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2012年6月20日(水) 19:14 |
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B・C型肝炎救済をと岡山市で集会
B型肝炎やC型肝炎の患者は、岡山県に約7万人いるといわれています。 県内の患者やその家族で、肝炎の治療や薬害裁判などの情報を共有し、国に救済を訴えようという集会が岡山市で開かれました。
全てのB型・C型肝炎の患者に対して、国の救済を求めようと開かれたものです。 全国で350万人いるという肝炎の患者です。 2008年に救済法が施行されましたが、国の補償を受けることができたのはごく一部です。 会では、参加者一人一人から、補償を受けることの難しさや闘病生活などの体験が語られました。 血液製剤、「フィブリノゲン」で発症した薬害肝炎の患者への国からの補償を定めた救済法は、2008年に施行されました。 しかし、補償には、原因が血液製剤と証明するカルテや医師の証言が必要とされ、それらが無い場合や、注射器の使い回しなど、他の原因の場合は救済の対象から外されています。 その結果、9割以上の患者が救済を受けられずにいるといいます。 集会を主催した会では、各地の患者の現状を把握した上で、全国で連携して、国に対し、患者全員の補償を訴えていきたいとしています。
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