【福岡】北九州市“がれき”受け入れ、北橋市長表明

06/20 12:23 更新

東日本大震災で発生した“震災がれき”の処理について、北九州市の北橋市長は最終日を迎えた20日の市議会で、宮城県石巻市のがれきを受け入れ、焼却処理する方針を正式に発表しました。北橋市長は「市民説明会をはじめ各界からの意見など様々な点を総合的かつ慎重に熟慮した結果、私としては受け入れるという判断に至りました」と語りました。傍聴席の反対派の人たちから不規則発言や怒号が飛び交う中、北橋市長は「被災地の復興に、“震災がれき”の広域処理は必要」と強調しました。北九州市では、年間およそ4万トンのがれきを海上輸送し、2014年3月まで3つの焼却工場で処理する方針です。8月にも焼却処理を始める見通しです。