06/20 23:33 更新
福岡県の小川知事は20日、北九州市が震災がれきの受け入れを正式に決めたことを受けて、県内の自治体に改めて受け入れを検討してもらうため、市町村を対象にした説明会を開く考えを明らかにしました。小川知事は「国からもいろんな支援の内容が明らかになって来た。改めて情報を提供し、受け入れについて検討していただくことを考えている」と語り、北九州市の北橋市長が宮城県石巻市からのがれき受け入れを正式表明したことについて、「できる限り支援したい」と述べました。そのうえで、出来るだけ早い時期に県内の市町村を対象とした2回目の説明会を開きたいとしています。また、20日の議会答弁で、国ががれきの広域処理に際し支援措置を追加したことなどを受けて、説明会の中で北九州市の取り組みや安全性の基準、県の支援策についても説明する方針を示しています。