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　８月２７日の劇場公演を最後にアイドルグループ・ＡＫＢ４８を卒業する前田敦子（２０）の２ｎｄシングル「君は僕だ」が発売初日で６・６万枚を売り上げ、１９日付オリコンデイリーチャートで初登場首位を獲得した。初日売り上げ６・６万枚は、ＡＫＢからＨＫＴ４８に移籍した指原莉乃（１９）のソロデビューシングル「それでも好きだよ」の５・７万枚を上回る、今年の女性ソロアーティスト最高の数値となった。

　卒業の日が近づいてきても、あっちゃんへの支持は変わらなかった。昨年６月以来１年ぶりにリリースしたシングルの首位発進。今年リリースした女性ソロアーティストの中で最高の数字をたたき出し「信じられないくらいうれしいです」と喜びを爆発させた。

　今年は“同僚”の渡辺麻友（１８）、指原莉乃（１９）、岩佐美咲（１７）の３人がソロデビューしたほか、板野友美（２０）が３枚目シングル「１０年後の君へ」をリリース。ＡＫＢメンバーのソロ曲が多く発売された中で、ＡＫＢメンバーとしてのラストと思われるＣＤリリースでも“エース”の貫禄を見せつけた。

　「君は僕だ」は２３日公開の映画「ＬＯＶＥ　まさお君が行く！」主題歌。ミュージックビデオでは落語家・笑福亭鶴瓶（６０）の長男で俳優の駿河太郎（３４）と漫才コンビ「ワンダフル」を結成し、夫婦漫才や腹話術にも初挑戦した意欲作。前作「Ｆｌｏｗｅｒ」（初日１０・２万枚）に続く１位発進で、卒業後の活動にも大きく弾みがつく形となり「これからも新しいことにチャレンジして、成長していきたいと思います」と誓っていた。

（デイリースポーツ提供）