気持ちの高ぶりがない。十分な準備をしてこなかったからか、それとも、今回の試験をなめているからなのか・・・・・。
 10時になったので、ホテルをチェックアウトして試験会場に向かう。
   
 多くの受験者が早稲田大学を目指して歩いている。その人の流れに乗って歩く。パラパラと雨が降っているがカサはささない。昨日、下見をして、カサをささなくても大丈夫な距離だと知っていたから。
 大学の門をくぐり、大隈の像の前で試験会場の部屋割りの紙をもらう。
 建物の入り口で大勢の人がたむろしていたが、気にせずにまっすぐに指定の部屋に向かう。
 10時過ぎに部屋に入った。既に2名の人が席に座っていた。自分の席を探すが席には番号が書いていない。既に座っている人に、「席は自由なんですか」と訊くと、分からないけど座っているとの返答。席は自由なのかと思いつつ、自分の好きな最後列の席に座る。
 数分の後、試験官が来た。「席は決まっているのか」と訊くと、今から机に受験番号カードを貼るとのこと、試験官の張り出した席順表を見て、最後列の席であることを確認し、そこに移動する。
 今までの試験で最後列の席で試験に落ちたことはない。縁起がいい。これはいけるかもと思った。
 11時近くなって、部屋は受験者で埋まっていった。人が増えると、だんだんムシムシしてきた。けど、寒いよりは暑い方が好きなので、好都合と思った。
このときの格好は、長袖のシャツで腕まくり。シャツの下はTシャツ1枚(Tシャツ1枚の人も
いた)。
 
(適正科目)
 11時20分頃から、受験の手引き、解答用紙、問題用紙が配られた。
 受験の手引きに沿った試験の説明を聞く。受験の手引きに基礎科目の各群の問題数が載っている。解析6問。例年より多い。解ける問題があるかもと淡い期待を抱く。
 試験官の指示により、解答用紙にフリガナ、氏名、受験番号を記入し、受験番号をマークする。
 受験票が落ちないように、受験番号カードのテープをちょっと剥がして、受験票を挟み込むように張り付ける。机が狭いので落とすことが良くある。今までの受験で培った知恵である。また、そういった意味では座布団の持参も知恵だと思う(私は、これがないと1時間以上の試験は耐えられない)。

 筆記具、電卓を空いてる場所に整頓して、シャーペンを持ってスタンバイする。
 再度、受験番号と氏名を確認する。気持ちの高ぶりはあまりない。
 試験官の「11時30分になりました。始めてください」の合図で問題を開く。
 緊張感も何もなくだらだらと問題数を確認する。1ページ目を開いて、いきなり問題番号が「U」とかなっている。えっ「T」は?落丁?試験官に訊くべき?とか思ったが、問題はきっちり15問ある。なるほど、共通科目がTなのかなどと冷静に分析する。
 適正は時間的に厳しいことはない。予定どおり30分で全問を解くことにする。
 1問目から進める。特に引っかかる問題はない。消去法を組み合わせてどんどん問題を解いていく。課題4 公益通報保護法とか出てきたので、△マークを付け、軽く読んで、後回しにする。課題5も何となくは分かるが難解なので△マークを付けて後回し。その調子で15問まで解き終わって△の数を数えると、4〜5問。こりゃ、楽勝だと思いつつ時計をみると、約30分。予定どおり。
 △マークの問題を雰囲気とカンで答えて、全問解答を選ぶ。
 最後の問題から前に向かって、見直ししながら解答用紙にマークしていく。15問全部をマークして、解答用紙を見て大変なことに気付く。5択のうちの2番の解答がひとつもない。15問5択だから1つの番号に対して3問程度で分布するはず。さて、どれを2にするかで迷う。まあ、ボーダーの7問はクリアしている。あやしげな解答を2にしよう。ということで、怪しい問題を2つほど2に変更して、解答完成。時間は50分。最後の10分はマークミスや受験番号の見直しをして、時間をつぶす。

 「解答を回収箱に入れて、荷物を持って退出してください」との試験官の合図で、自分の荷物を持ち、解答用紙を回収箱に入れながら部屋を退出する。このとき、受験票を剥がそうとして、受
験票が少し破けてしまったが気にしない。
 しばらくの間、廊下で待っていたが、なんの音沙汰もないので、部屋を覗くと半分くらいの人が飯を食べている。(なんだ、入って良かったのか)と思いつつ、自分の席に戻り荷物を置く。

 適正が良い感じだったので、これは、落ちるわけにはいかないと、だんだん思い始める。
 昼食後、テキストをぺらぺら眺めたが、頭に入らない。どんな受験生がいるのかと気になり、原子力・放射線部門の他の部屋を覗いて歩く。会社関係など、5名程度と挨拶を交わす。
 
