一体改革:民自公が修正法案提出 民主が26日採決打診

毎日新聞 2012年06月20日 22時19分(最終更新 06月21日 01時03分)

民主党両院議員懇談会であいさつした後、壇上に座る野田佳彦首相(左端)。左2人目から輿石東幹事長、樽床伸二幹事長代行、前原誠司政調会長=東京都千代田区の憲政記念館で2012年6月20日午後5時11分、武市公孝撮影
民主党両院議員懇談会であいさつした後、壇上に座る野田佳彦首相(左端)。左2人目から輿石東幹事長、樽床伸二幹事長代行、前原誠司政調会長=東京都千代田区の憲政記念館で2012年6月20日午後5時11分、武市公孝撮影

 政府・民主党が20日の三役会議で消費増税法案など税と社会保障の一体改革関連法案に関する自民、公明両党との修正合意を正式に了承したのを受け、民自公3党は同日夜、修正合意に基づく関連2法案を議員立法で国会に共同提出した。民主党は衆院一体改革特別委員会で修正案を審議する時間が必要だとして、25日に委員会、26日に衆院本会議で採決する日程を自公両党に打診した。21日採決を求めてきた自公側は反発しており、21日午前に3党幹事長・政調会長会談を開いて調整する。

 野田佳彦首相はメキシコから帰国した20日、民主党の輿石東幹事長ら執行部から党内了承手続きがずれ込んだ経緯の報告を受け、21日中の採決を断念。自民党の谷垣禎一総裁に電話し「申し訳なかった」と陳謝した。

 21日には国会会期末を迎えることから、民主党は20日の与野党国対委員長会談で9月8日まで79日間の会期延長を提案した。民主党は一体改革関連法案の参院審議時間などを確保するためと説明したが、自公両党は「7月いっぱいで十分」と反発。さらに26日採決の打診を受け、自公幹部から「ふざけるな」の声が上がった。

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