2007年10月20日

ラミエルかわいいよ。ラミエル。

昨日やったクロス貼りの結果を見てきました。
結果は大成功です。クロス2枚重ねなのにクロス部の厚さが薄い!!
改めて真空引きの凄さを実感しました。

ところで今日、なぜか僕の妄想力が作業場で賞賛されました(笑)
以下、俺がみんなと雨の中を歩いてた時に0.2秒で考えた妄想ストーリーを帰り道のヒマな電車のなかでノベライズ&ちょっぴり訂正したものです。w


その日、俺はいつものように下校しようとしていた。
下駄箱から外履きをとりだし、上履きと履きかえ、朝の天気予報に言われたままに持ってきた傘を傘立てから取り出し、外にでようとする。
…そう、ここまではいつもの下校となんら変わりなかった…。

しかし、今日は出口に幼馴染の桜子がいた。どうやら傘がなくて困っているようだ。
まったく、最近は秋雨とやらのせいで午後から雨が降ることがしょっちゅうだと言うのになぜ、コイツは傘を持ってこないんだ?ホントに昔からどこか抜けた奴である。
・・・まぁ、それが俺に「守ってやりたい」という感情を抱かせたりするのだが・・・

「入るか?」
「ふ、ふぇっ?!」
「また、傘忘れたんだろ。帰り道の途中だから入れてってやるよ。」
「え?!で、でも・・途中って言ってもぽるの君は、その・・遠回りしなきゃいけないでしょ?」

子犬のような上目遣いでそんなことを言う桜子。そんな仕草に抱きしめたくなるのを堪えながら、俺は必死に平静を取り繕う。

「何だよ、別に遠回りって言っても100メートルも変わんないんだから遠慮しないでいいっての。それとも俺と帰るのが嫌か?」
「そ、そんなことないけど・・・むしろ、その・・・ううんっ!なんでもない!じゃあ入れてくれる?」
「お、おおうっ。じゃあ行くぞ。」(今なんか聞こえたのは俺の気のせいか?なんか気のあるような・・・いや、まさかな・・・)

そして俺たちは学校をでた。
秋の夕方は物理的には春のそれと同じような気温ではあるはずだが、枯れ木の色合いなどがそこはかとなく寒気を感じさせる。
そのせいか必然的に俺たちの距離も短くなる。
しかし、一緒に帰ってはいるものの、お互い何を話していいのかわからない。
「・・・・・」
「・・・・・」
訪れる沈黙。
そんな沈黙も、桜子と歩いているだけで俺にとっては幸せこの上ない状態なのだが、桜子はどう思っているのだろうか?やはり、退屈に思っているのだろうか?しかし、俺は何と言って話しかければいいんだ?!

そんな時、意外にも先に口を開いたのは桜子であった。
「このまま・・・、帰りたくないなぁ・・・。時間が止まっちゃえばいいのに・・・」

(っ・・・?!今なんて言った?!俺の聞き間違えじゃないよなっ?!)
桜子の台詞は、はずかしさのせいか語尾に行くにつれて少しずつボリュームダウンしていたものの、確かにしっかりと俺の耳に残っていた。

桜子は顔を真っ赤にして俯いていた。
(お、俺はどう返したらいいんだ?そもそもこの奥手な桜子にこんなことを言われるなんて!・・いや、今はそんなことはどうでもいい!早く返事をしなければ!)
そんなことを考えながら、しかし俺は何も言い出せない・・・。

再び訪れる沈黙。
俺はありったけの勇気を搾り出して告白しようと思った。
「あ、あの、俺さ!・・」
そのとき、桜子が俺の腕にしがみついてきた。
「な、何も言わないで!今のは忘れて!聞きたくない!」
(や、やっぱりこんなことを言うなんて他に好きな奴がいるんだろうか?でも、もう伝えずにはいられないっ!)
俺は傘を投げ捨て、桜子の両肩に手を置いて言った。
「いや!言わせてくれ!俺は、お前が好きだ!!」

ポロッ・・

桜子の目から一滴の雫がこぼれた・・ように見えた。もしかしたら雨かも知れない。

ポロッ、ポロッ・・・

しかし、次々にその雫はあふれ出てくる。

「す、すまん!変なことを言って悪かった。そうだよな・・俺なんかに告白されても迷惑だよな・・。すまん!!」
「馬鹿・・・」
「ホントにゴメン!今のは忘れてくれ!取り消させてくれ!」
「っ・・・!!馬鹿・・馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿っ!!!なんで取り消しちゃうのよ!!」
「えっ・・・」
「私、ずっとぽるの君の事が好きだった・・・。でも、ぽるの君の気持ちを知るのが怖かった!もし、ぽるの君が他の人を好きだって知ったら私どうしていいかわからなかった!だから、友達のままで満足しようって決めてたの!そ、それなのに・・・馬鹿っ!」

今回は堪え切れなかった。俺は思わず抱きしめた。

「お前こそ馬鹿。俺がお前以外を好きになるわけなんてないのに・・・」
「・・・・・ばか」
「・・・・・・」
「・・・・・・」



そして、俺たちは雨の中、濡れることも忘れ、無言で抱きしめあった。

〜ここで伊藤由奈の「endless story」がBGMで流れる〜




はい、お疲れ様でした〜。悲しい妄想ここに極まれりって感じですねぇ。www
なんか改めてこんな事書いてるとホントに俺病気なんじゃないかって思えてきた。ww
だれか、こんな俺を癒してくらさい・・・
それではノシ


ちなみにタイトルは、僕がこの前作業を休んでエヴァ劇場版(2回目)を見に行った事とは一切関係ありません。


ftec08souda at 02:35│Comments(2)TrackBack(0)clip!ぽるの 

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この記事へのコメント

1. Posted by **   2007年10月31日 20:08
不可能を可能にしたまへ
2. Posted by **   2007年10月31日 20:11
君は不可能を可能にする男だろ?

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