(専門科目)
 13時20分頃、専門科目の解答用紙と問題が配られ、専門科目試験の説明が始まった。問題数は30問。25問を答えることを頭にたたき込む。
 シャーペンの芯の長さを調整しながら、時間配分を考える。(1時間で文章問題をざっと解き終わして、計算問題を後回しにして、見直して・・・・)と計画を立てる。
 「始めてください。」の試験官の合図で問題をめくる。1ページ目の問題を見て、げっ!難しいじゃん!!前評判と大違い。難しすぎる。こんな問題が解けるのか?と思ったが、今は解くしかない。問題に専念する。だんだん、やってやる!!という気持ちが強くなってくる。

 ざーっと問題を眺めながら、30問、問題があることを確認し、1ページ目に戻って、1問目から解く。パス、パス、パス・・・・と△マークが続く。9問目でやっと分かる問題に当たる。そこから順調に解答を進める。多少詰まりながらも解答を導き出す。この段階では計算問題はざーっと見るだけで解かない。
30問まで解ける問題だけを解いて、何問解けたか数えてみる。15問。時間は50分くらい。
 再度、最初に戻って、△マークの問題と計算問題を読み直す。最後の科目の基礎科目を助けるために1問でも多くの正解を得なければと、熱くなってくる。おれに解けない問題はないと信じながら。

 消去法等を駆使して、それっぽい解答を見つける。計算問題も解く。計算式を忘れている。やばい。いろんな式を問題の端に書いてみて、記憶を呼び起こす。なんとか答えを導き出しつつ、再度30問まで行く。増えた解答数は4問。合計19問。時間は1時間20分、残り40分。
 とりあえず、19問を解答用紙にマークする。残り6問。△マークの付いている問題を更に読み直す。計算をやり直す。問16を解きなおして、問3の勘違いに気付く。慌てて直す。

 この段階でボーダーラインは超えている。残りの6問は、雰囲気とカンと当てずっぽうで、解答を導き出す。
 なんとか25問の解答が終わった。26問以上解答すると失格らしいので、何度もマークの数を数える。問題と突き合わせてマークミスを確認する。
 これにて時間切れ。ほとんど余裕はなかった。途中退室者もいない。

 適正、専門と、なんとかいい感じで進んでいる。これはいける!最後の基礎をがんばろうと思いながらトイレに向かうと、驚異的な渋滞。20分のロス。小腹がすいたので試験前に何か食べようと思っていたのに、部屋に戻ったら、すぐに基礎科目の解答用紙と問題が配られてしまった。
 腹減ったと思いつつ、試験に集中する。ここに来て気分がやっと盛り上がってきた。受かってやる!!という気持ちが強くなってくる。
 
(基礎科目)
 試験官の説明を聞きながら、受験の手引きを見て作戦を立てる。とにかく、基礎科目は時間との戦い。最初からダッシュをかける。
 「始めてください。」の試験官の合図で、問題を開く。
 まずは、目についた信頼性の問題から。多少数値が合わないが、この辺でオッケーだろう。
そこから、ぺらぺらとページをめくり、ははーん、こんな問題なんだと思いつつ、情報・論理、解析、化学・バイオ・材料を読みとばす。最後のページから技術関連を解く。技術関連の2問は確実に解けた。ほかは完璧には分からない。飛ばす。この時点で3問。
 次にバイオ。フラーレンって、たしか炭素が60個のやつだったような・・・と記憶を呼び起こし、他は化合物じゃんと消去法でも解答を確定する。次に穴埋め問題。2つまでは絞り込めたが最後が詰まらない。ホメオタシスの問題では、明らかに心臓がおかしい。こりゃ肝臓だろとつっこみながら、あまりに単純で他を疑ってしまう。けど、他の確実に合っているところは見つからない。とりあえず、確定する。これで5問。あと1問で合格だ。
 最初の設計・計画に戻る。問2は常識問題。頂き。これで6問。問4もなんとか解を得る。設計・計画は3問終了。
 情報・論理の問2を読む。2つに絞れるが詰まらない。保留、次。問3の問題を読むが確率問題は無理。×を付けて捨てる。問4は簡単。問5もなんとか解を得る。エイ、ヤーで問2も解を選び、情報・論理も3問終了。これで10問。
 ここで、とりあえず解答用紙に答えを書き込む。残るは、解析3問、バイオ1問、技術関連1問だ。時間は残り30分。
 解析は文章問題の3問を選択。文章の雰囲気からエイ、ヤーで解答を導き出す。粒径が1/10で速度は2乗だから、抵抗が小さくなってその2乗で100倍早くなると考えて100倍を選ぶ(これ間違いですね)。問2は、膨張率とヤング率の関係から単純に導き出す。こんなんで良いのかと思いつつ、何かしら選ばないとと思いつつ決定し、3問終了。
 バイオでは、発酵と解糖について、酒の醸造などを考え、残り2択を絞り込み。バイオも3問終了。
 技術関連も、太陽エネルギーはすっげー大きいということから決定。これにて、技術関連も3問終了。あとは、受験番号等をじっくり見直し、マークミスのないことを確認して時間いっぱい。
 疲れたー。それなりに燃え尽きることが出来た。

 帰りに、知り合いと喫茶店に入り、ビールを飲みながら答え合わせ。
 余裕で合っている。かんぱーい。
      





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