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2012年6月20日(水) 東奥日報 ニュース



■ 八戸沖マダラからセシウム検出

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 県は19日、県内漁協に所属する漁船が八戸市沖で漁獲し、八戸港に水揚げしたマダラから、国の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える1キログラム当たり116ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県は同日、太平洋沿岸の県内17漁協に対し、本県太平洋海域で捕れたマダラの出荷を自粛するよう要請した。

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 県産農林水産物から基準値を超える放射性セシウムが検出されたのは初めて。

 県によると、同日実施した県独自のモニタリング調査(簡易検査)で1検体が50ベクレルを超えたことから、精密検査を実施。同じ船が同日漁獲したマダラの市場への流通状況については確認を急いでいる。

 基準値を超えた場合、政府が都道府県に出荷停止を指示することになっているが、県による出荷自粛はそれに先駆けた措置。県農林水産部の一戸治孝次長は「マダラ以外の魚種でこれまで基準値を超えたものはなく、通常通り流通できる。安心して食べてほしい」と話している。

 食品の基準値は4月に厳格化され、魚や野菜など「一般食品」の基準値は1キログラム当たり500ベクレルから100ベクレルになった。基準値変更前では、昨年11月に八戸港に水揚げされたマダラから117ベクレル検出されたことがあった。近隣では、仙台湾海域で4月に漁獲されたマダラからも130ベクレル検出されている。

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