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2012年6月20日(水) 19:14 |
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生レバー禁止でこんにゃくレバー人気
牛の生レバーの提供が来月1日から禁止されます。 厚生労働省が、熱を加える以外に、レバー内部の菌を有効に取り除く方法がないと判断したためです。 これを受けて人気になっているのが、香川県三木町の会社が売り出したレバ刺し風こんにゃくです。
牛のレバ刺しは、来月1日から焼肉店などでの販売が禁止されます。 これを受けて注目を集めているのが、「レバ刺し風こんにゃく」です。 三木町のハイスキー食品工業では、去年8月こんにゃくで作った「マンナンレバー」の販売を始めました。 こんにゃくの臭みを取り、トマトやイカスミの色素で色を付けています。 色や食感が生レバーに似ていると全国から注文が殺到し、先月は8万パックを売り上げました。 これまで業務用の商品だけでしたが、来月10日からはスーパーなどに並ぶ市販用の商品も販売します。 1か月で6万パックの売り上げを見込んでいます。 高松市の焼肉店では、去年秋から生レバーの代わりにマンナンレバーをメニューに加えました。 この店は、去年の食中毒事件の後、生レバーの提供をやめました。 そして、去年の秋からレバ刺し風こんにゃくを提供し、常連客からの注文が多いということです。 生レバーの提供禁止は、レバーが好きな人にとっては残念なことですが、来月からは、さらにレバ刺し風のこんにゃくに熱い視線が注がれることになりそうです。
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