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関東地方 熱中症で12人搬送
6月20日 15時53分

関東地方 熱中症で12人搬送

関東地方では、20日午前中から各地で厳しい暑さとなるなか、5つの県で合わせて12人が熱中症の症状で病院に搬送され、このうち川崎市の70代の女性が意識不明の重体となっています。

関東地方は、台風4号が通過した影響で南から暖かい空気が流れ込み、午前中から各地で30度を超える真夏日となりました。
ことし、全国で初めて「高温注意情報」が出された群馬県では、みどり市大間々町の工場で作業をしていた72歳の女性が体調不良を訴えたほか、伊勢崎市内のスーパーでは買い物をしていた59歳の女性が体調不良を訴え、ともに病院で熱中症と診断されました。
茨城県では、常総市で60代の男性がコンビニエンスストアの駐車場で倒れ病院に運ばれるなど、4人が熱中症にかかって病院に搬送されました。
栃木県でも、男女合わせて3人が病院に搬送され熱中症と診断されています。
千葉市緑区のゴルフ場でも、67歳の男性がゴルフのプレー中に気分が悪くなって病院に運ばれ、熱中症とみられています。
一方、朝の時間帯にも熱中症にかかる人が相次ぎ、川崎市高津区では午前7時ごろ、自宅で入浴していた70代の女性が風呂場で倒れているのを家族が見つけ、女性は病院に運ばれましたが、意識不明の重体となっていて熱中症と診断されたということです。
消防は、原因ははっきり分からないとしていますが、気温にかかわらず、入浴中に体温が上昇し水分が失われることで、屋外で太陽に照らされたのと同じめまいやおう吐など熱中症の症状が現れることは、お年寄りに多くみられるとしています。
神奈川県小田原市でも、午前8時半ごろ、78歳の男性が自宅で起き上がることができず、病院で熱中症と診断されました。
関東地方で、20日、熱中症の症状で病院に搬送されたのは、5つの県で12人となりました。

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