復興投資名目勧誘:15億円超詐取か 顧客が告発検討
毎日新聞 2012年04月17日 02時30分(最終更新 04月17日 02時53分)
毎日新聞の電話取材に対し、代表者とされる男性は「その(15億円)くらい集まったが全額は私の手にのっていない。元本保証とは言っていない」と釈明。「(勧誘時に)適当(でいいかげん)な情報が流れたので昨年7月ごろ『もう金は預からない』と(リーダーらに)言ったが、その後も私の名前を使って集めた人がいるようだ」と話した。
復興事業については「仮設住宅を造る作業員を調達する話があったが……」と言葉を濁し、「がれきの中間処理場に投資したが、私がだまされてしまった」などと述べた。
国民生活センターによると、大震災発生から今年3月まで、同支援会のような震災関連の「ファンド型投資商品」に関する相談は1329件寄せられている。