大阪市は東日本大震災で発生した、がれきの受け入れを正式に決めました。
11月に試験焼却し、今年度だけで6,000トンを海上輸送で受け入れる方針です。
橋下市長が既に表明していた岩手県内の震災がれきの受け入れは、20日の市の戦略会議で正式に決定しました。
がれきは、まず此花区舞洲のごみ焼却施設で燃やし、焼却灰は、大阪湾にある夢洲の北港処分場に埋立処分する計画です。
放射性セシウムについては環境省が安全性について確認し、府の専門家会議がセシウムを吸着する能力のあるゼオライトを敷き詰めた上に埋立てるとする処理指針を定めました。
「岩手県のがれきは基本的には普通のがれきと変わらないんです。通常のがれきと変わらないだれきということを、市民のみなさんにこれからご理解して頂く」(大阪市 橋下徹市長)
橋下市長は今月末から3回此花区民に対し住民説明会を開き、受け入れに理解を求めた上で11月に試験焼却し、今年度だけで6,000トン、来年度は3万トンを受け入れる方針です。 (06/20 19:01)
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